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専門家及びロシアを研究する共和党議員は、トランプ大統領のプーチンに対する態度を予測していた。16日ヘルシンキでの米ソ首脳会談の前にトランプはNATOサミットの為、ブリュッセルを訪問し、その後イギリス及びスコットランドを訪問した際、各地で記者団に語ったこと、及びインタビューで語った内容はトランプのプーチンに対する友好的態度に一貫性あることを示唆した。専門家はトランプが、結果的に米国の安全保障を弱体化する結果になるプーチンと危険な世界観を共有していることを警告していた。

ロシア関連の調査で、彼の政権下の司法省は特別捜査官ロバート.ミュラーのリーダーシップ下で、民主党全国委員会とヒラリー.クリントンのキャンペーンをハッキングした12 人のロシア軍人関係者を告訴した為、トランプ大統領に課せられている任務は12人のロシア人を米国に引き渡すことを要請することあった。しかし、トランプは16日ヘルシンキでのプーチンとの合同記者会見で、大統領選を干渉したプーチン側に立った為、その交渉はなかったことを示唆した。ロシアに駐留している米国大使ジョン.ハンツマンは米ソ首脳サミットのレセプションに参加していた一人であるが、その前日、NBC Meet the Pressの司会者チャック.トッドとのインタビューで「ヨーロッパ全域で悪意のある行為」をしていることも含めて「ロシア人が行った責任を彼らは負う必要があるため、それは会話の一部として含める必要がある」と述べていた。ハンツマンはトランプが引き渡しをプーチンに要請するかどうか懐疑的であり、FBIはモスクワの米国大使館と協力して、その方向で努力すると述べた。現在、幾人かの議会委員会の代表者は12名のロシア人引き渡しを要求している。

ロシアは2014年シリアに介入し、クリミアの合併を含めてウクライナに介入した。2016年には米国の選挙を干渉し、ヨーロッパから孤立するロシアに対して、トランプ政権下の財務省でさえ、世界中で「悪意のある」活動をしているプーチンを批判している。一般的に歴代の大統領は、直接会談する機会があった時、ロシアの行動について指摘するはずである。しかし、トランプは14日、スコットランドのターンベリーにある彼のゴルフ.クラブでインタビューしたCBS Evening Newsのアンカー、ジェフ.グラーにロシアの選挙干渉はオバマ政権下で起きたことであり「民主党全国委員会をハックさせたことを恥ずべきである」と述べ、トランプはオバマ前大統領の責任であると批判した。また、12人のロシア人を引き渡すようプーチンに要請するかと聞かれ「考えていなかった」と答えた。トランプは「欧州連合(EU)は敵です。ロシアはある点で敵です。中国は経済的に敵であり、確かに彼らは敵です。しかし、それは彼らが悪いということを意味しません。彼らは競争力があるということです」と語った。しかし、米国の経済は22兆であるが、ロシアはわずか1兆であるため、ロシアの経済的側面では競争力があるとは言えない。

ワシントン.ポスト(WP)によると、先週「ベルギーとイギリスでヨーロッパの文化を破壊している」とトランプが述べている移民に対するパターンからフェイク.ニュースとしてメディアを批判し、米国のディープ.ステイトなど陰謀説を信じ、及び米国とロシア関連調査をウィッチ.ハントと呼んでいることに至るまで、トランプはプーチンのイデオロギー的世界観と彼の政治的姿勢を鳴り響かせている」と見られている。独立系シンクタンクのカーネギー.モスクワ.センターの外交政策専門家であるアレクサンダー.バウノフは、最近の記事で、プーチンにとって「トランプは譲歩なしのデタント(国際関係の緊張緩和)には理想的なパートナーである。プーチンはロシアの敵国である同じアメリカの敵である」と述べ、プーチンとトランプは特に同盟国を含む多くの外交政策において同じ考え方を共有していると指摘した。

歴史的に重要な同盟であるNATOに対する侮辱の繰り返しは、すべて世界での権力拡大に執念を燃やすプーチンの思い通りの行動である。トランプはNATOサミット前にプーチンに会うことが「最も簡単」であると述べた。WPによると、先週ブリュッセルでトランプは「彼に会った時、彼はとても私に良く接してくれました。彼は私の敵ではありません。うまくいけば、いつか彼は私の友人になるかもしれません。それは起こる可能性があります」と記者団に語った。しかし、幾人かの共和党議員は、ロシアは米国の友人または味方ではないと宣言した。ネブラスカを代表する米国上院議員ベン.サセは「プーチン大統領は米国の友人ではなく、彼は大統領の仲間ではないことを理解するべきです」と語った。最近モスクワを訪問したサウス.ダコタの米国上院共和党議員ジョン.チューンは「ロシア人は非常に多くの問題について、彼らが間違っていないと主張する準備ができています」と述べていた。事実16日のプーチンの態度は、まさにチューンが警告した通りである。

ワシントンは「ロシアは米国の味方ではない」との一貫した立場を維持している。昨年に続き、今年もトランプはNATOを侮辱したため複数の専門家は「信じられない」と反応し、その中の一人は「前代未聞の無謀で無知な大統領である。トランプほど大統領として不適格な人物はいない」と厳しく批判した。その多大な反響後、上院議会は10日及び下院議会は11日、NATOを保護するための決議案を満場一致で通過した。これは如何に同盟国に対するトランプの態度が議会及び一般的な歴史上の認識と異なっているかを証明している。12人のロシア政府関係者が告訴された後もトランプはプーチンと友好関係を築くことを切望しているため、同盟国のリーダー達より、もっと気楽に感じるプーチンとの一対一の対話をキャンセルすることはなかった。16日、米国よりプーチンの側に立つことを選択したトランプは、その言動に一貫性があり、米国の大統領というより、むしろロシアのエージェントとして機能している印象を与えた。

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