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上院共和党リーダーのミッチ.マコーネルとドナルド.トランプは冷戦状態である。トランプは最近マコーネルに電話をかけ攻撃したことが深刻な両氏の関係を破壊した。その電話では激しい口論もあり、敵対感情は増加し、マコーネルはトランプがもはや彼の大統領職を救済できるとは信じていない。加えて、トランプは幾人かの上院議員も批判しているため、上院議会は完全にマコーネル側に立っている。トランプを弾劾する時期についての会話も飛び出すようになっている。トランプは、アリゾナ州フェニックス市長の集会延期の要請を無視し、昨夜同地でキャンペーン.スタイルの集会を強引に実施した。この集会で、シャーロッツビルで論争的となった彼のコメントの一部はメディアが歪曲して報道したとの信じられない虚偽を群衆に語り、議会が国境での壁建設資金を提供しない場合、議会を閉鎖すると脅した。上院議会とトランプが完全に分裂している一因は昨夜のフェニックスでのトランプの発言を知るだけで十分であるが、マコーネルとトランプ間の冷戦の原因を知る人々は驚異的な説明をしている。

22日のニューヨーク.タイムス(NYT)によると、マコーネルとトランプはここ数週間お互いに交流を絶っている。両氏の関係は「互いの憤りと時には完全な敵対の争い」で崩壊し、マコーネルは個人的に「一連の夏の危機」によりトランプが「彼の政権を救済することができるかどうかという不確実性を表明」している。来月休暇から戻る議員は政府に資金を提供するための新たな支出措置または継続予算や政府負債の法定限度額引き上げなどを数週間以内に承認し、次に税制改革、インフラストラクチャー、軍事費認可など多数の法案に取り組まなくてはならない。しかし「トランプ氏とマコーネルは政治的な冷戦」状態である。今月一連のツイートでトランプはマコーネルを批判し、すぐに「不気味な叫び声のやりとりに変わった電話で彼を罵倒」した。トランプ は8月9日、ニュージャージー州のゴルフ.クラブからマコーネルに電話し、医療法案問題でマコーネルと衝突し彼を非難した。その会話を要旨説明した共和党議員によると、2016年の選挙にロシアが干渉した調査からトランプを保護することを上院のリーダーが拒否したとして彼はマコーネルを攻撃した。

マコーネルは「共和党員を日頃脅し、上院の規定に関して批判している」トランプが「大統領職を理解しているかどうかの疑問」を公的に投げかけた。マコーネルは「私的に鋭いコメントをし、トランプが政府の基本的なことさえ学ぶ意思は全くない」と嘆いた。また「何気無い会話で、マコーネルはトランプ大統領がどこに向かう可能性があるのか戸惑いを覚えていることを表現し、来年の選挙年に共和党を導く立場にあるのかどうかを憂慮している」と彼と直接話した人がNYTに語った。加えて、マコーネルは先週バージニア州シャーロッツビルでの白人優位主義者と反抗議者たちをトランプが同等化した意見を述べた後「恐怖を感じた」ことを先週彼の顧問達に表明したという。マコーネルはビジネス.リーダーにトランプのコメントは「深く不快である」と伝えた。トランプ政権の顧問役を辞任した数人はマコーネルの事務所に連絡を取り、マコーネルは「彼らの選択を完全に理解した」と言われたと3人はその時の会話を要旨説明した。一方、トランプは引き続き、医療保険法案に投票しなかった上院議員及びトランプに反対している議員らをツイートで攻撃し、他の議員も批判する攻撃性は続いている。リンジィ.グレイアムは「上院となると、第5条の理解がある。上院議員の一人を攻撃することは全てに対する攻撃である」と警告した。ニューハンプシャー州出身の元上院共和党議員でマコーネルと親しいジャド.グレッグは「トランプに対するフラストレーションは上院室内で沸騰している」と述べた。グレッグは「大統領は議会指導者を傷つけている」と非難し「トランプ氏が建設的に参加することが出来ない場合、下院及び上院は彼らで統治する必要がある」と述べた。

