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ホワイトハウスのスポークスマンであるショーン.スパイサーは今日突然辞職した。驚くことに、来週トランプ大統領の二人の家族及び元キャンペーン.マネージャーに対する聴聞会が行われるが、トランプ大統領は自身に対する恩赦も含めて大統領の恩赦権限の範囲に関心を持ち始めたようである。彼の弁護士チームは特別捜査官ロバート.ミュラーの調査を弱体化する方法を検討し始めた。ミュラーに対抗する動きを見せ始めたトランプに対して、一部の民主党議員はトランプがミュラーを解雇した場合、嵐が吹き荒れると警告した。トランプはなぜ大統領の恩赦権限に関心を持ち、捜査を恐れ始めたのか?大統領が本人自身を恩赦できるだろうか?

今日午前中、スパイサーの辞任が公表された。彼の辞職はトランプがニューヨークの投資家アンソニー.スカラムチをホワイトハウスのコミュニケーション.ディレクターに任命した後である。金曜日朝、この任命についての要旨説明があった後スパイサーは即時辞任した。ホワイトハウスでは常に内紛があり、混沌状況であるとの噂があったものの、スパイサーの辞任は突然である。大統領補佐官のラインス.プリーバス及びスパイサーは、スカラムチの任命に反対していたと言われている。 CNNのジェイク.タッパーとのインタビューに応じた共和党戦略家のリック.ウィルソンは、トランプは彼の顧問及び側近の「アドバイスを聞かない」ため、コミュニケーション.チームは常に困難に直面し、機能不全があったと語った。スカラムチの任命が確定した後、スパイサーは今日ホワイトハウスを去ったと報告されたため、通常の引き継ぎプロセスなしに辞職したようである。トランプの弁護士マーク.カソウィッツのスポークスマンであったマーク.コラローも昨日辞任したことが今日確認された。

トランプ大統領の弁護士は、特別捜査官ロバート.ミュラーによるロシア捜査を制限または軽減する方法を模索している。トランプには多大な利益相反があるにも関わらず、ミュラーに利益相反があると主張し、大統領の恩赦権について議論しているとワシントン.ポスト(WP )は21日に報告した。トランプはロシア関連の調査において、大統領の家族及び彼自身に対する恩赦権について彼の顧問に尋ねた。第二の人物はトランプ氏の弁護士が大統領恩赦の権限について論議していると語った。ある顧問は、大統領が恩赦権限の範囲及びミュラーの調査の限界を理解することに大統領は好奇心があるだけ」ですと擁護した。これは「自分を恩赦することが待ち遠しい」ということではないと側近の顧問は述べた。

トランプは19日ニューヨーク.タイムスの複数の記者とのインタビューで、ミュラーが彼の家族の財務関係まで調査することは「赤線を超える」と述べ、解雇さえあり得ると脅威的な発言をした。その2日後、彼は特別捜査官の調査を弱体化する意図があることを示唆する喧騒的なニュースが響いている。ロシア関連調査は拡大しているため、トランプの弁護士は特別捜査官ミュラーを解雇する妥当性を模索しており、ミュラーの「潜在的な利益相反のリストを積極的に編集」しているという。利益相反は司法省が定める「職務規定下でミュラーを除去する可能性のある根拠の1つ」である。しかし、WPによるとトランプの弁護士ジョン.ダウドは、それは「真実ではない」また「ナンセンス」であると反論し「大統領の弁護士たちは、大統領を代表して特別捜査官ロバート.ミュラーに協力している」と述べた。しかし、他の顧問はミュラーの調査がトランプと彼の家族の財政に達していることを知り、大統領は「苛立っている」と語った。また、トランプの「主な不満は、彼のキャンペーンとロシアとの調整の可能性を捜査しているミュラーがなぜ、トランプの長年のビジネス取引を細かく調査しているのかとの疑問である。トランプはミュラーが彼の数年間の納税申告書にアクセスできるようになったことを知った後、特に混乱していた」と述べた。

ミュラーに対抗する動きを見せ始めたトランプに対して、民主党の一部はミュラーを解雇した場合、二度目の司法妨害になるため、米国は憲法上の危機に直面することを懸念している。民主党上院議員リチャード.ブルーメンサル(コネチカット)はトランプがミュラーを解雇した場合、個人的に調査をリードすると述べた。彼は21日CNNでのインタビューで、ミューラーはこの調査を「積極的かつ公平に追求すると確信している」と述べ、トランプ大統領がミュラーを解雇した場合、何が起きるかとの質問に「嵐の反応が起こます」と述べ「ウォーターゲート時に行われたような特別弁護士を雇用するための立法努力をリードします。私たちは司法妨害の結論に達するには非常に程遠いですが、完全で公平で精力的な調査が必要であることを覚えておきましょう」と語った。

議会が特別捜査官の雇用を認可した場合、トランプはその人物を解雇することは不可能であるが、基本的にミュラーは司法省下で任命されたため、トランプは彼を解雇することが可能である。しかし、元FBIディレクターのジェイムス.コミを解雇し、司法妨害の疑惑でトランプは調査の対象になった為、正当な理由がなくミュラーを解雇した場合、トランプは大統領職を失う可能性が大幅に高くなると推測する。恐らく、ブルーメンサルが警告したような騒動が発生する可能性がある。半年が経過しても、共和党は彼らの議題を制定することができない為、議会は特別捜査官を認可することを考慮する前に、頻繁に直面している憲法の危機にうんざりし、トランプ追放を決定する最悪のシナリオが考えられる。そうでない場合、トランプは議会が認可した特別捜査官に手を触れることが不可能になるため、更に徹底した調査が進み、ミュラーによる宣誓下での証言も含む別の最悪のシナリオが想定可能である。

トランプはなぜ納税申告書の公開を拒んでいるのか?なぜ、ミュラーによる納税申告書を含む財務調査に恐れ、早々に恩赦を考えているのか?その答えは遅かれ早かれ、いずれ明白になる。いずれしても、トランプは彼の家族を恩赦することはできるが、彼自身に恩赦を与えることは不可能である。1974年8月5日、代理司法省長官の弁護士メリー.ロートンが副司法長官に宛てた意見覚書によると、 彼自身の裁判で誰も裁判官にはなれない事と同様の基本的な規定下で、大統領または立法恩赦は「大統領が彼自身を恩赦することはできない」と述べている。憲法修正第25条下で、大統領が一時的に職務を遂行できないと宣言した場合、副大統領は代理大統領となり、大統領に恩赦を与えることは可能である。

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