アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2020 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

Image result for Images of Amazon's New Supermarket

オンライン.ショッピングの大手産業アマゾンは昨年6月、ほぼすべての食品の販売も始めると公表し、12月初旬レジに並んで支払いをする必要のないハイテク.スパーマーケットを2018年から開業すると発表した。そのストアーでは商品を棚から取ると直接出口に向かうことができるため、時間を節約する事が可能であり、印刷の領収書を受け取る必要のないペーパーレスのこの新たなハイテクは多忙な現代人にとって便利である。この驚異的なスパーマーケットはどのように機能し、将来どのような意味があるのか?

世界最大のオンライン小売業者であるアマゾンは昨年から食品も販売し始めたが、最終的に店頭で支払いをする必要のないスパーマーケットを開設する計画が動機であったようだ。アマゾン.ゴー(Amazon Go)の店名による最初のストアーはワシントン州のシアトル(2131 7th Ave, Seattle, WA)に存在する。このストアを利用するためにはアマゾンの口座を開設する必要があり、無料のアマゾン.ゴー.アプリ、最新のiPhoneまたはAndroidの携帯電話が必要である。ストアーの入り口に設置された装置は、どこか日本の駅の改札を思わせる。入り口では携帯電話にインストールしたアマゾン.ゴー.アプリをスキャンするシステムになっている。ストアーに入ると好みの製品を取りストアーを出るだけである。多くの女性は選択した製品をアマゾン専門のショッピング.バッグに入れている。ストアーの棚に並んでいる物は調理済みの朝食、ランチ、ディナー、パン類、スナック類、乳製品、インスタント食品、飲み物など日本のコンビニを思わせる。

Image result for Images of Amazon's New Supermarket

アマゾンはロボット化と人工知能技術の開発に非常に積極的なオンライン.ビジネス企業である。2013年12月ドローン配達システムによるビジネス用無人機を考案し、市場参入を試みた。その構想は2015年1月オバマ政権下で完全に否定されていなかったが、まだ認可されていなかった。2017年3月、公式に最初のドローン配達が実施されたが、危険すぎるとの論争的理由により、安全な場所、時間帯、天候などの条件により、利用は大幅に制限され、現在も成功していると言える状況ではない。アマゾンの新たな狙いは、全国規模で事実上店員の存在しないハイテク.スパーマーケットを拡大することである。顧客がバッグに入れたものは、すべて携帯装置に製品のイメージと値段が記録されるシステムになっている。多忙な現代人にとって、レジで並んで待つ必要のないショッピング.システムの実用化は非常に便利であるという印象を受けるが、アマゾン.ゴーがどのように機能するのかという点は最も重要な疑問である。

Related image

その疑問に関するアマゾンの説明によると、支払いを店内でする必要のないシステムは「自走車に使用されている同じ種類の技術、すなわちコンピュータ.ビジョン、センサー融合、深い学習によって可能になる。製品をショッピング.バッグに入れたら、店を出るだけのシステムは客が製品を棚から取り出し、または棚に戻すとき自動的に検出し、バーチャル.カートで追跡する。その後アマゾンは領収書を送り、アマゾンの口座から請求する」システムになっている。しかし、このアマゾンの説明は、棚から品物を取った時、それが誰であるかをどのように知るのか詳細については説明していない。

ハイテク関連サイトのギーク.ワイヤーによると、顧客は「トランジッション.エリア」を通して出口に到達するため、システムは「ユーザーが出発していることを感知し、製品を記録し、アマゾンの口座に請求する。ユーザーが小売店の場所から製品を購入している場合、選択された製品は既に認識され、ユーザーに関連のある識別リスト上で特定される」ため、このエリアを通過する際、自動的にその製品の料金が請求されると述べている。しかし、アマゾンはアマゾン.ゴーのストアーには個々の製品に無線周波数識別(RFID)を導入していないと述べている。従って、疑問はAさんがストアに入り、ある製品を棚から取ったことをどうして分かるのかであるが、この点でアマゾンは詳細な技術的説明を提供していない。いずれ、ハイテクに通じた誰かが幾つかの落とし穴を発見し、悪用する危険性があることを示唆している。

Image result for Images of Amazon's New Supermarket

加えて、レジのないストアーでは労働者を極度に削減することが可能になる。アマゾンは今後10年間で全米に2,000店舗のハイテク.ストアーを設置する予定である。このプロジェクトに対して、最初誰でも気づくことは、何よりも人間による労働力が失われることである。これが全国規模に拡大した場合、ショッピングの時間を大幅に節約可能なストアーは、他の従来のスパーマーケットの客を奪うことは必然的であるため、最終的に倒産に追い込まれる潜在的危機に直面すある一般的なストアーの従業員は、次から次に失業する結果になることは容易に想像可能である。Amazon Goのストアーに必要な労働者は、ストアー内で技術的問題が生じた時、その問題に対応できる技術者でなくてはならない。少なくとも従来のタイプの従業員は将来不要になる可能性がある。職場に新たなハイテクが登場する度に、技術についていけないか又は技術訓練を受ける機会が少ない個人は常にハイテクに入れ替えられる運命にある。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。