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Image result for images of 5 congressional delegation to Afghanistan during the vacation July 4, 2017

上院議会の超党派5人の代表者は独立記念日の休暇中に中東を訪問し、戦略がないことを含めて幾つかの発見をした。キャンペーンで攻撃的なISIS戦略をアピールしたトランプ大統領は、実際には軍事関連の決定をペンタゴンに任せており、最高指揮官の権威を担っていない。北朝鮮の攻撃性は脅威的にエスカレートし、昨日実施したミサイル実験は米国を攻撃する能力があると判断された為、緊張が高まっている。その状況下で今日ドイツに向けて旅立ったトランプ大統領は、金曜日のG20でロシア大統領ウラジミール.プーチンと対面することに多大なプレッシャーがあると言われている。トランプ大統領は北朝鮮の攻撃性に対する彼個人の明確な計画は何もないとの分析もある。

独立記念日の休暇中、中東を訪問した両党の上院議員は古参共和党ジョン.マケイン(アリゾナ)、リンジィ.グレイアム(サウス.キャロライナ)、民主党のエリザベス.ウォーレン(マサチューセッツ )を含む5人である。彼らはアフガニスタンを訪問し、トランプ政権はほとんど戦略がないことを知った。驚くことに、カブールではまだ大使さえ任命されていない不安定な状況があることを発見した。彼らと会話した米軍の一人は国務省が空洞化しているため、警戒していると語った。これは極端に予算を削減し、必要な人員を埋めていないため、レックス.ティラーソン長官は最近苛立っていると報告された。アフガニスタンには9,000以下の兵士が駐留しているが、トランプはある時点で数千人の軍隊増加について語った。驚く事にトランプは事実上、軍事決定の責任をペンタゴンに任せている。歴代全ての大統領は米軍の最高指揮官として、軍事決定の最終的な権威者であるが、トランプはその権限を放棄している為ISIS戦略ではオバマ政権と著しく異なっている。4月5日のニューヨーク.タイムスによると、そのような決定はしばらく公表されていなかった。任期中のオバマ大統領は米国の伝統に従い、非常に複雑なプロセスを通して最終的な決定を下す際、如何なる軍事行動も市民の犠牲者を出さないことが原則であるため、両側の意見を聞き最大の配慮をしたが、トランプ大統領は軍隊に自由を与えているため最終的な責任は国防総省にある。トランプは同省の長官ジェイムス.マティスとの合意により「幾人かの市民の犠牲者を出すことも許可されている」状況であり、軍事政策におけるトランプ大統領の立場は歴代の大統領とは前代未聞の違いがある。

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トランプ夫妻は7日G20サミット主催国ドイツに向けて今日ホワイトハウスを出発した。当地時間午後10時15分頃ポーランドに到着し、明日木曜日ドイツに到着する予定であるようだ。G20が近づくにつれ、トランプのプレッシャーは増加していると言われている。この機会に就任後初めてプーチンと対面し、会談する予定であるが、超党派内外の関係者はトランプ大統領がロシアに対して強固な姿勢で臨むことを希望している。ロシアは2014年のクリミア併合の結果として、国際社会の制裁を受けた。2016年12月下旬、オバマ前大統領はロシアが大統領選を妨害した罰としてロシアの諜報部員35人を追放し、米国にあるロシアの2つの施設を閉鎖する制裁を課した。トランプの関心はロシアと協力し、シリアのISISを打破することであるが、 トランプはこの制裁を解除するのではないかと懸念されている。CNNによると、初めての対談でトランプはプーチンと何を語るのかという疑問について、クレムリンの報道官は「本格的な座席会議として計画されている」と語った。また、双方が向かい会った典型的な形式で、握手を交わした後、2人の指導者間の簡単な公式発言が交換されるだけである。国土安全保障顧問のH.Rマクマスターは「特定の議題はない」と語った。

一方、国務省は昨日北朝鮮が発射したミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)であると公表し、国連の行動が必要であると呼びかけた。ロイターによると、 新しく開発されたICBMは大規模な核弾頭を搭載する機能があると北朝鮮が主張したため、核兵器の責任を追及する国際的な行動を米国が呼びかける時であると指摘した。トランプは今朝4:14AMのツイートで「米国は世界史上幾つかの最悪の貿易取引を行った。私たちを助けない国々となぜこれらの取引を継続しなければならないのか」と表明した。4:21AMのツイートでは「中国と北朝鮮間の貿易は第1四半期にほぼ40%増加した」と述べている。トランプは今朝一連のツイートで、北朝鮮の核開発計画に対して、中国は北朝鮮に十分なプレッシャーをかけていないと批判し、北朝鮮の攻撃性を阻止する上で、中国に協力を求める事が困難であることを示唆した。

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中国及び北朝鮮問題に関して、2013年4月から今日までのトランプのツイートを分析したワシントン.ポストの全国特派員フィリップ.バンプは、トランプには北朝鮮問題に対する計画はないと明言した。トランプは4年前、北朝鮮を支配している中国は米国の「主な脅威」であると見ていた。彼は予備選の期間に「北朝鮮は中国の問題であり、オバマが強い勢力を用いないので、中国はオバマ大統領を尊重しなかったため、北朝鮮には対処していない」と表明した。2016年1月の討論会では、中国を「通貨操作者」であると呼び、中国に関税をかけた場合、中国を北朝鮮問題に対処させることができるかもしれないと強固な発言をした。同年4月も引き続き、オバマ大統領は増加している北朝鮮の攻撃性を「無力に見守っている」だけであり「私たちの大統領は米国に対する経済的攻撃を中国に続けさせている」と批判した。9月の討論会でも「中国は北朝鮮に関して完全に強固である」と述べ「中国がその問題を解決するべきである」と主張した。11月の大統領選に勝利した数日後、トランプはホワイトハウスを訪問した。その時、オバマは「北朝鮮は彼が直面する最も緊迫した問題である」とトランプに警告した。大統領就任100日目を迎えた今年4月、トランプはフォックス.ビジネスでのインタビューで中国に問題を解決させることはそれほど簡単ではなかったと語り「言い換えれば、人々が思うほど簡単ではない」と述べた。就任以来、トランプの「ツイッターでの反応は北朝鮮の問題で中国を非難すること、及び問題を包囲することに中国を外すには及ばないとの考えにぐらついていた」ことを示唆した。7月3日7:24 PM のツイートでは、「韓国と日本は、ずっと我慢するだろう。恐らく、中国は北朝鮮に重厚な動きを見せ、このナンセンスを何とか終わらせるだろう」と一貫して中国に期待していることを示唆した。

就任後2回目の国際舞台でトランプは 20か国のリーダー達とのチャレンジに直面すると予測されている。トランプに対する超党派の専門家によるほぼ共通の希望はロシアに対して威厳を保つ事であるが、多数の政治評論家はそれも期待していないことを表明した。一方、北朝鮮のICBM実験は米国を攻撃する能力、特にアラスカに到着する範囲にあることを示唆したため、緊張が高まっているが、複数の専門家はトランプの期待に反し、中国が何か決定的な行動を取るとは推測していない。彼らは中国やロシアには期待できないので、トランプは特に外交政策に関するツイートを止め、北朝鮮に対する戦略を考えるべきだと指摘した。超党派の専門家が提唱している選択肢は ① 国際的解決法を明確にする、② 北朝鮮に対する交渉を行う、③ 軍事行動を開始する、④ 中国政府及び企業の両方に多大な圧力をかけるなどである。米国の国連大使ニキ.ヘイリーは今日開催されている緊急な安全保障理事会で、軍事力行使はオプションではないと述べた。

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