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ウェスト.ウィングの元最高顧問の一人であったオマロサ.マナガウツ.ニューマンによるホワイトハウスの裏を暴露する書籍が販売された今日、トランプ大統領は彼女を告発すると脅し、ツイートで彼女を「犬」と呼んだ為、論争的な問題に発展している。その最も重要な法的視点において、トランプ対オマロサの紛争は両側の主張が完全に異なっている。最も致命的なテープが存在し、中間選挙数ヶ月前の今日公開された場合、トランプ及び共和党に壊滅的な影響を及ぼすことはほぼ確実である。トランプとオマロサは15年間の交流があり、強く知的な女性が国民に共有した書籍での話は爆発的であると言われている。トランプ対オマロサの新たな紛争は何を示唆している?

その重要な法的視点において、トランプとオマロサの主張が異なっている要点の一つは、トランプが彼の番組であったアプレンティスの撮影中、政治的生命を失う可能性が高い黒人に対する差別用語を使ったことを証明するテープが実際に存在しているかどうかである。トランプは昨日、アプレンティスの所有者はそのようなテープは存在しないと述べているとのツイートを公開したが、実際にトランプと番組の所有者との間でそのような会話があった証拠を提示していない。オマロサは、テープを聞いたと主張し、共和党政治評論家を含む幾人かもテープは存在すると見ている。今日ホワイトハウスでの記者会見で、報道官サラH.サンダースはテープが実際に存在するかどうかに関する記者団の質問に対して、確信のない態度でトランプを擁護した。サンダースは「何も保証することはできませんが、大統領がこの問題に直接言及したと言えます。私は聞いたことがないと言えます」と述べた。

次に、ホワイトハウスが彼女に対する告訴を主張している理由は、彼女がNon Disclosure Agreement (NDA:秘密保持契約の総称)に署名し、その契約に違反したという点である。トランプはツイートで、オマロサの「署名を保持している」と主張したが、その証拠を提示しなかった。14日の今日、MSNBCのケィティ.ターとのインタビューで、輝いた目で自信に溢れたオマロサは、NDAの署名を拒否したと述べている。彼女は書籍を出版する前に、全ての証拠を確認したと語った。また、彼女はトランプが「絶対に女性及び黒人を敬っていなかった」こと、プエルトリコ人に対しても軽蔑的な言葉を使ったことなどを語り、ホワイトハウスの裏の場面を暴くことに興味があることを示唆した。他にも録音したテープを保持しているかと聞かれたオマロサは、それについて返答することを拒否した。今週から頻繁に各種のインタビューに応じている彼女は、ロシア関連捜査に協力する意向であることを表明している。オマロサは、彼女の書籍Unhingedにトランプが精神健康の衰えがあること、人種差別者であること、更に彼女が目撃した現在の政権の腐敗と論争について描写していると伝えられている。

トランプと彼女の15年間の「関係は、4つのテレビ番組、大統領選挙、歴史の中で最も混沌とした不法なホワイトハウスでの一年間」であったが、それは「決定的な終わり」を迎えた。「強く知的」な彼女の書籍での告発は「爆発的」であり「彼女の話を共有する準備は整った。Unhingedは懸念している市民が読むべきである」と宣伝されている。しかし、オマロサが大統領を非難している彼女の書籍は、多数の辛辣な主張があるとして、トランプは今日弁護士のチャールス.ハーダーを雇用したと伝えられた。ハーダーは性的テープ訴訟で、レスラーのホーク.ホーガンを代表したことで有名な弁護士である。ホワイトハウスの元最高顧問であったオマロサとの契約違反の紛争及び論争的な書籍の内容に関してトランプを代表する弁護士になると見られている。14日のCNBCによると、トランプ側は「2016年の機密保持契約に違反」したオマロサ.マナガウツ.ニューマンに対して、ニューヨーク市のアメリカ仲裁協会(American Arbitration Association)に仲裁申し立てを提起したと発表した。カリフォルニア州に本拠を置くハーダーは、2017年、英国のタブロイド紙に対して、名誉毀損訴訟を起こし、謝罪を求めたトランプ.メラニアの訴訟も代表したことがある。

いずれにしてもトランプはオマロサが実際に署名した書類の証拠を提示していない。しかし、ホワイトハウスの記録は、特に過去の政権下ではほとんど検索可能である。実際、オマロサが署名した書類は保存されていないと思われるが、無署名の書類は存在している。それはProposed-Consulting-Agreement-and-Companionと記載された10ページのPDFである。トップ.ページにDonald J. Trump For President, Inc. Companion Agreementのタイトルが記載された文書のページ6にオマロサの氏名、住所が記載され、その上に署名するようになっているが、その署名欄は空白になっている。それらの契約内容は機密情報公開の禁止、非難的言動の禁止、競合力のあるサービスの禁止、競合的勧誘の禁止、競合的知的財産権請求の禁止、契約違反に対する救済措置、及び用語の定義などについて記載されている。NDAの最も一般的な形式は会社の機密情報を漏らさないこと、医師と患者間の特権に関する機密性、弁護士と顧客間との特権、司祭と信者間の懺悔特権、銀行と顧客間の秘密保持契約などであるが、大統領を非難しないことを顧問に契約上で強制する例は珍しい。

トランプは今朝4:31AMの論争的なツイートで「あなたが狂った泣き叫ぶ低生活者を休ませ、彼女にホワイトハウスでの仕事を与えたら、それはうまくいかなかったと思う。その犬を素早く解雇したケリー将軍は素晴らしい仕事をした!」と書いているため、オマロサを「犬」と呼んだとして、再度トランプは批判されている。しかし、トランプの妻メラニアは彼を批判する人々に対して、その「10倍の攻撃性」で対抗すると公的に語っている。批判に対する攻撃はトランプのパターンであることを認めているニューヨーク.タイムスは14日「マナガウツ.ニューマン氏についての朝のツイートは、かつてホワイトハウスで最高水準に奉仕していた少数派の女性を侮辱するため大統領が利用した著しく荒いいじめの説教壇であった」と指摘した。

トランプはこれまで夥しい頻度で、彼を批判する著者または批評家に対して告訴ゲームを展開してきたが、実際に裁判に至っていない事例が多数ある。特に選挙前にトランプをセクハラで訴えた女性全員を告訴すると述べていたが、彼女たちは告訴されていない。如何なるケースも告訴する場合、実際に損害を被ったことを証明する多数の証拠を提起しなくてはならない為、告訴する側も容易ではない。いずれにしても、爆発的な知られざる裏話を暴露する可能性があるオマロサの行動はしばらく注目される様相である。

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