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Image result for images of Joe Biden and John McCain on Oct. 16, 2017

昨日、共和党のベテラン上院議員ジョン.マケインは彼と同じ脳の癌である膠芽腫で息子を失い苦痛を乗り越えた前副大統領のジョー.バイデンにより、名誉の自由勲章を授与された。マケインは建国の発祥地フィラデルフィアで米国の真の愛国は何であるかを訴え、白人民族傾倒の政治情勢に憂いを表明した。オバマ大統領はメダルの受賞を祝うメッセージをツイートしたが、トランプ大統領は今朝マケインに対して対抗の意思を表明した。フロリダ州共和党知事リック.スコットは昨日、白人至上主義ナショナリストがフロリダ大学で会合を予定しているため、緊急事態を宣言した。共和党の政治評論家は2018年の議会選挙で民主党が議会を支配する方が少なくとも米国は安全であると述べ、共和党が民主党の多数派を願う前代未聞の驚くべき事実を浮き彫りにした。ワシントン内外の複数の共和党はトランプの危険性を懸念し、国土安全保障の危機を表明している。

フロリダ州知事スコットは、ハリケーン.イルマで緊急事態を9月4日に宣言した時と全く同様に今回は白人至上主義者の会合に緊急事態を宣言した。知事は彼のサイトに公式声明を発表し「私たちは誰もが意見を述べる権利を持っている国に住んでいますが、暴力に対する寛容はゼロであり、公共の安全は常に最優先事項です」と述べた。また「私は郡と地方の法執行機関が全て必要な資源がある事を保証するためこの行政命令を要求したダーネル保安官と絶えず接触してきました。この行政命令はフロリダ大学及び全地域社会の誰もが安全であるよう準備するための付加的な一歩です」と述べた。これはスコット知事がバージニア州シャーロッツビルで8 月12日に発生した事件の過ちを繰り返さないための努力があることを示唆した。

アリゾナ州古参共和党上院議員ジョン.マケインは、昨日フィラデルフィア国家憲法センターでの恒例の授賞式で、同センターの議長である前副大統領ジョー.バイデンにより生涯にわたる犠牲と国家への奉仕のため2017年自由勲章を受賞した。その後、エモーショナルなスピーチを披露した。政治情勢の崩壊を懸念した他のスピーカーより、移民法及び北朝鮮に対して核戦争を煽るトランプの態度に対してもっと深い嘆きを表明し、白人民族主義傾倒のトランプ政権を抽象的に批判した。米国は「自由の地」であり、「移民の夢の地」であり、「想像された未来への突進で忘れ去られた過去の地」であり「クラスの底辺から大統領の指名」に至るまで「何かを可能にする地」であると情緒的に語った。また「私たちは祝福されており、私たちは人類への恵みを交わしてきました。 私たちが世界大戦の灰から築き上げた国際秩序は今日保護されており、歴史上これまで以上に多くの人々を専制と貧困から解放してきました。この驚異的な地は、その財宝と理想を分かち合い、最高の愛国者たちの血を流し、より良い世界の構築に貢献しました」と語った。

更に「 我々が組織し世紀の3/4を導いた世界を恐れるため、私たちが世界中で進歩してきた理想を放棄するため、国際的リーダーシップの義務及び地球の最後の最善の希望を残す我々の義務を拒否するため、問題を解決するよりもむしろスケープゴートを見つける人々による不完全で非現実的な、いかがわしいナショナリズムはアメリカ人が歴史の灰に引き渡した過去の他の疲れたドグマへの執着と同様に非愛国的である」と語り「「私たちは、血と土壌ではなく理想で作られた地に住んでいます」と述べ、現在台頭している白人民族主義及びトランプの反移民政策や世界からの孤立主義に対して、健全な基盤が欠けている不条理なナショナリズムを一部比喩的に批判した。

マケインはこのスピーチでトランプ大統領の名前を述べていないが、今日トランプはワシントン.ラジオ.ステーションで「私はとても、とても良いですが、ある時点で私は戦います。それは綺麗ごとではないでしょう」と述べ、マケインに対抗すると警告した。記者にこのトランプの発言をどう思うかと聞かれたマケインは「私は過去にもっと厳しい敵に直面しています」と応答した。この表現の意味を具体的に語っていないが、彼のスピーチは、ベトナム戦争で捕虜となり、拷問による過酷な体験をした強さと、現在最強の敵である膠芽腫と戦いながら、人生最後の段階で何らかの悟りを得た人の真実性を反映している。オバマ前大統領はそのようなマケインに、16日午後4時頃のツイートで「私は、我々の国に生涯奉仕している上院議員ジョン.マケインに感謝しています。 ジョン、今年の自由勲章の受賞おめでとう」との祝辞を送った。

ワシントン内外の多数の共和党メンバーは益々トランプに不安を感じており、少なくとも50年間見られない現象がある。元共和党議員のデイビッド.ジョリーは昨夜MSNBCのホスト、ローレンス.オドールとのインタビューで「共和党員として、過去数週間私は個人的に 2018年に民主党が下院を引き継いだ場合、共和国はもっと安全になるのではないだろうかと思いました」と語った。彼は先週、ワシントンDCで共和党を先導する人とこの問題を提起し、注目したことは彼が全く同じことを考えていたということでした」と語った。トランプは「議会に提供されている共和党より、彼の権力に多大なチェックを必要とする大統領である」と述べた。オドールは、共和党がそのようなことを言っていることを過去に聞いたことはないと述べた。これに反応したジョリーは「我々は国家を危険にさらす可能性のある大統領を抱えていることを知っていますが、共和党議会は彼の権力をチェックすることを何もしていません。民主党はそうすることができたはずです。彼らが2018年に下院を支配するならもっと良好になるかもしれません」と述べた。ジョリーはインタビューの最後にトランプ大統領は国土安全保障問題では非常にリスクがあると顕著な不安を表明し、トランプが核兵器のボタンを押す可能性が高い大統領であるとの危険性があることを示唆した。

現役議員で同様の懸念を公的に表明するメンバーは上院共和党のマケイン及びボブ.コーカーを含む少数派であるが、ジョリーのような元共和党議員、元大統領ジョージW.ブッシュの家族、多数の過去共和党政権の元閣僚や国家安全保障メンバー、及び2012年の共和党大統領候補者ミット.ロムニーは既に同様の懸念を表明している。加えて、500人以上の精神科医グループも精神的に不安的なトランプが危険な大統領であるとして、彼をホワイトハウスから引き離す運動を展開している。大半の共和党はトランプに対して憲法25条を行使できる状況であることを認識しているが、減税法案が通過するまで、黙視を続けているだけである。英国のメディアであるインディペンデントさえ「共和党議員たちはドナルド.トランプを弾劾する前に、税制改革法案を可決するまで待っていると伝えられている」と書いている。政治評論家、教授、および著者、ジェラルド.フォードとジミー.カーター政権下で奉仕し、1993年から1997年までビル.クリントン政権下で労働大臣を務め、2006年1月から、カリフォルニア大学バークレー校のゴールドマン公共政策教授であり、ハーバード大学のジョンF.ケネディー.スクールの元教授であったロバート.B.ライヒはフェイスブックに彼の旧友である元上院議員との電話での会話の内容を投稿し、コーカーを含む複数の上院議員は「狂気、不適格、危険」であるトランプが核コードを持っていることを懸念し「共和党員たちは、トランプが本当に、本当に何か馬鹿なことをしないことを祈っている」と述べたことを同紙は伝えている。トランプに危険性があることを表明している共和党員はまだ多数存在する。

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