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Image result for images of Jeff Sessions on June 13, 2017

司法長官のジェフ.セッションズは 13日の上院情報委員会での約3時間の証言中、予測通り重要な質問にはほとんど答えなかった。ある場面では、元FBIディレクターのジェイムス.コミを解雇した理由について選挙前の発言と矛盾する証言をした。彼はロシア外交官との会合で不適切な会話をしていないと主張し、ロシア問題には一切関与していないと述べた。セッションズはトランプとの会話に関する質問には全て応答することを拒否したため、委員会パネルを怒らせた。トランプ大統領に対する驚異的な忠誠心があることを示唆した彼の証言には幾つかの注目すべき瞬間があった。

昨日午後から開催された上院情報委員会で、司法長官ジェフ.セッションズはトランプ大統領に非常に忠誠心があるとの印象を与えた。ほとんど肝心な質問、例えば ⑴ ロシア関連の調査をしていたジェイムス.コミについてのトランプとセッションズ間の会話に関する質問、⑵ ロシア関連の調査から身を引いたセッションズの3月の決定についてトランプが懸念を表明したかどうかの質問、⑶ コミの解雇に関連する彼の推薦メモは何であったかとの質問などに応答することを拒否した。セッションズは、大統領との個人的会話を委員会で公開することを阻止する行政特権をトランプが望んでいる場合を考慮し、両氏間の会話を委員会と共有することを全面的に拒絶した。

彼は、ロシア大使セルゲイ. キスリャクと昨年2回あったことを認めたが、3度目の機会にワシントンD. Cのホテルで会ったかどうか聞かれた時、そのような会合及び会話については記憶がないと答えた。セッションズはキャンペーン期間中、主なトランプ陣営のアドバイザーであり、その期間にロシアの外交官と会ったことを認めたにも関わらず、その役割が何であったのか、なぜロシア関連の調査からの辞退が3月2日まで遅れたのか、矛盾の無い説明を提供することに失敗した。彼は、調査から身を引いた理由について「司法省の規定」に従ったと述べたが、キャンペーンでの役割との関連性について説明しなかった。また、セッションズは強い擁護的姿勢を見せ、米国の選挙を干渉したロシアと彼を含むトランプ陣営が「共謀したかどうか」を調査している現状を「甚だしく厭わしい嘘」であると批判した。ニュー.メキシコ州米国上院民主党議員のマーティン.ハインリッヒは、セッションズが完全に真実を伝える宣誓を遵守していないとし「貴方はこの調査を妨げています」と指摘した。ある時点で、上院民主党議員のロン.ワイデンはセッションズに対して「我々は民主主義機関に対する攻撃」について話しており「アメリカ人は、関連性のある質問の回答拒否に特権があるとか、限界があるというようなことを聞きたくありません」と苛立ちを表明した。

彼の証言で注目した幾つかの瞬間は ① 2016年4月、ワシントンD.Cのメイフラワー.ホテルでロシアの関係者と会合があったことを否定した。キスリヤク大使と個人的な会話があったかどうかについて「何らかの交渉があったとしても、私はそれを覚えていない」と述べた。これはメディアの報告に矛盾する主な証言の一つである。② ロシア関連の調査から辞退した理由について、本人はトランプ陣営の一人であった為、利害関係が生じることの疑惑と複雑性を解消することが主な理由であるとの最初の報告とは異なり、司法省の規定に従ったと主張した。民主党女性議員に「その規定は記載されたものがありますか」と聞かれ、セッションズは「そう思います」と答え、規定を強調したにも関わらず、その規定文書の存在さえ明白にしなかった。③ コミを解雇した理由はクリントンのEメールの対処が「非常に悪かった」ことであると証言した。しかし、コミは別件捜査中、重複であると推測された多量のメールがクリントン側近の夫のコンピューターから発見された時、議会に手紙で知らせたことを10月28日に公表した。セッションズは10月末「コミはその新たなニュースに絶対的な義務を負っていました」と述べ、コミは「正しいことをした」と語った。そのビデオは最初にMSNBCニュースによって昨夜公開された。また、コミが解雇される前「 私はコミの仕事に懸念はしていません」と述べた。これは、セッションズの証言の一部に顕著な虚偽がある事を示唆した。

多数のパネル.メンバーは、トランプとの会話の内容を執拗に質問したが、語ることを頑なに拒否したセッションズに対し、ハインリッヒは「私は貴方が、ディレクターの(ダン)コーツが沈黙し、ディレクターの(マイケル)ロジャースが沈黙したように、沈黙していると思います。音声を上げて話してください」と述べた。ハインリッヒは6月7日に開催された4人諜報上層部の上院情報委員会でも同様の状況があった事に言及した。8日コミの証言前、彼が証言する内容をトランプは事前報告するよう求めたとの報告がある。従って、セッションズの証言はトランプと事前に協議した可能性があるか又は彼の記憶力に問題があるか、どちらかの可能性がある。何れにしても、トランプとの間に過剰な密着性があることを示唆した。特にトランプは憲法を無視する深刻な問題があるため、今日約200人の議会メンバーはトランプを告訴することを公表した。司法長官は米国憲法に忠実であり、大統領とは独立していなくてはならないが、セッションズは過剰にトランプを保護している為、昨日の証言の姿勢には前代未聞の腐敗の構造がある事を示唆した。

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