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今日午前中、ファースト.レディがテキサス州にある移民の子供達を世話している施設を訪問している時、トランプ大統領は官僚との会合を行い、批判に集中した非建設的な会合で終わった。一方、下院議会は二つの移民法案に投票する努力を行ったが、最初の投票は大幅に票が足りず、通過しなかった。その直後、もっと温厚な二つ目の法案の投票を突然延期した。今日下院議会が投票に失敗した移民の取り組みは、超党派の交渉に基づいていない。今日の様々な状況は、深刻な移民法に取り組む米国には引き続き多大な恥ずべき問題があることを示唆した。

昨日トランプは不法に国境を越える両親から子供を離さないための大統領令に署名したが、彼の政権は、既に引き離された家族との結合はしないとの方針が伝えられた。ファースト.レディのメラニアは午前中、テキサス州マクアレンを訪問し、十代の子供たちが収容されている施設の職員らとの会合で幾つかの質問をしながら、子供たちが彼らの家族と結合できることを望んでいると語った。彼女が訪問した施設は、米国政府所有の施設ではなく、国土安全保障省が雇用した民間の施設であると言われている。メラニアは、職員らの説明を受けた後、施設のツワーを行い、その後子供たちに会うスケジュールになっていたが、子供達に会う場面はカメラの撮影が禁止されており、その様子は報道されていない。

同時に、トランプ大統領はホワイトハウスで閣僚との会合を行い、彼が昨日署名した論争的な家族分離に関して、その措置を止めるための大統領令は一時的なものであるため、議会が法案を制定しなくてはならないと述べた。この点については、正直に語っているとの印象を与えたが、家族分離は歴代の政府から長く続いた慣行であると述べ、彼の政権が初めて家族分離の問題に対処していると驚異的な虚偽を語った。連邦政府は1997年の規定に従い、例外を除き国境で逮捕した両親から子供を即時に離す措置は存在しない。これはトランプ政権の「ゼロ許容」政策に基づき、子供を両親から離す顕著な人権違法行為である。加えて、この困難な移民問題に関する建設的な意見はなく、民主党は不法移民の対応に関しては「妨害者であり、過激派であり、国境をオープンにしている」と批判し、下院少数派リーダーのナンシー.ペロシと上院少数派リーダーのチャック.シューマーは何もしないと述べた。しかし、民主党は3月に行った予算法案の投票で国境の安全を含む1.3兆ドルの支出法案を支持した。

加えて、7〜8年前から向上した良好な経済状況を受け継いでいるトランプは、彼が就任した時、経済は非常に低下していたと事実に反する虚偽のコメントをした。現在の経済ブームを自慢したい心理は理解できるが、経済学者はそれぞれ多様な評価をし、世界の経済と引き離して米国の経済を評価することは稀である。また、複雑な経済構造において、大統領が直接経済を動かしているとは見ていないため、一般的に大統領は公表済みの雇用情勢を公表することはあるが、このような発言を控えている。官僚との会合を指揮する大統領が、別の党の批判のみに集中し、他の課題でも真実を語っていない時、全ての官僚の表情が暗い様子を見逃せない。彼らも、特に「ゼロ許容」政策は終わらないと言っている大統領の移民問題は、引き続き米国の多大な恥であるため、彼らもその歴史の一部である事実に直面している。

大統領が建設的とは言えない閣僚との会合を開催している時、下院議会は幾つかの移民法について論議した。今日投票する予定であった二つの移民の一つは保守的であり、基本的に合法的移民さえ削減し、国境の安全性を強化し、ダカ(DACA)の措置下で保護されているドリーマーには一時的救済措置およびグリーン.カード保持の道を提供し、壁建設を認可している。また、離された子供は家族とともに拘留することを含めている。妥協案と呼ばれる二つ目の穏健的な法案は、トランプ大統領が望んでいる国境の壁に250億ドルを提供し、ダカ.プログラムの受益者に市民権への道を与えている。しかし、抽選によるビザ.システムや家族ビザなどを廃止している。二つの法案には、いずれも既に分離された子供と両親を結合する案が含まれていない。

下院議会は午後から最初の保守的法案に投票し、40人以上の共和党およびほぼ全員の民主党は反対票を投じたため、失敗に終った。東部時間午後3時頃には、議員らの理解を深めるため、もっと論議する必要があるとして、突然2つ目の穏健的法案の投票を延期した。このような状況下で、トランプは「妨害者、過激派」と批判した民主党のトップ.リーダーのペロシとシューマーをホワイトハウスに招待し、移民法の交渉を行うと述べている。しかし、健全な交渉ができる望みは低い。今日投票を行うことが予定されていた21日の早朝6時過ぎ、トランプは「上院で民主党の9票が必要な時、下院が良い移民法案を行っている目的は何ですか?そして民主党は(彼らは中間選挙で良いと感じています)妨害することだけを探しています。共和党は愚かなフィリバスター規定を取り除かなければなりません!」とツイートし、下院議会の努力を挫いた。下院共和党のライアン.カステロはトランプのツイートに反応し「うわー、これは未定のGOP(共和党)メンバーが妥協案を支持するのを妨げています」と指摘した。

基本的に反移民であるトランプの家族分離政策に対する世界の反応も含めて、不法移民の問題は、教皇フランシスが指摘した通り、世界的問題である。最初の法案の投票結果は、自国を逃亡する難民で揺れる西洋諸国と同様に、米国だけがそのような移民を締め出すことは不可能になっていることを理解し始めている共和党が増えていることを示唆している。今日下院が投票を延期した妥協法案には、壁建設の費用およびダカ.プログラム下のドリーマーに市民権の道を開く措置が含まれている。トランプは彼が壁建設を必要としている理由を論理的に説明していないため、彼の支持基盤に公約したことのこだわりがあるように見える。多数の共和党はその支出に反対しているが、米国とメキシコ間を流れる川の中心が国境線になっている為、その壁を米国側に建設する場合、個人が所有する土地の所有権の問題もある為、トランプが望む巨大で長い壁は法案の制定を遮っている。オバマ政権の二期目に比較すると、共和党の移民法の取り組みは著しく向上しているものの、今日下院議会が失敗した法案の取り組みは、数週間共和党だけで交渉された結果であり、両党の代表者による徹底した論議に基づいた妥協案ではない。移民問題の取り組みは引き続き米国最大の恥である。トランプ政権は「ゼロ許容」政策は終わらないと言っているため、引き続き全米の各地で少なくとも100の抗議活動が行われており、昨日「どのような怪物が子供を檻に入れるのか」と抗議したプラカードも見られた。

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