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2016年の大統領選へのロシア干渉にトランプ陣営が共謀した可能性を探る捜査は以前よりもっと具体的な情報を提供している。トランプ大統領を勝利させるため、ソーシャル.メディアに虚偽ニュースを拡大する役割を果たしたロシアのある組織は、米国を分裂させるため選挙後もアメリカ人をターゲットにしていた。虚偽の政治広告を拡大したその組織に資金を提供していた人物はロシア大統領ウラジミール.プーチンに近く、米国政府に制裁を受けた人物である。ヒラリー.クリントンが個人的なメールとして削除した数万のメールを追跡した共和党のある活動家は彼の役割をメディアに告白した後に自殺した。彼はホワイトハウスの過去及び現在のトランプの複数の顧問と結びつきがあった可能性が高く、その顧問らは反クリントンの調査を援助し、2016年の選挙数日前に、ロシアのフェイク.ニュースのツイートを促進した疑いが提起されている。これは選挙法違反の可能性があるため、現在この点も調査されている。トランプ陣営はロシアによる2016年の選挙干渉に直接又は間接的に関与した可能性が高いことを示唆した。

フェイスブックやツイートなどを通して、政敵であったクリントンに対する醜い広告や虚偽の政治ニュースを拡大するため、アカウント購入の資金を提供していた人物はプーチンに近い富裕者のイェフジェニー.プリゴジンである。17日に公表されたCNNの独占報道によると、プリゴジンは、プーチンに「シェフ」と呼ばれるロシアの(寡頭政治の)独裁者であり、彼は市内で最も高級なレストランとなったボートを改装するほどの金持ちである。2002年サンクトペテルブルグでの首脳会談でジョージW.ブッシュ大統領にキャビアとトリュフを提供した。米国複数の調査関係者は2016年の大統領選挙期間にフェィク.ニュースを広めるためソーシャル.メディアを利用したロシアの荒らし屋グループにプリゴジンが資金を提供したと報告した。この拠点の一部には、特に興味深い名前と任命があった。西洋社会を分裂するための種を蒔くことに専念した「挑発部門」が存在した。プリゴジンはクレムリンの内側の一人であり、彼の会社は、サンクトペテルブルクの秘密の技術会社であるインターネット調査機関(IRA)の主な支持者であると考えられている。プリゴジンはウクライナのロシアによる軍事占領に対して財政的支援を提供したため、2016年12月米国財務省によって制裁された。彼のケータリング事業を含む会社のうちの2社は、今年財務省が制裁を認可した。恐らく、トランプ就任前のオバマ政権による制裁であると思われる。

7月1日のビジネス.インサーダーによると、ウォール.ストリート.ジャーナル(WSJ)は2016年の選挙でロシアの干渉を調査した米国の情報機関による報告書を引用し、ロシア人と思われるハッカーたちがクリントンの電子メールを彼女のプライベート.サーバーから盗み、仲介業者経由で元トランプの安全保障顧問であったマイケル.フリンに転送する方法について議論したことを報道した。その仲介業者の一人は共和党の政敵を調査する専門家80歳のピーター.スミスである。スミスは9月にクリントンが個人的な性質のものであると述べていた彼女のプライベート.サーバーから削除した33,000の電子メールにアクセスできるハッキング.グループを追跡するため、技術専門家、弁護士、ロシア語を話す調査チームを集めた。トランプは2016年7月キャンペーンでの集会で「ロシアが今聞いているなら、30,000のメールをハッキングしなさい」とロシアにハッキングを奨励した事で鋭く批判された。スミスはフリン.インテル.グループの個人会社を経営していたフリンと協力していたと伝えられていたが、フリンがどこまで関与していたか不明であった。

16日のCNNによると、調査官とその情報に精通している調査関係者はインタビューで、選挙期間中、イリノイを拠点に共和党の活動家であったスミスはトランプ大統領の内輪であった元安全保障顧問マイケル.フリン、ホワイトハウスの元政策戦略顧問であったスティーブン.バノン及び現役の顧問であるケリアーン.コンウェイと結びついており「彼らはトランプ.キャンペーンのために政敵リサーチの構築を援助していると信じている」と語った。スミスは数ヶ月前メディアに彼のキャンペーンで彼の努力について報告した後に自殺したと報じられた。現在、上院及び下院情報委員会の調査官は、このコネクションの事実を確認している状況である。

