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上院議会は7月25日の夕方から医療保険改正法案の論議と投票を交互に行っているが、25日の最初の修正法案投票から昨夜のACAまたはオバマケア撤廃のみの投票に至るまで、全て壊滅的な敗北に終わっている。トランプ大統領は、医療保険法に関しては反対票を投じる傾向があるアラスカ州の米国上院議員リサ.マーカウスキーを批判したが、驚くことに内務省は彼女を含む二人の議員に脅迫じみたメッセージを伝えたと地元紙が報道した。トランプは昨日トランスジェンダー(性転換)の人々に入隊を禁じるとの軍事関係者が決定したような印象を与えるメッセージをツイートした後、驚愕した多数の共和党は反応した。加えて、トランプは司法省長官のジェフ.セッションズを辞職に追い込む心理作戦のキャンペーンを続けている。これらはすべてトランプ政権に顕著な妨害と混沌の状況があることを示唆している。

25日上院議会で投票が開始される前後、身体障害者を含む多数の人々が上院議会の内外で抗議活動を行った。夕方医療保険に関する討論を実施した上院議員はかなり夜遅く最初の投票を行った。メディケイド及び低所得者が医療保険を購入するために必要な巨額の税控除を削減し、オバマケアの市場交換計画を提供しているものの、予備診断や処方薬などの基本的なサービスが含まれていないテッド.クルーズ(テキサス)の改正版の投票は43対57票で失敗に終わった。スーザン.コリンズ、リサ.マーカウスキー、ランド.ポールを含む9人の共和党は民主党に参加し、反対票を投じた。コリンズは多数派リーダーのミッチ.マコーネルが彼らに200ページの法案を読む時間を与えなかったと苦情を表明した。一般的な法案の制定は、まず全員が法案を読み、論議し、投票までに数ヶ月から半年以上時間をかけることが一般的であるが、マコーネルはその規定を大幅にオミットしたようである。上院議会の建物の内外に詰めかけた抗議者は上院のBetter Care Reconciliation Act (BCRA)法案に対して「トランプケアを停止、その法案を抹殺」(Stop Trumpcare Kill The Bill )のサインを掲げていた。26日も引き続き論議と投票を交互に行い、幾つかの主要法案に投票したが、全て通過しなかった。オバマケア完全撤廃の法案投票では6人が反対票に投じた為、上院議会はオバマケア撤廃の困難性を再認識した。また、ランド.ポール(ケンタッキー)提案の条項が含まれている法案の投票では45対55票でこれも通過には及ばなかった。27日の今日、上院議会はACAの3つの柱を除去したスキニー.リピィールに関する論議を行っている。

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25日動議投票に反対票を投じた2人の共和党の一人はマーカウスキーであるが、彼女が反対票を投じたことを不快に感じたトランプは7月26日4:13 AMのツイートで「偉大なアラスカ州のリサ.マーカウスキーは昨日、共和党と我々の国を失望させました。とても残念!」とのメッセージで彼女を公的に批判した。しかし、トランプ及びトランプ政権の攻撃は彼女を批判するだけではなかった。アラスカの地元紙ディスパッチ.ニュースによると、トランプに指名された内務省の長官ライアン.ジンキはアラスカの上院共和党議員2名に電話し、脅迫的なメッセージを伝えた。ジンキは、マーカウスキーと上院議員ダン.サリバンに「マーカウスキーの投票はアラスカの未来が政権を危機に晒した」と述べた。サリバンは「ひどいメッセージだ」とコメントし「詳細には述べないが、強力な経済成長、プロ.エネルギー、プロ炭鉱、プロ雇用及びこれらの政策の一部であるアラスカの公職者が停止されることを恐れます」と語り、投票結果に対する妨害があることを懸念した。

加えてトランプは昨日、突然驚異的なツイートをしたため蜂の巣を突いたような騒ぎがあった。26日5:55AMに投稿したトランプは「将軍や軍事専門家と相談した後、米国政府はトランスジェンダー個人が米軍のいかなる容力にも奉仕することを容認しません」とのメッセージ送った。この様な重大な決定が単にツイートで公表されたことに驚愕した多数の米国上院共和党議員らは素早く反応した。そのメッセージを収録したワシントン.ポストによると、ジョン.マケイン(アリゾナ)は「軍隊のトランスジェンダーのアメリカ人に関する大統領のツイートはTwitterを介して主要な政策発表を行うべきではない理由のもう一つの例である。性別に関係なく、戦闘、訓練、配備が可能な奉仕メンバーに軍隊を離れるよう強制する理由はない。アメリカに奉仕することを望み、基準を満たすことが可能な全てのアメリカ人は、彼らが愛国者として扱われるべきであるという原則に基づいて導くべきである」と述べた。