トランプの行方がさほど長くないと予測しているのはマコーネルだけではない。共和党全国委員会の元財務議長であったアル.ホフマンは立法制定の「最終的責任はミッチにある」が マコーネルは「大統領よりも長く続くだろう」と予測し、ホフマンは「私は彼(トランプ)が爆破すると思う、自ら内破すると思う。マコーネルがトランプを支持することを止め、単独でやろうとしても私は驚かないだろう」と語った。トランプは「政治的なアマチュア」であり、ワシントンの政治的側面から見れば「未だに学校教育を受けていない」が「マコーネルは政治資金調達と戦術の巨匠を誇る語り口のソフトな政治家である」などの多大な違いがある。21日メイン州の上院議員スーザン.コリンズ はテレビ.インタビューで、彼女は「トランプが2020年に共和党大統領候補になるかどうか不透明である」と述べた。元マコーネルの職員主任ビリー.パイパーは「彼が弾劾される最も早い方法は、トランプがジェフ.フレイクとディーン.ヘラーを打ち負かし、民主党主導の上院に直面することだ」と述べた。

つまり、2018年の再選に直面するフレイクとヘラーをトランプが打破する努力をし、民主党が多数派を獲得した時トランプは議会によって弾劾されると予告した。しかし、マコーネルを中心に上院議会とトランプの関係は双方間で信頼関係が全くないことに加えて、トランプ一部の政権は全ての協議会や委員会パネルが解散し、多数の顧問は辞職または解雇され、トランプ政権は既に崩壊寸前である。これは、マコーネルを含む多数の議員はトランプが彼の政権を救済できるかを懸念している要因である。加えて、トランプに忠誠的な内務省の長官ライアン.ジンキはアラスカの上院共和党議員リサ.マーカウスキーにアラスカに分配される「連邦資金の援助を取り消す」との脅迫メールを送った。多大なショックを受けたマーカウスキーは 「医療法案に投票することができなかったと同僚に語った」ことをNYTが報告した。7月 27日複数の議員はジンキを調査するよう要請したため、ジンキは医療保険法案に投票しなかったマーカウスキーに対する脅迫による犯罪容疑で捜査下に置かれたことが約一週間前報告された。

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トランプはアリゾナ州フェニックスで、昨夜西部時間午後7時から開催された集会の冒頭で、シャーロッツビル事件後にコメントした本人のスピーチとほぼ同じ内容のメモを読み上げたが「多くの側で、両方側で」の論争的となった表現のみを省略した。この時トランプは、メディアは彼のスピーチを「歪曲」し、彼を「人種差別者」と呼び、コメントが「数日遅れた」と批判し、各方面から非難された彼のシャーロッツビルに関する声明を擁護した。トランプのスピーチは全てモニターされ、録画記録の証拠があるにも関わらず、この日も彼は公然と支持者の前で虚偽の発言を繰り返した。また、議会が予算法案に壁建設のお金を導入しない場合、政府を閉鎖すると脅した。同市の民主党市長グレッグ.スタントンは、シャーロッツビルでの癒しが完全に解消するまで集会を延期するようトランプに先週から要請していたが、その要請を無視した。その延期要請の別の理由は、アリゾナ州の元警察署長ジョー.アルパイオは先月不法移民であるかもしれないとの単なる疑いから人々を拘束することを止めるよう求めた連邦判事の命令を無視したため、判事侮辱罪で有罪判決を受けた。トランプは、アルパイオが起訴された後、彼に恩赦を与えることを考慮していると公表した。トランプは昨夜の集会でも「アルパイオは単に仕事をしていただけで告訴された」と主張し「 論争を避けるため今夜は彼を恩赦しない」と述べ、その機会はいずれあると示唆した。アリゾナ州共和党上院議員であるジョン.マケインやフジェフ.フレイクはこの論争的な集会に参加しなかった。

昨夜のトランプの複数の発言は更に新たな論争を呼び、議会メンバーの失望は益々強化されている。政府閉鎖は債務不履行の悲惨な状況を招き、ホワイトハウスと両院をコントロールする議会及び米国の経済に多大な打撃を与える結果になる。スムースな立法達成のためには、大統領と議会が調和することに努めることが重要であるにも関わらず、トランプは議会を脅す前代未聞の分裂的発言をした。アルパイオ恩赦の主張も法律を無視する司法妨害であり、傲慢さを露呈していると批判する批評家もいる。トランプは議会が通過した予算法案に壁建設の費用が含まれていない場合、拒否権を行使することは可能であるが、議会は政府閉鎖を避けるため、拒否権を覆す投票を行う権利があるため、議会を閉鎖に追い込むことはほとんど不可能である。政治評論家の間ではトランプを「弾劾」または辞職させることを示唆する会話はシャーロッツビル事件以来増えているが、常識を逸したトランプの発言は、彼が辞職またはホワイトハウスから抜ける方法を探しているのかとの疑問も持たれ始めている。また、ロシア調査関連の情報を握る共和党はNYTのようなメディアに暴露することをほとんど恐れなくなっていると言われている。

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