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第9巡回控訴裁判所はドナルド.トランプ氏の旅行禁止令に挑戦したハワイの主張を支持したことが今日判明した。先月メリーランド州第4巡回米国控訴裁判所も同様の決定をしたが、両方の挑戦者は最高裁にトランプの旅行禁止令を打破するよう要請した。メリーランド及びコロンビア特別区(D.C)はトランプを利益相反による憲法違反で告訴した。トランプは就任後からわずか3か月間で130回以上、連邦裁判所に訴訟が提起されている。正常な範囲を超えるトランプ政権下の訴訟は慢性化しつつある現状で、共和党にとって深刻な問題はトランプの頻繁で有害なツイートであり、複数のメンバーは苛立ちを表明した。

トランプ政権は最近、旅行禁止の大統領令を停止したこれらの裁判所に対抗する為、最高裁に申請書を提出した。ハワイ及びメリーランド州はこれに対応する為、トランプ大統領がイスラム教徒の禁止を実施しようとしていた「普遍的な認識」があると主張し、大統領令を拒否し、違憲を宣言するよう最高裁に要請した。旅行禁止の大統領令に対する各州の挑戦者は「宗教的差別は憲法の保護に違反しているという根本的な問題を解決することはできない」と主張した。ハワイ州のダグラス.チェン司法長官及び関係者は「憲法修正第一条は、政府が政治社会で信仰に基づき市民の地位を確立することを禁じている。大統領はイスラム系アメリカ人に負担をかける命令を発行した時、その掟に違反した」と彼らの訴状で述べている。ハワイの訴訟は、島の複数のイスラム教徒住民が参加し、連邦裁判官は3月15日トランプの旅行禁止令の改定版に対して、全国的にその施行を停止した。メリーランドのケースは先月リッチモンド第4巡回米国控訴裁判所によって大統領令の停止が維持された。今日、第9巡回控訴裁判所の3人の判事はトランプの旅行禁止令は大統領の権限を超えるとし、ハワイの挑戦を支持し、大統領令の施行停止を維持する判定を下した。トランプ政権の司法省はこれらの両判決を最高裁に上訴したため、判決を審理するかどうかを決定する。12日両方の挑戦者は最高裁に旅行禁止の打破を要請した答弁書を提出した。

加えて、メリーランド州とD.Cの弁護士はトランプ大統領に対する外国及び国内政府の支払いは憲法違反であるとして訴訟を提起したことが12日判明した。トランプは外国及び地方政府の関係者を接待するため、トランプの企業に対する支払いはメリーランドとD.Cのビジネスに影響を与え、トランプ所有企業に特別扱いをするよう圧力をかけていることが告訴の理由である。トランプ組織は外国政府から受ける利益は米国財務省に寄付していると述べているが、身分を確証することを顧客に要求していないため不透明である。既にトランプのイスラム6か国からの旅行を禁じる大統領令に対する阻止に成功している2州の民主党司法長官は、トランプ政策に挑戦する役目を先導している。この二人の司法長官は、トランプが引き続き給与外の政府支払いを受理することを防ぐため、メリーランドの米国地区裁判所が命令することを求めている。議会の許可なしに政府からギフト及び現金を受けることは憲法違反であるばかりでなく、同じ地区の多数のビジネスに多大な損害があると主張している。メリーランドとD.Cの弁護士は、トランプが自身のビジネスに土地利用許可または恩恵を与えるよう求める時「耐え難いジレンマ」があると表明している。

非営利倫理団体による訴訟が提起された1月、民主党議員らはトランプに潜在的な腐敗の影響があることを批判した。これらの原因及び結果として、⑴ トランプのビジネスは多数の従業員を抱える企業ではなくファミリー.ビジネスであるため、就任と同時に、会社の運営は二人の息子に任せ、所有権を維持することを決定した。最初、資産を譲渡すると公表していたが、ブラインド.トラスト(白紙委任信託)による管理方法を選択していないため、彼は直接利益を得ていることが可能な状況になっている。⑵ 外国政府はトランプ国際ホテルを通して、トランプにビジネスを提供することで利害関係が成立している不公平な優位性があるため、民間からの苦情が発生しやすい。⑶ このようなビジネス関連の訴訟は、結局納税申告書及び財務関連書類の公開を強く追求される結果になる。

就任前トランプは給与を受けないと公言したが、現在の状況は不透明である。4月初旬、ホワイトハウスの報道官ショーン.スパイサーは、大統領は最初の3か月分の給与を国立公園サービスに寄付したと述べた。しかし、給与を受けていないことを証明する要請を拒否したと報告されているため、彼が給与を受理しているかどうか不明である。トランプは最初の3か月間で134回連邦裁判所に告訴されており、トランプ政権に対する法的挑戦は前代未聞の頻度である。これは近年の3人の大統領の合計数値より3倍近い割合である。これらの訴訟に関する分類は ① イスラム国からの旅行禁止による州の告訴、② トランプ.ビジネスの利益相反に対するビジネス組織の告訴、③ 聖域都市など移民政策に関する州弁護士の起訴、④ 政策と政権の混沌を不満とする一般市民による苦情などが挙げられる。

複数の議会内外の共和党はトランプ政権が顕著な頻度で訴訟に直面していることより、ほぼ全ての事に対して無益なツイートを頻繁に投稿する事をもっと懸念している。トランプのツイートのメッセージは、彼自身及び共和党を傷つけている事実に本人が気づいていないか、又は抑制能力に欠けている事が深刻であると指摘している。サウス.キャロライナの米国上院議員リンジィ.グレイアムは先月もツイートを止めるよう要求したが、昨日もCBSの Face The Nationでのインタビューで、彼のツイートは共和党の苛立ちの原因になっていると述べ「静かにしていれば、調査については明白になるが、不適切な話を止めることが出来ないので、落ちて行く歴史上最初の大統領かもしれません」と批判した。グレイアムは崩壊している移民法のような課題を援助する意思があるが、トランプのツイートは共和党を「助けていない」と苛立ちを表明した。大統領候補者の一人であったジェブ.ブッシュは今日CNBCでのインタビューで、トランプのツイートは頻繁過ぎると批判し、政策課題に集中するべきであると指摘した。他にも上院議員のボブ.コーカーを含む複数の議員及び多数の共和党有権者もツイートの過剰乱用を批判している。

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