アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2017 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

Image result for images of Trump is punching CNN logo

トランプ大統領は土曜日の早朝、レスリング台側でCNNのロゴで顔を隠した男性を床に投げ倒し、殴っている自分のビデオをツイートした。トランプは極度のストレスに直面しているように思われるが、暴力ビデオが何を意味しているのか論争的である。彼の無謀なメッセージは暴力を奨励しているか又は戦略的計算であるとの推測も含め、反響は多大である。また、憲法修正第25条を発動してトランプを弾劾するべきであるとの意見もある。暴力的な印象をアピールしている米国大統領の前代未聞の行動は何を示唆している?

トランプは男性を殴っているビデオを1日ツイートに公開した。これは「ニガー」などの禁句を平然と使用したメッセージがツイートされる白人至上主義または人種差別グループのサイトに紹介されたものである。このようなサイトがトランプのプロパガンダに利用されていることを示唆している。20秒程度のビデオはトランプに殴られている男性の顔をCNNのロゴで隠す為、オリジナルのビデオを編集したものである。このビデオを最初に紹介したサイトによると、ビデオのオリジナル版は2007年に「億万長者の戦い」の際、トランプがプロレス団体WWEのCEOビンス.マクマホンと対決した時に撮影された。リアリティ.ショーのエンターテイナーであったトランプの過去の世界は想像以上であるが、なぜ彼がこれを公開したのか? このビデオには#詐欺ニュースCNN#FNNの一行メッセージが含まれている。このビデオ公開の目的は、メディア、特にCNNを嫌っているトランプがCNNを叩きのめすとの激しい怒りによる挑戦の意思を反映していると分析されている。

Related image

ピューリツァー受賞のジャーナリズムの先駆者で、ニューヨーク大学の教授、ワシントン.ポストの記者であるカール.バーンスタインはトランプの行動に反応し、米国のメディアに対するトランプ大統領の挑戦に立ち向かうよう呼びかけ、これは「悪性」であると訴えた。CNNのNew Dayでのインタビューで「私たちは外国の領土にいる」と述べ、これまでのような悪質な大統領であったことは一度もない。我々のリーダーに、我々のジャーナリストに異なる類の報道を求め、この大統領職と大統領に異なる類の対処をすることを要求している」との現状についてコメントした。更に「私は遥かに大きなことが起こっていると思います。悪い大統領の真っ只中にいるということです」と語り、米国のリーダーらは彼の性格、彼の能力、彼の気質を心配しているとコメントした。つまり、メディアに対して暴力を扇動している危険性があるトランプに対しての対処法を変える必要があると指摘した。

このような状況で再度憲法修正第25条を発動してトランプを除去するよう呼びかける声もある。ジョンF.ケネディ大統領の暗殺余波後、議会が提唱し、各州が批准した第25改正案はこの憲法第4項で、大統領が大統領の「権限と任務を遂行することができない」場合、大統領を撤去することが認められている。また、大統領が死亡、撤去、辞任、または無能の場合、副大統領を大統領として就任させるための手続きを規定している。1970年代のウォーターゲート.スキャンダルは、これらの手続きの適用を参考にしたが、弾劾前にリチャード.ニクソンは辞任を決定した。憲法修正第25条を発動してトランプの除去を求めている人たちは主に主要メディアのジャーナリストである。ニューヨーク.タイムスのコラムニストであるロス.ドゥーアットは7月2日1:20 PM 「大統領のツイートについては、修正第25条の救済がなければ、彼らと一緒に暮らすだけである。愚痴を言うことと抵抗することに違いはない」とツイートした。同じく2日、ニュース.キャスター及び政治評論家のキース.オルバーマンは8:53 AM「官僚が今日修正第25条を発動しなければならないと同意する場合、RT(re-tweet)し、即時にドナルド.トランプから大統領職を除去してください」と要請した。

トランプの無謀な言動のタイミングは6月29日ウォール.ストリート.ジャーナル(WSJ)の報道に一致している。WSJは5月14日に死亡した共和党ベテラン活動家ピーター.スミスが死亡前にヒラリー.クリントンの33,000の電子メールをロシアがハッキングしているとの憶測に基づき、ロシアのハッカーからクリントンのメール入手を試みたと公表した。スミスはFBIディレクターのジェイムス.コミを解雇してまでトランプが保護に執着しているマイケル.フリンと結びつきがあったとWSJに語ったという。トランプはキャンペーン中の集会で、ロシアがそのメールをハックすることを希望すると公的に述べていた。ロシアのハッカーと連絡を取ったスミスはトランプ陣営のメンバーに関与があった点で、複数のメディアはロシアとトランプ陣営との調整があったことを示唆した最初の報道であると分析した。多数の点で不明であるが、WSJが報道した同日トランプはモーニング.ジョーのホスト2人を個人攻撃した。そのような混沌下で、議会は医療改革など最優先課題に向けて専念することに葛藤している状況である。

トランプを肯定的に評価することは滅多にないメディアに対する彼の一連のツイートでの攻撃はトランプが極度なフラストレーションに直面しているとの印象を与えている。しかし、3日ワシントン.ポストは、トランプの「メディアに対する戦争は戦略的計算である」と2月に述べたその主張を再度強調し、CNNに対する暴力的なビデオは彼が望んでいるものを得るための計算された戦略であると述べている。ポストは「トランプは主流メディアをライバルと見ている。彼が達成したいと思っているものの間に立つ危険な敵である」ため、メディアに憎しみを抱いていることを示唆した。彼の言動、政策、虚偽を頻繁に批判するメディアに対して、繰り返し「フェイク.ニュース」であると抵抗するか又はマインド.コントロールしない限り、支持者を失う可能性は急激に高くなる。既に2020年の再選に登録した彼の最大の恐れは支持者を失うことである。しかし、暴力的ビデオをツイートすることで前代未聞のメディア攻撃を示唆する行動が最善の対策であるかどうか疑問である。彼は自滅行為を繰り返しているが、多くの専門家はWhat goes around comes around(自業自得)の教訓を学ばない限り、残されている道が何であるかを既に予測している。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。