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Image result for Images of Michael CohenBy The Atlantic

複数のロシア関連ニュースは週末の主な焦点になっている。まず、トランプの長年の個人弁護士であったマイケル.コーエン(中央)はトランプ大統領との会話を録音していたことである。二つ目は、16日ヘルシンキで米ソ首脳会談を行ったが、トランプはロシア大統領ウラジミール.プーチンとの会話の内容をほとんど公開していない状況で、ホワイトハウスにプーチンを招待する計画を発表した。これらの驚きの展開に加えて、トランプ.キャンペーンの顧問の一人でFBIに盗聴されていたカーター.ペイジに関する資料が公開された。これら論争的問題の主要点は何か?

長年トランプの弁護士であったコーエンは、2016年に大統領候補者であったトランプとの不倫を認めているプレイボーイのモデル、カレン.マクドゥガルに対する支払の件について、トランプとの会話を録音していたため、トランプ大統領を混沌に陥れていると言われている。マクドゥガルは大統領選の数ヶ月前、彼女と共和党大統領候補者であるトランプとの不倫話を出版することを希望し、スーパマーケット.タブロイド誌と呼ばれるNational Enquirerと契約したが、このタブロイド誌の親会社であるAmerican Media Incorporated(AMI)は2016年8月に150,000ドルを彼女に支払った。しかし、その話は出版されることはなかったことが多大な疑惑の原因になっている。AMIはトランプを支持する母体であったため、その話を150,000ドルで買い、トランプを保護するため出版しないことをトランプ側と調整していた場合、選挙法違反であり、この場合の企業現物出資は不法である可能性があるため主要な論争的問題に発展している。コーエンは、マクドゥガルの話を購入することをトランプと論議しているその会話を密かに録音していた。この録音テープはFBIが彼に対して家宅捜査した時、押収したものであるが、特権付きになっており、現在トランプおよびコーエンの弁護士のみが入手したと報告されている。コーエンは最近、最も大切なものは妻や子供たちである事を明白にし、トランプとは完全に離れFBIに協力している可能性があることを示唆する公的発言をした。彼女の話が、出版されていた場合、トランプは選挙に敗北していた可能性もあるため、潜在的犯罪の要素が指摘されている点で論争的な問題である。

次に、トランプ大統領は16日ヘルシンキで米ソ首脳会談を行った時、米国の情報部よりプーチン側に立ったため、ワシントンでは蜂の巣をつついたような騒ぎとなり、彼の情報源であるフォックス.ニュースさえ、トランプを批判した。その翌日、トランプはロシアが米国の選挙に干渉したとの米国の情報部の報告を信じると述べた。18日CBSニュースのインタビューで、プーチンとの議論について、非常に曖昧な概要を語ったが、2016年の選挙前に米国の政治機関に対するサイバー.スパイ攻撃を指揮したのはプーチン大統領であると述べた。しかし、20日米ソ首脳会談での計画を詳細に論議するため、プーチンをホワイトハウスに招待すると述べた。16日の会談は、二人の通訳を除く一対一の会話形式で行われ、会話の内容はメモを含めて公式文書がないため、トランプが詳細に語らない限り不透明である。従って、議会委員会の一部は、通訳を召喚する事を提案した。

この反応後、トランプは19日早朝「ロシアとのサミットは、人々の真の敵であるフェイク.ニュースのメディアを除いて大成功を収めた。テロの防止、イスラエルの安全保障、核兵器などを含む多くの事について、論議した幾つかを我々が実行開始できる2回目の会合を楽しみにしている」とツイートした。ロシア側は両首脳の会話についての概要を公表した。19日のガーディアンによると、米国駐在のロシア新大使アナツィオ.アントノフは18日モスクワの記者団に、中距離原子力(INF)軍備管理協定の保全を含む「重要な言葉の合意」に達したと語り、ロシアの大統領は、両国がシリアにどのように協力できるかについて「具体的かつ興味深いワシントンへの提案」を行ったと述べた。また、考慮を検討している別の課題は両国のテロリズムとの闘いであり「米国側は関心を持って耳を傾けたという印象があったようだ」と伝えた。

同日の記者会見で、ホワイトハウスの報道官サラH.サンダースは、2016年の選挙妨害で告発された12人のロシア人を引き渡す代わりに、ロシアに駐留した元米国大使とのインタビューを取り計らうようプーチン大統領が提案した件に大統領は「同意しない」と報告した。その元大使は現在、ほぼ日常的にテレビ.ニュースでのインタビューでプーチンを批判している著名人マイケル.マクフォウルである。彼は現在スタンフォード大学政治学部の教授であり、2012年から2014年にロシアで米国大使を務めた。大使就任前、オバマ政権下で国家安全保障理事会の大統領補佐官およびオバマ大統領のロシア政策顧問であり、ロシア/ユーラシア問題の上級ディレクターであった。もし、米国がマクフォウルをモスクワに派遣した場合、非常に残酷な尋問を受ける可能性があると予測されているため、ほとんどの議会メンバーはこの提案の受け入れに反対している。マクファウルは、プーチン大統領と小児性愛者を打倒することを企てたと非難され、意外にも彼がロシアのプラパガンダ.キャンペーンのターゲットになっていることに気づいた。それは「多くの点で地政学的時代の兆しであった。ロシアとの関係を『リセット』しようとするアメリカの試みは崩壊しており、ロシアの首都でアメリカの顔と声として、マクファウルは準備ができているターゲットであった」とロスアンゼルス.タイムスは説明している。

長年トランプに信頼されていたと言われた彼の弁護士コーエンさえ、トランプとの会話を録音していた事実は、彼がドナルド.トランプを信頼していなかった側面があったことを示唆している。米国政府は不審な人物を外国諜報監視法(Foreign Intelligence Surveillance Act又はFISA)に基づき裁判所の許可を通して盗聴する。昨年メディアの注目を浴びたカーター.ペイジに対するFBIの監視情報は、彼の政権下の司法省によって公開されたことが21日報告された。彼はロシアのエージェントとしての機能を果たしたとの疑惑をもたれているが、22日ABC、CBS、CNN、フォックス.ニュースなど多数のテレビ.ニュースでのインタビューで、ロシアとの関係を否定した。CNNState of the Unionのホスト、ジェイク.タッパーはペイジがクレムリンの「元顧問」であると記載されている書類を読み上げたが、ペイジは「私は、想像力の如何に関わらず、外国政権の代理人であったことはありません」と述べ、ロシアとの関連を否定した。しかし、「私は(ロシア人との)幾つかの会議で座っていたが、私を顧問と呼ぶことは法外であると思う」と述べた。

2016年10月、FBIが提出した申請書は「ペイジがロシア政府と協力し、共謀していると信じている」ため、監視が必要である」ことを説明している。彼はロシア政府に採用された可能性があるとして、FBIはペイジに注目していたことは昨年4月から報告されていた。一部の共和党は、カーターのキャンペーンでの役割は最小限であり、トランプ.キャンペーンがロシアと共謀したという証拠はないと述べている。トランプは彼のキャンペーンがオバマ政権によって、不法に盗聴されたと主張しているが、フロリダの米国上院共和党議員マルコ.ルビオは「ペイジを盗聴したことが、キャンペーンをスパイしたことにはならない」とフォックス.ニュースでのインタビューで語っている。恐らく、ペイジは彼自身が気づかない状態で、ロシアのエージェントとして利用された可能性がある。これも論争的なロシア関連ニュースの一部になっており、週末は混沌たる状況である。

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