ロシアは現在もソーシャルメディアを利用し、米国を分裂させる努力を引き続き展開している。ロシアの工作員は米国の黒人集団を組織化することで、米国の黒人の活動家もターゲットにしていることが昨日報告された。18日のニューヨーク.ディリー.ニュースによると、1月初旬、ブルックリンの活動家オモワレ.アデワレは市内に自衛クラスを開設したいと主張した男性から奇妙な電話を受けた。テイラーと名乗ったその男性はメリーランド州に住んでいると述べ、ブラック.フィ ストという組織のために働くと主張した。その男性が求めていたものは、自衛クラスの開設資金を提供する代わりに、クラスに参加していた人、クラスを教えていた人、写真及びビデオの記録を提供するよう要請した。アデワレは決して、連絡先の詳細を送信しなかったが「本当に悪魔的だ」と述べ「私はトランプが嫌いです。これは明らかに、この背後にいたのはロシア人であることがわかりました。 私は彼らにはもっと長期的計画があると思う」と語った。アデワレは米国政治の緊張を煽るため、クレムリンにリンクされたロシアのネットワークの活動家に標的にされた事にしばらく気づいていなかった。

しかし、アデワレはその男性が住所の提供を求めた為何かおかしいと思い、ブラック.フィストに関する幾つかの調査を行い、合法的に見える ブラック.フィストのウェブサイト、インスタグラム、10万人以上のフォロアーがあるフェイスブックのアカウントを発見した。彼は2月にクラスの組織化を開始した。お金が入るまでは懐疑的であったが入金された時安心した。しかし、テイラーは5月、虚偽の活動家グループのソーシャル.メディアが廃止される直前に、アデワレとの連絡を絶った。アデワレは彼がロシアのため政治活動家として働く可能性があるかどうかを試されたと語った。サンクトペテルブルクを拠点とする IRAはソーシャル.メディアを利用しただけでなく、約100名のアメリカ人活動家に約80,000万ドルを払ったことを独立したロシアのテレビ局RBCが報告した。IRAはRBCとの結びつきを否定しているが、米国諜報当局は、IRAがモスクワでトランプ大統領の方向に選挙を揺れ動かすための役割を果たしたと述べている。

ソーシャルメディアを利用したロシアの虚偽のニュースは、例えばクリントンを「完全な邪悪」と呼び 、犯罪者に見えるようにハイテク技術で操作された彼女の顔写真を含め、意図的に有権者にショックを与えるような多数の目立つ広告が投稿された。これらには1,000万人がアクセスしたと報告された。捜査当局はロシア人が米国の活動家にも支払いをしたことを明白にしている。上記の報告に照らし、CIAの元ディレクターであったジョン.ブレナンはロシアがアメリカ人と共謀してない事は「ありえない」と述べ、トランプ陣営または彼らとコネがあるアメリカ人がロシアによる米国の選挙に関与したことはほぼ確実であると語った。トランプ.ジュニアの告白だけでなく、21州で選挙システムがハッキングされた時、特に接戦州で地域レベルがターゲットになり、特にミシガンやウイスコンシンは1980年以来、初めて民主党が敗北したと言われている。実際に投票数が改竄されたことを知る方法はないが、地域レベルのターゲットに加えて、フェィスブックを利用した政治集会広告は、米国の選挙地区と地理に深い知識または調査能力がある米国人の援助がない限り、ロシア人だけでは遂行できない大規模で複雑な選挙干渉であった。これはトランプ陣営が直接または間接的にロシアに関与した可能性が高い理由の一つである。ロシアは2016年に成功したこれらの戦略を含む多様な攻略を利用し、引き続き2018年の議会選挙及び 2020年の大統領選を干渉すると予測されている。従って、この捜査は党派的な問題ではなく、安全保障と民主主義崩壊の危機の懸念に基づいている。ロシアはソーシャル.メディアを利用し、米国を分裂させる努力をやめる様子はない事を示唆したため、15人以上の優秀な弁護士を率いている特別捜査官ロバート.ミュラーの捜査は深刻で複雑になっているようだ。

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