強固な保守派で知られるオリン.ハッチ(ユタ)は「我々は誰も差別するべきではない。トランスジェンダーの人々は人間であり、可能な限り最大の処遇を受ける資格がある。トランプ大統領がツイートした政策についてもっと情報を入手し、軍事関係のリーダーが明白にすることを楽しみにしている」と伝えた。その他、ジョニ.アーンスト(アイオワ)、リチャード.シェルビー(アラバマ)、ダン.サリバン(アラスカ)、ロブ.ポートマン(オハイオ)、トム.ティリス(ノース.キャロライナ)はそのような政策に反対する明確な意見、軍隊の適正、または詳細な情報を待つべきであるとのコメントを含めてそれぞれの思いを表明した。27 日上院共和党議員らの反応を受け、ペンタゴンの軍事最高指導者はトランプの驚異的なツイートに対して、トランスジェンダーの人々の政策には変更は何もないと公表した。ロイターによると、軍合同参謀総長のジョセフ.ダンフォード海兵将軍はトランプの発表に続く不確実性を認識した司令官、指揮官、及び上級参謀指導者に彼の注意を払い「大統領のトランスジェンダー政策に関する昨日の発表については疑問がある」と述べた。ダンフォードは「国防長官が大統領の指示を受け、幹事が実行指針を出すまでは現行の政策に変更はない」とし、米軍は「すべての人員を尊重した扱いをする」とコメントした。

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今日上級軍事関係者は、トランプが表記した様な相談及び決定は何もなかったことを示唆した。驚くことに、トランプはキャンペーン中頻繁にLGBTの人々を保護すると述べていた。2016年6月13日及び15日、8月15日、11月13日、今年1月27日のイベントでLGBTの人たちの味方であるとの印象をアピールしているビデオの記録が残っている。軍隊が決定したような印象を与える突然の虚偽ツイートは論争的であるが、単なる妨害であると結論付けられている。その妨害は司法省長官のジェフ.セッションズにも向けられている。トランプは19日のニューヨーク.タイムスとのインタビュー以来、彼に最も忠実なセッションズがロシア関連の捜査から辞退したことを執拗に責め続けている。圧倒的多数の政治分析者は、道徳的行動を選択したセッションズを解雇する理由はないため、彼を辞職に追い込むことで、新司法省長官に特別捜査官のロバート.ミュラーを解雇させることを意図する妨害であると分析している。トランプはFBIのジェイム.コミを解雇したことで司法妨害であると激しい批判を受けた。複数の議員はミュラーを解雇することで再度憲法の危機に直面した場合、トランプ弾劾の選択肢をテーブルに置くことを表明し始めた。トランプは議会が休暇に入った期間、セッションズを解雇することを考慮しているとの秘密の会話情報が漏れたことが判明した昨日、複数の共和党議員は、法に忠実に仕事をしているセッションズを尊敬していると述べ、彼を擁護した。上院司法委員会の共和党委員長チャック.グラスリーは昨日「今年は新たな司法長官の聴聞会を行う時間はない」と先手を打つツイートを公開した。上院議員リンジィ.グレイアム(サウス.キャロライナ)は今日CNNでのインタビューで「私はジェフ.セッションズを100%支持します。もし、セッションズが「解雇された場合、その代価はあります」と語り、セッションズを「疎外し、屈辱を与えるこの取り組みは上院議会では機能しない」と指摘した。また大統領の「権力を利用し、解雇するべきだと思うならその結果を受け入れる」必要があると述べ「大統領職は終わる」と警告した。

わずか半年間でトランプ政権10名の役員は一部の解雇を含めて、倫理的問題が有り過ぎるとの理由及び他の要因で自発的に辞職した。ホワイトハウスは現在、コミュニケーション.ディレクターのアンソニー.スカラムチと大統領補佐官ラインス.プリーバスとの間で、ホワイトハウスからの驚異的な情報漏れによる紛争があり、混沌たる状況である。スカラムチは「この大統領からアメリカの人々を保護するため、情報を漏らすことが彼らの仕事だと思っている人達がいる」と語った。共和党一部の政治評論家は、驚異的な「虚偽、無能、杜撰な管理が混沌の理由である」と指摘した。

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