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Image result for images of DACA on Sep. 5, 2017

トランプ政権は、議会が休暇から戻った今朝、オバマ大統領が2012年に大統領命で制定したダカ(DACA)またはドリーム法を終える決定を発表した。しかし、来年3月初旬までにDACAを含む移民法を制定する機会を議会に与え、議会が移民法を制定しない場合、前大統領の一方的な措置であるDACAは停止されると公表し、約350の企業の要求を無視する決定を下した。トランプ大統領は、大統領令でDACAを廃止するべきではなく、立法上のシステムで維持するべきであると主張した複数の議員らの主張を受け入れ、同時に議会が移民法の制定に失敗した場合、800,000人は強制送還される結果になると宣告した非人道な方法を選択した。オバマ前大統領は今日この決定直後、遺憾の思いを表明する長い声明文を公表した。トランプの決定にはどのような結果が伴うだろうか? (4時間後修正)

歴史的に反移民政策を推進してきた米国司法省の長官ジェフ.セッションズは今朝東部時間午前約11時、多数の抗議者が門外で待機していたホワイトハウスでの記者会見で、オバマ前大統領の大統領令で制定されたDACAについて「この政策は多大な議論と法的懸念に対して、一方的に実施された」と述べた。彼はDACA政策を「開放的な移民法の迂回」であると呼び、議会は幾つかの機会に拒否したにも関わらず、意図的にDACA執行を達成し「行政権を違憲的に利用」したと主張した。また、セッションズはDACAの受益者は基本的に書類のない不法移民であることには変わりはないとし「違法な外国人がそのような方法で仕事をすることを可能にすることで、何十万人ものアメリカ人に同じ仕事を拒否した」と反移民ラインの決まり文句を表明した。加えて、DACAの廃止はキャンペーン中の公約であったと語り、トランプ大統領の決定を擁護した。

先週、米国トップ企業フォーチュン500の一部を含む驚異的に多数企業のCEOは800,000人に合法的滞在及び労働許可を与えたDACAプログラムを停止することは米国の経済に壊滅的な打撃を与えるとして、保持するよう請願書を通して訴えていた。アップル社だけでも250人のDACA受益者がいることが判明している。DACA受益者の97%は学生であるか又は就労し、63%は高収入の労働者である。MSNBCニュースによると、DACA受益者800,000のうち、カリフォルニア州は最も多く223,000人、次にテキサス州は121,000、ニューヨーク及びイリノイ州はいずれも42,000人であり、実際には著しく成功しているプログラムである。

セッションズは、DACAは議会の同意を得ず、行政だけで決定された措置であるため憲法違反であると主張した。その発言に対して、大統領令によるDACAは当時、オバマ大統領が望んでいた移民法を議会が制定せず、少なくとも全員の民主党が支持したため、憲法違反ではないとの反論も既に提起されているため、法廷での紛争になる可能性がある。またセッションズは、ドリーマーが米国市民から仕事を取り上げていると主張した。幾人かの政治評論家は、証拠のない非常に恥辱的な虚偽の発言であると批判した。また、セッションズはこの声明でDACAプログラムをアムネスティ(恩赦)と呼んだがDACAは永住権及び市民権の保証を与えていないため、これも虚偽の発言である。アムネスティの表現は基本的に合法性に関係なく、反移民の人々が使う偏見用語であるため、歴史的に反移民ラインを掲げるセッションズは 、1,100万の不法移民の中から特に厳しい条件を通して資格を得た一部の優秀なDACA下の移民さえ、顕著な企業CEOの要求に反し、保護する意思さえないことを示唆した。

先週圧倒的に著名な企業がDACA維持の要求を公表した後、下院議長ポール.ライアンは、トランプが大統領令でDACAを廃棄するべきではないと述べ、他多数の議員も同様の声をあげたため、主要メディアは既にこの結末を予測していた。トランプ政権は、オバマのDACAは三権分立を無視した一方的な措置であると主張し、議会が移民の制定を望んでいるなら、最後の責任は議会にあるとしてDACAの停止を正当化した。今日の決定の結果、DACAプログラムの受益者は即時に影響を受ける可能性がある。セッションズは明日からDACAプログラムの新たな申請は停止されると述べた。司法省は来年3月5日までの任意的期限を設定した為、議会は今年1月超党派の議員が紹介したブリッジ法案を早急に通過するか、又は議会が800,000人を保護するための何らかの法律、または新たな包括的移民法を通過する必要がある。それが不可能な最悪のシナリオで、ドリーマーは最終的に米国から追放される運命になる。学生または企業で著しく社会的に成功している移民であっても彼らは、一度も暮らしたことのない国に強制送還される結果になる甚だ非人道的な決定に大半のアメリカ人は唖然としている。特にトランプは、人口動態の変化により増加しているヒスパニック社会の支持を必然的に失う結果になるだけでなく、オバマの大統領令は憲法違反ではないと既に主張している批評家もいるため、何らかの法的チャレンジを受ける可能性がある。

オバマ前大統領は今日トランプ政権のDACAプログラム停止の決定について、フェイスブックに長い文章によるコメントを投稿し 「明白にしましょう。今日取られた行動は合法的に要求されているものではありません。それは政治的決定であり、道徳的な疑問です。アメリカ人が移民に関する一般的な懸念や不満を問わず、自分の過ちからここにいるわけではなく、何の脅しもなく、我々から何も奪っていない若者たちの将来を脅かすべきではありません。結局、これは基本的な誠実性です。希望のある若い努力家をアメリカから追い出すのか、それとも私たちが自分たちの子供を扱うように彼らを扱いたいと思うかどうかです。それは、私たちが誰であり、誰でありたいのかについてです」と述べた。また「この行動は私たちの精神と常識、及び政権に停止しないよう求めたビジネス.リーダー、信仰指導者、経済学者、アメリカ人の請願に反しています」と指摘した。

ホワイトハウスの報道官サラH.サンダースは、トランプ大統領はドリーマーに対する同情もあるが、議会が移民法を制定するべきだとの複雑な心境があると述べトランプの決定を擁護した。幸い、この決定を「受け入れられない」と反応した上院共和党ジョン.マケインを含む多数の共和党議員は「冷酷な決定」である、「議会に頼る」ドリーマーを「保護するべきである」など同情的にコメントしているため、議会は早急に何らかの一時救済措置または期限内に移民法を通過する努力をするはずである。長年議会が避けてきた移民法の制定は緊急で現時的な課題になったことを明白にしている。

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