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プーチン下のロシアはデモ抗議者を投獄することで有名であり、反ロシア政府の個人に対する政治弾圧または殺害が行なわれている非道な国である。これもロシアに制裁を課している米国政府の主な理由の一つであり、米国の一般的著名人はロシアを米国第一の敵国と見ている。しかし、トランプ大統領はG20サミット中7日のプーチンとの会談で「名誉」を表明した。2016年の米国大統領選に干渉したロシアに関するトランプ及びプーチンとの会談の内容を報告した両国側近は、双方に大幅な矛盾があったとして論争的である。加えて、トランプの長男はキャンペーン中、ロシアの人権非道に対して2012年に制定された米国の法律に反対しているロシアの顕著な弁護士との会合をアレンジしたと昨日報告された。

ロシアは反政府の個人を弾圧する非常に危険な国である。ロシアの弁護士セルゲイ.マグニッツキー死亡事件は、米国でロシアの人権問題に対抗するための法律制定に結びついた。BBCによると、マグニッツキーはモスクワの法律事務所の監査官であり、ロシア税金当局と警察官による大規模な詐欺行為があることを発見した。彼は2.3億ドルの盗難を明らかにし、当局に報告した後、脱税を助けたとの容疑で2008年に拘留され、2009年11月16日37歳で死亡した。未治療の膵炎に起因する急性心不全および毒性ショックで死亡したと言われていたが、ロシアの人権委員会による調査では、彼の家族の申し立てに基づき殴打で死亡したと報告された。強い要請にもかかわらず、ロシアは彼の死因に関する調査を停止した。2009年モスクワの刑務所で謎の死を遂げたマグニツキーの事件はプーチン下のロシア政府による最悪の「腐敗の象徴」として西洋諸国に注目された。米国議会超党派の議員は圧倒的支持でマグニッツキー法案を通過し2012年12月オバマ大統領はこの人権法に署名した。この法律により、米国は人権侵害に関与していると疑われるロシア当局者のビザを停止し、金融資産を凍結することを可能にした。

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加えて、2年間で2回毒物から奇跡的に生存し、今年3月から米国メディアに注目されている人物は英国とロシアの二重国籍及び米国のグリーンカード所有者であるウラジミール.カラ.ムルザである。ムルザは2015年、クレムリンから短距離内で射殺されたロシアの反政府リーダーであり、親友であったボリス.ネムツォフを描写したドキュメンタリー映画を宣伝していた顕著な反ロシア政府活動家である。2015 年モスクワへの旅行中、彼は突然明らかな毒物で危篤状態に陥った。今年3月、2年間で二回目の毒物による被害者として生存したが、疑いのある中毒で突然腎不全を起こし、ほぼ死亡する経験をした2015年の症状に類似していた。ムルザは、現在バージニア州に妻と暮らし、ボリス.ネムツォフ自由財団の会長及び市民社会と民主主義を促進するオープン.ロシア財団のコーディネーターを務めている。3月29日、彼はロシアの政治的弾圧について上院委員会の前で証言し、複数のニュース番組でもロシアでは反政府のジャーナリストや活動家が弾圧されている現状を報告している。

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従って、米国の大統領がプーチンに対する尊敬の念を公然と表明することは正常ではないと見られている。2時間以上の両氏の会談で公開された最後の握手の段階でトランプはプーチンに対して「名誉です」と述べた。トランプとプーチン両氏は「相性が良いと思われる」と語った国務長官レックス.ティラーソンは、2016年大統領選に干渉したプーチンに対してトランプは強く「1回以上圧力をかけた」と報告した。一方、ロシアの外相セルゲイ.ラブロフは、トランプはロシアの関与はないとの「プーチンの否定を認めた」と述べ、この件に関する軽い会話はそれだけであったと会談後に記者団に語った。非常にニューアンスが異なる両側の報告に対して、どちらが本当の事を語っているかとの疑問が提起されている。一部の批評家は、キャンペーン中からプーチンと会談する前のワルシャワでの記者会見までの期間に一貫して、米国諜報当局多数の調査報告に懐疑心を表明していたトランプの言動は、ラブロフの説明に一致していると分析している。この会談に米国国土安全保障顧問の同席がなかったことも正常ではないとの指摘もあり、ラブロフの報告が正しければ、トランプは米国をロシアに売ったことになるとのコメントもある。

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加えて、トランプの家族は幾つかの点で、不可解な動きがあった新たな事実が報告された。8日のニューヨーク.タイムスによると、トランプの長男ドナルド.トランプ.ジュニア(左)はキャンペーン中、ロシア大統領ウラジミール.プーチン及びクレムリンと結びつきがある女性弁護士ナタリア.ヴェセルニツカヤ(中央)と2016年6月9日トランプタワーでの会合をアレンジしたことが判明した。現在調査下に置かれている娘婿のジャレッド.クシュナー及び最初のキャンペーン.マネージャーであったポール.マナフォートもこの会合に参加した。トランプ.ジュニアは以前報告しなかった未公開の事実であることを認めたが、政治的なディスカッションがあったことを否定した。しかし、2012年にオバマ大統領が署名した人権法に基づくロシアに対する制裁を解除する意図があったとの憶測もある。ヴェセルニツカヤはロシア元副運輸相と結婚し、ロシア政府の支配下にある幾つかの企業を代表し、ロシアで人権侵害の疑いのある人を制裁する米国の法律に反対しているロビイストである。ロシアによる米国選挙の干渉に関する調査でトランプの長男が浮上した報告はこれが初めてであるが、なぜトランプの家族及びキャンペーンの側近はヴェセルニツカヤに会う必要があったのか疑問が提起されている。

今年トランプ陣営が隠していた事実が次から次に公表される中で、トランプの長男は非常に論争的なロシア政府関連の人物と会ったことを認めた。現在、独立捜査官ロバート.ミュラーはトップ.クラス12人の弁護士を雇用し捜査を拡大し、上院及び下院の 4つの委員会は前代未聞のロシア及びトランプ関連調査を強化している。トランプ大統領はG20サミットの気候変動及び国際貿易の議題において孤立し、19か国は米国最優先の政策を掲げるトランプ下の米国に依存せず、彼らの共通の議題に対する忠誠を誓った。世界経済大国の主要メンバーが結集した世界の舞台で、イバンカは伝統を破りトランプの席を一時占領したことで多大な批判があったことも含め、トランプ家族は様々な側面で米国の評価を下げていると指摘された。

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