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Image result for images of declaration of independence on July 4, 2017

1776年7月4日、ペンシルバニア州フィラデルフィアで建国の父達が先導した大陸会議は英国とその国王に対して独立宣言を採択した。米国民がその独立記念日を祝っている今日、特に思い出すことは革命期1776年の独立宣言草稿でトーマス.ジェファーソンが最初に使った「全ての人は平等に創造された」という句である。この歴史的宣言句は 240年以上幅広く認識され、引用されている。最近の政治風潮は独立記念日の基本原理が益々失われている傾向がある。オバマ前大統領は数日前、グローバリズムに反する過激なナショナリズムの台頭によって、少数派が攻撃的な待遇を受けていると指摘した。しかし、建国の基本原理を守る動きも完全に衰退していないため、幾つかの要因により米国にはまだ希望があることを示唆している。

現実的には、その独立宣言の基本原理は蔑ろにされていると感じることが頻繁である。建国の父はその平等の精神において、全ての人類が生命、自由、幸福を追求する権利があることを宣言しているが、最近の政治傾向は極端にこの精神が失われている。例えば、イスラム教徒を米国から追放する意図が指摘されている人種差別的政策、3,000万人以上が医療保険を失う結果になると警告されている医療保険法撤廃の提案、幸福の追求は全ての人々が健康と安全な生活を維持する基本的要件と並行しているはずであるが、空気清浄化を図るための前政権の規定を全て破壊する現政権下の試みに加えて、最も顕著な例は特に共和党州で黒人及びヒスパニック系の少数派をターゲットにした投票権抑圧につながる投票制限の動きがホワイトハウスから起きている例などが挙げられる。これらは全て、現在の政治が非人道化し、党派を超えた建国の基本原理が忘れられている証拠である。

タイム誌によると、オバマ前大統領はジャカルタを訪れ、1日に開催されたインドネシア.ディアスポラの第4回議会でのスピーチで「私たちは分派政治の上昇が見られ始めている。攻撃的な類のナショナリズムの台頭を見始めている。先進国と途上国の両方で、少数派に対する悔恨の増加、及び我々とは外見の異なる人々または私たちと同じ信念を実践していない人々に対して悪い対処を見始めている」と語った。パリ協定の重要性について 「パリでは、気候変動と戦うため歴史上最も野心的な協議の合意に達した」と述べた。また、米国の宗教的自由と報道の自由を保持することについて「寛容と節度及び他人に対する尊重のために立ち上がることを否定し、我々が達成した全てに疑いを持ち始めた時、我々が達成した進歩は継続しません」と警告した。

独立記念日の基本的原理から見ると、オバマ前大統領が指摘した通り、近年の政治風潮は益々党派的に傾き、紛争と分裂を招いている。トランプ政権は、大統領令及び環境保護局(EPA)の両方でほぼ全てのオバマ政権の気候変動規定を廃棄することを目指している為、多数の環境保護団体及び一般市民は裁判及び抗議活動を通してEPAに挑戦している。控訴裁判所はオバマ前政権の気候変動に対処する規定を弱体化するEPA長官スコット.プルートの決定を阻止したことが昨日報告された。ワシントンDC地区の控訴裁判所は、オバマ政権の新たなメタンおよびその他の汚染物質の排出を制限する基準を90日間停止するEPAの決定を2対1の判決で却下した。控訴裁判所はEPAが基準の見直を検討する権利があると認める一方で、規定を保留または延期することはできないと判定した。

加えて、トランプは2016年の大統領選で人気投票数が民主党対抗者のヒラリー.クリントンより約300万票少なかったことに極度な抵抗を示し、数百万人の不正投票者のおかげで、人気投票を失ったと主張し続けた。超党派の調査機関及び議員は全てその証拠はないと公的にトランプの主張を否定したが、彼は根拠のない妄想に基づき、5月11日に不正投票を調査するため選挙保全に関する大統領諮問委員会を発足する大統領令に署名し、選挙保全委員会を設置した。その委員長として、投票抑圧法推進のチャンピオンであるカンザス州の司法長官クリス.コバッチを指名した。その後、彼のチームは50州に対して、氏名、年齢、住所、電話番号などの一般的情報に加えて、所属党派、投票違反歴、最後4桁の社会保障番号を含む彼らの州の全有権者の個人情報を提供するよう要請した。

しかし、この要請を一部または全面的に拒否した州は7月4日独立記念日の時点で 40州以上に達したことが判明した。この不純な動機により発足された選挙保全委員会に対して、コバッチの州であるカンザスでさえ、一部情報を提供できない現状であることを知った委員会メンバーの一人は辞退したことが今日判明した。圧倒的な大多数州がその要請の一部または全面的に拒否した理由は、個人のプライバシーに違反すること、機密性の高い社会保障番号は公的に利用できないこと、トランプ政権の目的または要請の明確な理由が不明だったためである。歴史的に、連邦政府は各州に選挙管理の権限を与えている為、拒否した劇的なコメントの一つは、保守派州であるミシシッピーの反応である。同州地元紙6月30日の報告によると、ミシシッピー州共和党長官のデルベール.ホセマンは、この要請を受けた後「彼らはメキシコ湾に飛び降りることができます。ミシシッピーは飛び降りるのに素晴らしい州です」と強烈な抵抗の冗談を述べ「ミシシッピーの居住者は、独立記念日及び我々の選挙プロセスを実行することによって、我々市民のプライバシーを保護する我州の権利を祝うべきです」とコメントした。 圧倒的大多数の超党派有権者は、いつ弾劾に追い込まれるか不明な大統領が率いるコバッチの選挙保全委員会に個人情報を提供することに多大な抵抗を示したと報告された。

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