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2015年オバマ大統領はキューバとの外交政策において、歴史的な両国間の友好関係を一部回復した。両国の外交関係は新しいが、今年早春キューバに駐在している米国人及びカナダの外交官は突然不可解な難聴障害に直面し、様々な身体的症状を引き起こした。捜査開始初期には全く報告されていなかったこの事件は数日前から知られるようになった。米国は原因の解明を続け、難聴の原因は音波装置を利用した「音響攻撃」である可能性が高いと結論づけている。しかし、実際に苦痛な可聴音に気づかず難聴障害になる理由は不明であり、ミステリアスな音響攻撃に遭遇した原因については現在捜査中である。音波兵器にはどのような例があるだろうか?

音響攻撃を英語でアクスティック.アタック(acoustic attack)と呼んでいる。11日のCNNによると、米国当局はハバナの大使館で公務に携わっていた米国務省の職員の一部、少なくとも二人は「音響攻撃」を受けた可能性があり、永久的に難聴に苦しむ可能性がある深刻な健康問題に直面していると伝えている。キューバの大使館に勤務する米国及びカナダの外交官は「異常な症候」があり、二人の米国人は治療のため帰国させたと言う。米政府当局者は、国務省の職員であるキューバ在住の米国外交官は「音響攻撃」のターゲットになったと報告した。この攻撃を誰が、いつ、どこで行ったか、米国当局は米国が他の場所で取り組んだ行動に対して第三国が「仕返し」に関与しているかどうかを調査しているとCNNに語った。9日、国務省の女性広報官ヘザー.ナウアートは、キューバ大使館の米国外交官は多様な障害を訴えているが、詳細についてはほぼ不明であると述べた。しかし、キューバ在住の米国一般市民は影響を受けていないと語った。外交官の何人が影響を受けたのか単純な疑問にさえ、記者団の質問にほとんど答えなかった。

9日のタイム誌によると、奇妙な症状はハバナの米国大使館複数の従業員が身体的症状を訴え始めた2016年秋に現れた。個人の多くは2015年にオバマ大統領が両国間の友好関係を再構築したため、彼らは大使館の新人であり、症状の詳細は不明であるが、重篤であるため米国に戻る必要があった。数ヶ月間の調査後、米国政府の調査当局は、この症状は可聴範囲外で動作し、おそらく家の内外のどこかで使用された装置に起因すると結論づけられたと報告した。これらの装置が意図的に使用されたかどうかについては現在不明である。米国は5月23日2人のキューバ外交官をワシントンの大使館から追放することで報復した。キューバ政府は水曜日「キューバ領土は、認可された外交官やその家族に対するいかなる行動にも例外なく、使用することを許可しておらず、許可することはない」との声明を公表した。 2月17日に事件の報告を受けたキューバ外務省は 「キューバ政府の命令で、最高レベルの徹底した最優先の緊急調査を実施した」と述べ、二人のキューバ外交官を米国から追放する決定は「正当化されず、根拠がない」と述べた。米政府当局者は、幾人かは配偶者がいる5人の外交官が影響を受けたが、子供は関与していないと語った。現在、FBIと外交安全保障局は調査中である。捜査当局は、ロシアなどの第三国によって、おそらくキューバの正式な指揮系統の知識なしに実行された可能性があるかどうかも検討していた。

この事件には不可解な点が多いが、11日のライブ.サンエンスによると、ハーバード医大及びボストンのマサチューセッツ眼耳研究者のチャールズ.リバーマンは「可能性の一つは、労働者が超音波や聴力範囲以下の低超音波に曝されていたことです」と述べている。音が武器として使用されている音波兵器の歴史は長い。幾つかの研究は、高強度で集中した超音波に曝された動物は、肺および脳の損傷をきたすことを示している。ソマリア海岸から海賊が襲った海域を巡る巡航路線は、ハイジャッカーを検波するため軍用音波兵器が利用されるようになった。この長距離装置は、サウンド.キャノンとしても知られており、最大約300 mの距離で永久的な難聴を引き起こす可能性がある。一般的にサウンド.レーザーと呼ばれる磁気音響装置は地域から人々の侵入を阻止するため集束ビームを使用するが、これは信じ難い痛みを伴うと言われている。イスラエル軍は内耳にダメージを与え、吐き気及び目眩を引き起こす「スクリーム」と呼ばれる装置を使用しているとの報告もある。

結論として、国務省は詳細な身体的症状を確認していないが、複数の米国人外交官及び少なくとも1名のカナダ外交官は秘密兵器と呼ばれている音響機器に影響を受け、難聴、頭痛、吐き気を含む様々な症状に苦しんでいると報告された。米国当局者は、数ヶ月間の調査後、秘密の武器が原因であると判断した。しかし、その武器が正確に何であり、苦痛な可聴音に気づかずにどのような方法で難聴を引き起こす可能性があるのを明白にしていないが、米国当局は「深刻」な問題として対処している。

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