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ホワイトハウスの政策戦略家スティーブン.バノンの解雇を要求する圧力は高まっている。下院議会少数派のナンシー.ペロシはトランプ大統領が昨日公表した白人至上主義者を非難した新たな声明が真実であるなら、極右派のバノンを辞職させるべきであるとの強い声明文を公表した。トランプの娘婿ジャレッド.クシュナー、他複数の ホワイトハウスの上層部、および有力者を含む他複数の議会内外の人々も同様の要請をしている。クシュナー及びバノンは、それぞれイデオロギーが極端に異なっていることがホワイトハウス内部混沌の一因でもある。トランプ大統領にはバノンを解雇する要因があるだろうか?

ナンシー.ペロシは14日声明文を公表し「土曜日の大統領の声明は、彼の戦略主任スティーブ.バノン氏がアルト.ライト白人至上主義共感者であり、恥知らずの非アメリカ的信念の執行者であるという事実を直接反映している。彼の遅れた今日の声明で、大統領はアメリカ人として我々が愛する全てのことに白人至上主義者が嫌悪感を抱いていると伝えた。大統領が白人至上主義者を拒否することに誠実であれば、スティーブ.バノン及びホワイトハウスの他のアルト.ライト、白人至上主義共感者を解雇することで全ての疑いを取り除くべきである。最初から、トランプ大統領は偏見と差別の勢力を守り励ましてきた。トランプ大統領が白人至上主義を直ちに告発しなかったことは、移民、イスラム教徒、および有色人種地域社会に対する彼の政権の紛れもない行為に良く合致している。米国大統領がナチスと白人至上主義者による殺人と暴力を非難する基本的な礼儀を奮い起こす事に2日間かかるべきではない」と強い言葉で要求した。

ペロシは11 月の大統領選挙後、トランプがバノンを政策戦略家として任命した時からバノンは白人ナショナリスト.サイトであるブライトバートのCEOであることを警告していた。白人至上主義共感者がホワイトハウスを支配した場合、そのようなグループが活性化することは当然である。一人の死傷者を出した集会での惨事を世界が注目し、警告しているにもかかわらず、同じグループは既に9月の集会を計画している。14日のニューヨーク.タイムス(NYT )によると、トランプがシャーロッツビルのネオ.ナチスの集会に「対応することに葛藤」している時、バノンは週末にかけて大統領に繰り返し相談し、アルト.ライトの活動家を「ひどく批判しない」よう大統領に要求した。これはペロシの過去からの警告と昨日のトランプに対する要請が的確であることを示唆している。大統領に対するバノンの圧力はトランプの声明を2日間遅らせる要因になり、皮肉にもその責任はバノンに向けられている。

トランプの批評家は、バノンを解雇するよう大統領に新たな圧力をかけている。上院共和党議員ジョン.マケイン(アリゾナ)の長年の顧問であるマーク.サルターは「ホワイトハウスの住民に狂った極論者が存在する限り、適切に機能するとは思わない」と語った。加えて、12人の現役および過去のトランプ側近は、最近新たな大統領補佐官に就任したジョン.ケリーがトランプの上層部職員に「バノン氏の影地の策謀を容認しないと伝えた」とNYTに報告した。これら匿名の密告者はバノンを犯罪者と見ている。バノンは、安全保障顧問H.R. マクマスターや同僚たちに関する不快な話を暴露し、クシュナーと激しく口論し、司令部外で運営するウェスト.ウイングで彼自身の支部を創設する事で孤立している。大統領は、タイム誌がバノンを「トランプ王座の背後にある真の力と頭脳」として描写した時から悩まされている。更に、ブルンバーグ.ビジネス.ウィークの作家、ジァシュア.グリーンの最近の著書「悪魔のバーゲン」は、トランプ選挙で功績を残したバノンを評価していることにトランプは同様にプライドを損なわれている。

アンソニー.スカラムチは13日ABC のインタビューで、大統領は穏健派と無所属者が集中している「主流にもっと移行する」必要があると述べた。また、バノンがホワイトハウスに存続することは大統領の「関心を引き付けることにはならない」と指摘し、バノンよりクシュナーを支持している事を明白にした。現在63歳のバノンは、最初から現在のポジションに8ヶ月から1年以上留まることは決してないと語り、留まっている期間にできる限り大統領が支持する多くの議題を突き進めることを望んでいるとNYTは伝えている。しかし、その役目は間もなく終わる可能性がある。トランプはベッドミンスターでの休日に入る前、ホワイトハウスでの夕食会でケリーおよびクシュナーと共に、フォックス.ニュースの創設者ルパート.マードックをゲストに迎えた。マードックは、その時「バノン氏は出て行く必要がある」と警告した。トランプはこの提言にほとんど抵抗を示さなかったという。

加えて、クシュナーは3月からバノンの解雇を要求していたが、トランプは両人が敵対しないよう努力することを奨励し、当時バノンを解雇することはなかった。バノンは極右派の傾向が強いが、複数の主要メディアはクシュナーをリベラルであると見ている。彼の個人弁護士ジェイミー.ゴォルリックは1994年から1997年にかけてクリントン政権時代に副司法長官であった民主党である。クシュナーは「トランプ内輪のメンバーの中でもっと左寄りに傾注し、民主党の一人」として考慮されている。いずれにしても、トランプはそのような極端にイデオロギーの異なる顧問を身近に抱えているため、政策論議において対立する可能性が高いと分析されている。ホワイトハウスが常に混沌たる状況である一部の理由は、トランプの気まぐれな政党所属の記録に見られる通り、彼自身が政党及び政策に関する一貫性または一定の信念がないためであり、最初からトランプ本人に起因している。

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