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トランプ大統領の長男ドナルド.トランプ.ジュニアは8日ニューヨーク.タイムスの報告を受け、9日夕方、ヒラリー.クリントンにダメージを与える情報を提供するとの約束に基づき、ロシアの弁護士にあったことを公式に告白した。トランプの家族及びキャンペーン陣営はトランプを勝利させるためロシアの援助を受ける意思があったと指摘されている。法律専門家は早速、彼らが重大な法律違反を犯した事を示唆しているが、トランプ.ジュニアはその劇的な告白で何を明かし、この唖然とする展開は何を意味しているのだろうか?

9日夕方報告したニューヨーク.タイムスによると、トランプ.ジュニアはクリントンにダメージを与える情報を約束された後、2016年6月9日に「名前を知らされていない」ロシアの弁護士に会うことを承知した。この時期はトランプの共和党大統領指名が確定した2週間後である。この会合をアレンジした人物は、トランプ.ジュニアと親しい音楽広報者である。彼はその声明の中で、父親がモスクワに連れて行った2013年のミス.ユニバース団体の知り合いからの要請でロシアの弁護士に会ったと述べた。また「ひょうきんな言葉が交換された後、その女性は、ロシアに繋がった複数の個人が民主党全国委員会に資金援助し、クリントンを支持しているという情報があると述べた。彼女の声明は漠然としており、曖昧であり、意味をなさない。詳細及び支持できる情報は提供されなかった。彼女には重要な情報がないことがすぐ明らかになった」と述べた。トランプ.ジュニアはその後、彼女がロシアの養子縁組とマグニッツキー法(人権乱用者に対する米国の法律)に話題を変えたと語った。タイムスによると、この2012年の法律はロシアの子供達のアメリカ養子縁組を停止した為、ウラジミール.プーチンを怒らせた。トランプ.ジュニアは「これが本当の議題であり、潜在的に有益な情報であるとの主張は会合の口実であったことが明白になった」と述べた。トランプ大統領の弁護士のスポークスマンであるマーク.コーラは9日「大統領はこの会合に気づいておらず、出席しなかった」と報告した。トランプ.ジュニアは彼の声明でマナフォート及びとクシュナーに「出席するように依頼したが、会合の内容については話していない」と語った。

17機関の諜報当局は「ロシアのハッカーと宣伝当局者がドナルド.トランプの選挙を援助するため、民主党とクリントンのキャンペーンの電子メール一部を盗み、クリントンの恥を晒すためウキリークスに提供した」と結論づけている。ウキリークスは7月22日にその資料を公開した。トランプ.ジュニアはこの当時、キャンペーンでアドバイスと代理人的な役目を果たしており、当時キャンペーンのマネージャーであったポール.マナフォートは「権力を統合」していた。9日の公表は、前日土曜日ロシアの弁護士との会合について質問された時、トランプ.ジュニアは「主に養子縁組であり、クリントン夫人について何も言及していない」と述べていたが、24時間後に「新たな話」を展開したことで彼は注目されている。トランプ.ジュニアの告白声明は、クリントンにダメージを与えるための情報を提供されるとの前提でロシアの弁護士に会ったが、実際には何も提供されなかったと述べている。これは現在調査を進めている特別捜査官ロバート.ミュラーのグループ及び両院議会の委員会による精検対象になる可能性がある。それらはロシアの人権乱用に対抗するため2012年に制定された米国のマグニッツキー法に関してどのような会話があったのか?及び彼の父を援助するための情報は実際には何も提供されなかったのか?などが挙げられる。

10日のワシントン.ポストによると、この時点ではロシア/トランプ陣営との間に「調整」または「共謀」があったとは言えないが、最高弁護士ボブ.バウアーはトランプ.ジュニア、クシュナー、及びマナフォートは「彼らが誰と会っているのか分からないという主張の問題は、それが極端に信憑性に欠けるということだけはない」と述べた。また 「この主張は非常に徹底的な捜査の対象になる」とポストとのインタビューで説明した。当時キャンペーンの重要な立場にいたこの3人は「クリントンについての有害な情報を受理するため、彼らが会っていた人物の一般的な身元を理解していたかどうかという広範な疑問は、綿密な調査の対象になる可能性が高い」と説明した。バウアーは、これに関する「法的妥当性は幾つかの疑問を引き起こす」と指摘し、会合の前にナタリア.ヴェセルニッカヤについて知られている的確な性質がある。また、ヴェセルニッカヤとロシア政府との結びつきも的確であると述べた。彼は「法律は米国の選挙に影響を与えるため外国人との協力を禁じている。選挙に影響を及ぼすため外国人から何か価値のあるものを懇願または受理する事を許可されていない。選挙に影響を及ぼすため外国人と陰謀を企てることはできない」と説明している。加えて「彼女とロシア政府との正確な関係は何か」と問い、「調査官は可能な限り、深く掘り下げようとしている」と述べた。しかし、バウアーは選挙に影響を及ぼす事に外国人からの援助を受け入れるレベルまで上るためには、彼女が「モスクワに報告する」ことを確立する必要はないかもしれない」と述べ「これは莫大な調査エネルギーを必要とするはずだ」と結論づけた。

トランプの長男も本格的な調査の対象になったことを示唆した為、反響は多大である。上院委員会の副議長マーク.ワーナーは、トランプ.ジュニアの告白はクリントンを害する情報を得る為、ロシアから援助を受ける動きがあった「明らかな証拠」であると述べ、証言を求める意向があることを明白にした。共和党の一人は「共謀があった」との証拠にはならないが、調査の必要性を更に明確にしたとコメントした。トランプ.ジュニアの告白は、トランプ陣営とロシアとの何らかの潜在的共謀又は調整があったかどうかを追求する調査関係者の目的が同じ方向点にあることを示唆した。そのような動きがあるとしたら、それは完全に利害関係の動機がある血族の一人であり、その主な人物としてトランプの長男を無視できないとの勘があった。トランプ.ジュニアはこの告白で、会話の内容を全て明らかにしていない。ホワイトハウスは主要メディアが先に報告した後に告白するパターンを繰り返しており、逆説的に解釈すれば、暴露されない限り自ら報告しないという不正直な姿勢がある事を示唆している。重要な事は彼の告白それ自体より、その告白には二次的結果が伴うという必然的な法則である。

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