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Image result for images of House passed sanction bill on July 25, 2017

上院議会は今日アフォーダブル.ケア.アクト(ACA)を撤廃するか又は大幅に修正するかどうかも含めて、医療保険改正法の討論を開始するための歴史的な投票を実施した。脳腫瘍の診断を受けた上院議員ジョン.マケインはその投票に参加するため議会を訪問し劇的な役割を果たした。米国がロシアに課している制裁をトランプ大統領が解除することを懸念した上院及び下院議会は、先週末ロシア、イラン、北朝鮮3か国に対する制裁の合意に達した。下院議会は今日、その3か国に対する制裁法案に投票を行いほぼ満場一致で通過した。この投票はロシア大統領プーチンとの良好な改善を目指すトランプの立場を複雑化する可能性がある。両院の調査機関は引き続きロシア関連の調査を強化しているが、トランプ大統領の長男ドナルド.トランプ.ジュニア及び最初のキャンペーン.マネージャーであったポール.マナフォートに対する公聴会の予定を一部変更した。今日議会は重要な意味がある多忙な動きを展開している。

上院議会は今日午後 、医療保険に関するプロセジュアルと呼ばれる動議投票を行い、50対50票に副大統領マイク.ペンスの1票を加えて通過した。この投票はACAの撤廃又は修正及び複数の法案を含め、最終的な医療保険改正案を制定するための論議を開始することが目的である。上院議会はこれまで、撤廃または撤廃と同時に代替え案に取り組んだが投票に失敗しているため、最終的に最も通過する可能性が高い法案に関する討論を行うかどうかを決定する必要があった。撤廃のみを行い、その施行を延期したとしても代替え案を長期的に通過できない場合、医療保険を失う人々が増えると予測されているため、共和党は2018年の議会選挙で多数の議席を失う可能性がある。しかし、今日上院議会は最終的決定に達する前に、幾つかの異なる法案について論議することから始める複雑なプロセスの一歩を開始することを単純多数派投票により決定した。

Image result for images of John Mccain on July 25, 2017

ジョン.マケインは脳腫瘍の深刻な診断を受けたにも関わらず、今日プロセジュアル投票が行われる前に上院議会に到着し、劇的な賛成票を投じた。マケインが今日の投票に参加しなかった場合、オバマケア撤廃の動きは当分放棄される可能性があったため、共和党の勝利を意味する。彼はその後、短いスピーチを行い、議会は協力の意義を学ぶ必要があり、医療保険法案には両党で取り組むべきであると指摘した。少数派民主党リーダーのチャック.シューマーは共和党と共に取り組むと述べ、マケインの意見を支持した。最後のチャンスは現行法のオバマケアを修正するため両党で取り組む事である。これは現在大多数の米国民が望んでいる。25日のワシントン.ポストによると、ACAの3つの柱である個人強制加入の罰金、少なくとも50人以上の従業員を抱える雇用主に対する強制加入罰金、及び医療機器税を排除することでスキニー.リピィール(痩せた撤廃)と呼ばれるACAの修正が最後の結論になるとの予測もある。強制加入は特に共和党有権者に不人気の条項であるが、これら3つの柱はアフォーダブル(手頃)な価格の医療保険を達成するために不可欠な要件である。48人の民主党議員に加えて2人の女性共和党議員は反対票に投じた。その理由は、各地で増加している抗議活動が示唆している通り、共和党医療保険の葛藤は泥濘化していることを意味する。

下院議会及び上院は22日ロシア、イラン、及び北朝鮮に対する制裁に関する法案制定に同意した。下院は北朝鮮を制裁する法案に5月投票し419 対1票のほぼ満場一致の圧倒的支持により通過した。上院議会は6月15日、ロシア及びイランに対する制裁を強化する法案に98対2の驚異的票差で通過した。下院はその上院法案に北朝鮮に対する制裁を追加した。下院議会は今日火曜日に論議を行った後、夕方投票し419対3票の圧倒的支持により通過した。下院議員超党派の議員はこの3国は米国利益の脅威であると見ていることを示唆した。ロシアの「攻撃性に敬意」を表明して いるトランプは両院で通過した法案に拒否権を行使する可能性があると懸念されている。報道官に昇進したサラ.ハッカビー.サンダースは23日ABCの This Week でのインタビューで「我々は上院及び下院がロシアに厳しい制裁を課すことに取り込んでいる法案を支持します」と述べ、トランプ大統領は両院の合意に協力する意思があることを示唆した。一方、コミュニケーション.ディレクターに就任したアンソニー.スカラムチは、大統領の意思はまだ決定していないので、署名するかまたは拒否するかどうかは大統領次第であると述べた。つまり、ホワイトハウスは法案を読んだ後、その内容によって大統領が署名するかどうかを決定することを示唆した。

いずれにしても、土曜日の両院での圧倒的合意はトランプがロシアの制裁を解除する潜在的な努力に対する明白なメッセージを送っている事を意味する。ロシアに対する制裁は2016年の大統領選に干渉した罰則であるが、オバマ政権下でのマイナーな制裁に経済制裁を追加し、強化したものである。イランに対する制裁は同国の弾道ミサイル実験に対する反応である。北朝鮮に対する制裁は攻撃的に核実験を繰り返す北朝鮮の核プログラム及びそれに投資する政府の歳入を凍結することを目指している。ロシアとイランの制裁に加えて北朝鮮が追加された為、大統領は拒否権を発動しにくい状況になるが、トランプが拒否権を発動した場合、制裁に関する両院の投票実績はその拒否権を覆すために必要な2/3の投票が十分あることを示唆している。従って、拒否権を発動する事は彼にとって恥になるだけでなく、ロシアに対する米国議会の決定と逆方向の行動を取るトランプのロシアに対する執着は正常ではないとの疑惑を更に深める危険性がある。

昨日上院情報委員会は大統領の娘婿ジャレッド.クシューナに対してドアの裏側で非宣誓下のインタビューを行ったが、下院情報委員会も今日同様にクシューナに対する聴聞会を実施した。昨日、上院情報委員会の複数のメンバーは、更に多数の疑問を引き起こす結果になったとコメントし、国民は真実を知る権利があるため、宣誓下での公聴会にクシューナを召喚するべきであると主張した。明日水曜日に公聴会が予定されているトランプ.ジュニア及びマナフォートは上院司法委員会の共和党委員長チャック.グラスリーとの交渉により、書類を提供することで一般公開での証言を避けることが許可されたが、ドアの裏側でのインタビューは実施される予定である。トランプ.ジュニアは昨年6月9日複数のロシア人との会合で、元ロシア政府のスパイ当局に所属していた女性弁護士ナタリア.ヴェセルニッカヤから受理したと言われている政敵リサーチに関する書類の提出を要求されている可能性がある。その書類の中身はロシアが米国の選挙に関与した調査の重要な手がかりになることを意味する。

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