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Image result for Iimages of 4 senators who will not support health bill on July 17, 2017

上院議会は先週、幾つかの医療保険法案の修正を完了し今週投票を行う予定であったが、17日の夜までに合計4人の共和党がその法案を支持できないと宣言したため、二回目の投票も当分不可能になったことを示唆した。加えて、手術後の休養が長引く可能性がある共和党上院議員ジョン.マケインの一票にも影響を受けている。この改正版に関する副大統領のマイク.ペンスと上院多数派リーダー、ミッチ.マコーネルは事実に反して肯定的にアピールしたが、一部の共和党は反論し、圧倒的多数の組織はこの法案に反対している。上院共和党の法案は極端に不人気であるが、皮肉にもオバマケアまたはアフォーダブル.ケア.アクト(ACA)の人気は過去7年間で50%以上に達している現状でACAを撤廃した場合、上院共和党は一部州に告訴される可能性がある。圧倒的多数派になった共和党はオバマケア撤廃/代替え案の投票にさえ葛藤している。

上院議会は7月4日独立記念日の休暇に入る前に最初の医療保険法案の投票に失敗した。先週その修正版を完了したが、マコーネル(ケンタッキー)による早期投票の希望に反し、投票不可能な状況下で現在行き詰まっている。上院共和党の修正版はそれぞれの理由で、最初の法案に反対した複数の議員の意見を幾分反映しているようであるが、主にテッド.クルーズ(テキサス州)が推進した上院共和党の最新の医療保険修正案は、 ⑴ ACA下の幾つかの課税システムは残る。⑵ ACA下では特に規定されていなかったオピオイド資金が含まれている。⑶ ACA下で人気があった既存病者が医療保険を購入することを可能にする条項は残るが、州は医療条件の保護を弱める可能性がある他の規定を放棄することが可能になる。⑷ ACA下で恒久的に拡大可能なメディケイドの連邦資金援助は3年間で増強されるが、その後徐々に削減される。⑸ 2020年以降、補助金受益資格は連邦貧困レベルの基準率が縮小される為、受益者数が減少する。

上院の改正版に早くから反対している上院共和党はスーザン.コリンズ(メイン州)及びランド.ポール(ケンタッキー)である。他8人は懸念を表明し、その中の3人は賛成票に投票するかどうかを決定していなかっが、今夜マイク.リー(ユタ)及びジェリー.モラン(カンザス)も賛成票に投票できないと公表した。マコーネルは2票以上失う余裕はないが、加えて、最近頭蓋にメスを入れ、左眼の血餅を除去する手術を受けた80歳のマケイン(アリゾナ)は自宅で療養中である。彼は最初の予測より回復に時間がかかる可能性があり、議会に戻る予定が不明な状態になったことが今日判明した。このような状況下で通過する見込みはないことを理解しているマコーネルは投票延期を決定せざるを得ない状況になっている。加えて、議会予算局(CBO)はそのような状況下で修正法案の評価を公表することをしばらく延期すると決定した。

副大統領のマイク.ペンスは、14日上院共和党の医療保険法案はもっとも影響を受けやすい人々のメディケイドを強化するとアピールした。ペンスは「社会で最も必要としている人々のメディケイドを強化し安全にします」と述べた。しかし、ペンスの意見に反応したコリンズはCNNのState of the Unionでのインタビューで「この法案は深い削減を含めて、メディケイド.プログラムに根本的な変化をもたらします。障害のある子供、貧しい高齢者を含めて、私たちの社会で最も脆い人に影響を及ぼします。それは、農村の病院や養護施設に影響を及ぼし、生存することさえ非常に困難になる場合があります」と語った。マコーネルは最新の医療修正版は「手頃な価格を向上し、安定性がある」とアピールした。しかし、保健福祉省の共和党長官トム.プライスは昨日ABCニュースでのインタビューで珍しく率直に、上院が改正したオバマケア撤廃及び入れ替え案は結果的に「保険会社がACA制定前の運用方法に戻ることを可能にする」と述べ、上院の医療保険法案は「単に現存のオバマケアを撤廃するだけの法案である」と語り、医療保険を失う人々は広範に増加すると暗示した。

基本的に、上院修正版の医療保険法案に反対する声は甲高い。看護婦、医師、病院、教師、教会、他の機関を含む50以上の組織は低下するサービスに対して、アメリカ人はもっと高い支払いをしなくてはならないと反対している。米国退職者協会(AARP)はこの法案が紹介された時「メディケアを弱体化し、費用リスクを高齢者に負担させる金券プログラムを開く機会になる」と指摘した。高齢のアメリカ人は手頃な価格の医療サービス及び処方箋が必要であるにも関わらず、退職年齢に達する前のアメリカ人に毎年多額の費用を追加する「年齢税を課すことを大手保険会社に許可する」可能性がある。この計画は高齢のアメリカ人の保険料を引き上げるが、薬価を引き下げることにはならない。その上、消費者の支払いは増加し大手製薬会社や他の特別利益関係者には多大な利点がある。加えて、メディケイド削減は全年齢層の人々に影響を及ぼし、個人が独立して生活するために必要なサービスを排除することで、障害や高齢者を抱える1,740万人の子供や成人の健康と安全を危険にさらす可能性がある。現在の保健医療システムが完璧だと信じている人はいないが、この「有害」な法案は医療の安全性を低下させる一方で、保険価格を上げる可能性があると指摘した。

政権及び議会が多数派になった今年も共和党はなぜ医療保険法案の投票にさえ葛藤しているのか?過去8年間で見られなかった全米各地での抗議活動や集会は前代未聞の規模に発展している。共和党の法案で医療保険を失う危機感のある米国民は医療保険を失う人々の推定数に相当する折り紙を作成し、彼らを代表する議員の事務所に届ける地域もあり、各地で様々な活動に従事している。ニューヨーク市では17日、司法長官エリック.シュナイダーマンを代表する市民がこの「憲法的に欠陥のある」機能しない共和党の医療保険法案を通過させ「オバマケアを撤廃した場合告訴する」と宣言した。ACAの支持率は最近大幅に増加している一方で、上院の修正法案を支持する率は驚異的に低い。79件の追跡調査を含めて、過去7年間でアメリカ人によるオバマケアの世論調査を実施したカイザー.ファミリー財団はACAの支持率が6月23日の時点で51% に達したことを報告した。一方、6月28日の時点で、上院の最初の法案を支持するアメリカ人はわずか12%である。このような調査結果は、ACAが崩壊しているとの共和党の決まり文句はかなり誇張があることを示唆している。

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