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トランプは昨日、テープを作成していないこと及び所持していない事をツイートで公表した。今日フォックス.ニュースのインタビューで、その虚偽の行動を平然と正当化した為、メディアは唖然としている。オバマ大統領は昨年8月ロシア大統領ウラジミール.プーチンが2016年の米国選挙でトランプを勝利させる為、直接命令した事を知らされていたと今日報告された。このロシアの前代未聞の選挙妨害に関する調査から、アンマスキングという新用語が最近使われるようになった。一般的な解釈とは異なるアンマスク又はアンマスキングとは何か?

トランプは元FBIディレクターのジェイムス.コミを5月9に解雇した後、5月12日午前5:26分のツイート投稿で「ジェイムス.コミは記者に漏らし始める前に我々の会話のテープはないことを望んだ方が良い」とツイートした。このメッセージの公開は、更に司法妨害の疑惑を深めたため、約2週間前、下院情報委員会は6月23日までにテープを提出するようトランプ大統領に要請した。一部の論説者は「脅し」であり、テープは存在しないと推測していたが、その洞察は正解であった。6月22日9:54 AMのツイートで、トランプは「最近報告された電子監視、傍受、アンマスキング及び違法の情報漏洩など、私は全く知らない」と述べ、それらの分野で知識がない事を示唆した。9:55 AMの2つ目のツイートでトランプは「ジェイムス.コミとの私の会話を録音したものがあるかどうか…しかし、私はそのような録音を作成していないし、持っていない」と公表した。これらのツイートでは、他に誰かがテープを作成しているかもしれないと暗示した。先月大統領の会話を録音するシステムがホワイトハウスに存在するかどうか、関係者は誰も理解していなかった。また、FBIは諜報機関にトランプ及びコミの会話を録音したテープが存在しないことを明らかにした。

トランプは司法妨害で調査下に置かれたことが判明して以来、彼を悩ませているようであるが、23日フォックス.ニュースFox & Friends でのインタビューで、会話の録音テープがあるような印象を与えた5月12日のツイートはコミが6月8日に開催された上院情報委員会の証言で正直に語ることを促進するため意図的であったことを示唆した。テープに関する質問に一瞬、間を置き「それは、それほど愚かではなかったと言えます」と述べ、コミが「これらの公聴会で正直に留まった」と述べた。トランプは「政府のテープであろうと他の何かであろうと、そこにテープがあるかもしれないことを彼が知った場合、私は彼の話は変わったかもしれないと思う」と語った。また、コミは特別捜査官のロバート.ミュラーについても話題を提起し「彼はとても、とてもコミと良い友人同士です。それは非常に厄介です」と述べた。

トランプは、昨日のツイートで電子監視システムやアンマスキングなどについては全く何も知らないと述べている。事実、アンマスク(unmask)アンマスキング(unmasking)の表現が登場するようになったのは最近からである。アンマスキングは、通信がモニターされている人物の身元を明らかにすることに言及し、諜報機関が使用する用語である。つまり、傍受されている人物を明白にすることを意味する。4月初旬、オバマ政権下で元国家安全保障顧問であったスーザン.ライスは就任中、政治的理由でドナルド.トランプの移行チームで外国政府当局者と会話があった一部の人物をアンマスクしたと批判された時、最初にこの表現が紹介された。その頃、次から次にトランプ陣営でロシアの外交官とコンタクトがあった人物の名前が漏れていた。しかし、アンマスキングとリーキング(情報漏れ)には同等の意味はなく、諜報部が使用するアンマスク又はアンマスキングは「明らかにする、暴露する、公開する」などの一般的に使用されている意味とは性質が異なるスパイ用語の類である。

現在、ロシア関連の調査は前代未聞の規模と頻度で実施されているが、元オバマ政権下の諜報関係者は頻繁に上院及び下院委員会に召喚されている。その状況下で、23日ワシントン.ポストは、2016年の大統領選で、ロシア大統領のウラジミール.プーチンはサイバー攻撃により、ヒラリー.クリントンを敗北又は少なくともダメージを与える事でトランプを勝利させる具体的指令を下していたことを報告した。オバマ大統領は昨年8月、最初にその情報を受け、数ヶ月間ロシアを罰する方法について論議した。12月末、米国在住のロシア外交官35人を本国送還することを承認した制裁はロシアに対するかなり穏健な措置であったが、上院議会は15日本格的な拡大制裁法案をほぼ全会一致で可決した。現在一市民であるバラク.オバマはプーチンによる米国選挙の攻撃に対して、長い間ジレンマに苦しんいることをポストは詳細に描写している。8月に学んだ諜報部からの報告を選挙前にオバマ氏が公開していた場合、現在大統領はヒラリー.クリントンであったかもしれない。トランプは昨日、テープの脅しはコミに真実を語らせるため意図的に行ったと告白したため、彼自身の嘘をカバーするための工作が皮肉なことにコミの証言が真実であることを認める結果になった。故に、超党派の多数のメディアはこのトランプの動きに注目した。

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