アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2018 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

Related imageBY ABC News

トランプ大統領の米国最高裁指名者であるブレット.カヴァナフおよびの彼の4日間の公聴会は、最も党派的で前代未聞の腐敗があることを示唆している。長年定着しているロー対ウェイド判定を覆す可能性がある彼は、この課題も含めて、一部の両党の議員らが懸念する全ての課題に関する疑問について曖昧であり、彼自身の明確な立場を表明しなかった。加えて、30年以上前の性的暴行のスキャンダルが暴露されているため、委員会メンバーの投票が遅れている。暴行を受けた女性は真実を世間に知らせるため、公的に語ることを決意したと今日報告された。その女性はスタンフォード大学の心理学者であり、この分野で著名な大学の教授である。カヴァナフの暴行スキャンダルは、任命プロセスに影響を与える可能性がある。

9月4日から7日までの4日間、上院司法委員会で聴問会が行われた。ホワイトハウスは、ブレット.カヴァナフに関する100,000ページの資料の公開を保留し、パネルのメンバーが読む時間がない3日の夜に46,000の文書のみを公開した。カヴァナフに関する情報を読む時間を与えられなかったとして、複数の民主党パネル.メンバーは公聴会を延期するよう共和党委員長であるチャック.グラスリーに要請したが、グラスリーはこれを無視し、党派的で一方的な公聴会を推し進めた。これは前代未聞の不当な行為である。しかし、カヴァナフは過去の性的暴行が報告されており、それを否定していたが、その著名な女性は16日沈黙を破ったと報告された。

委員会は10日から14日までに任命のための投票を行う予定であったが、あまりにも論争的であるため投票は延期になった。委員会は先週11対10で、9月20日に投票すると可決した。上院議会多数派のリーダーであるミッチ.マコーネルは今月最後の週に投票を行うことを期待していると伝えられた。4日間の聴問会中、一部の共和党さえ懸念を示した幾つかの課題がある。例えば、2010年にオバマ前大統領が署名したアフォーダブル.ケア.アクト(ACA)に定められている既存の病気に関する裁判で、この条項を保持するかどうかである。次にトランプは民主党が多数派になった場合、弾劾の聴問会が行われる可能性があるトランプの課題に関する裁判では、カヴァナフには利益相反があるため、身を引くかどうかの質問である。彼は幾つかの過去の論文に、大統領には史上の権力があると主張しているが、現在でもその立場であるかどうか、また、中絶の権利を保証したロー対ウェイドの歴史的判定を支持するかどうかの質問に明白な立場を表明しなかった為、論争的な判事として注目されている。

加えて、カヴァナフは2001年から2006年までホワイトハウスで働いていた時、2001年9月11日の同時多発テロ事件後、拘束したテロ容疑者または疑わしい人物に対する処置に関する情報も含む書類を提供するよう求めているが、共和党はそれを拒否した。そのため、委員会で14日までに予定されていた投票は延期された。委員会共和党でカヴァナフに「ノー」のサインを送るメンバーは誰もいなかった。ACAの最も人気のある条項は既存の病気がある人も医療保険に加入できることであるが、現在、この条項は憲法違反であるとの挑戦を受け、裁判に直面している。カヴァナフは、この条項を保持すると公約していないため、この条項を支持する議員らにはチャレンジである。

しかし、問題は彼に性的暴行の歴史があることである。カリフォルニアの大学教授である彼女はブレット.カヴァナフの性的暴行について公開したと伝えられている。16日のワシントン.ポストによると、今年の初夏、クリスティン.ブラスセイ.フォードは、30年以上前、メリーランド州郊外の高校生であった時、現在米国最高裁判事の任命プロセス下のブレット.カヴァナフに性的暴行を受けたと民主党議員に秘密の手紙を書いた。彼女の名前が公表されるまで、カヴァナフはこれを否定していたが、性的暴行を受けたことを16日に公表した女性は51歳の北カリフォルニアのパアラトにあるスタンフォード大学のコンソーシアムで臨床心理学の大学院生を訓練している教授であり「彼女の作品は学術誌に広く掲載されている」著名な人物である。ホワイトハウスのスポークスマンによると、カヴァナフはフォードの主張について、コメントはなく、高校時代に彼が彼女を知っていたかどうかについての質問にも答えなかったという。7月初め、カヴァナフは候補リストにあり、退職するアンソニー.ケネディ判事の後継者になる可能性があった。民主党の登録有権者であり、政治組織に少額貢献したフォードはトランプが最終的に彼を指名する前に、彼女の議員であるアンナ.エシュー民主党議員に連絡を取った。

7月下旬、彼女はエシューの事務所を経て、司法委員会の民主党議員であるカリフォルニア州のダイアン.フェインスタインに手紙を送った。しかし、彼女は自分の名前を公表しなかった為、フェインスタインはカヴァナフの任命に懸念を示す手紙を受け「私はこの問題を連邦捜査当局に言及している」との短い声明文を9月13日に公開した。6月30日の日付でフェインスタインに送られた手紙はCNNが16日に公開した。この時点で、彼女の名前は公開されていない。しかし、彼女の主張は16日、本人の名前を公開し、公式に公表したことがワシントン.ポストに紹介された。彼女がまだ十代だった1980年代初めのある夏、10代の若者のパーティがあった日「酔っていた」カヴァナフと彼の友人の両方は、モンゴメリ郡の家で、彼女をベッド.ルームに閉じ込めたと主張している。彼の友人が見ている間、カヴァナフは彼女をベッドに押しつけ、彼女の服の上から彼女を弄り、ワンピースの下に着ていた水着と服を脱がせようとし、彼女が叫んだとき、彼は彼女の口を自分の手で押さえたと述べ、「私は彼が誤って私を殺すかもしれないと思った」とフォードは語った。フォードは、カヴァナフの友人であるマーク.ジャッジが彼らの上に飛び込んだとき3人は転び、部屋から逃げ出し、一時的にトイレに鍵をし、それから家から逃げ出したと述べている。彼女が2012年に数回精神療法を受けた時のこの記録は詳細に残っており、セラピストのノートの一部はフォードによって提供され、ワシントン.ポストによって再検討された。

先週、カヴァナフに性的暴行の歴史があることが暴露された時、彼はその事実を否定していた。十代の頃の「長期的」な精神的ダメージを受けたフォードのセラピー記録にはカヴァナフの友人であるマーク.ジャッジの名前さえ明記されていることから、最早カヴァナフが否定することは困難な状況になっている。米国最高裁の席は「高い基準のモラル」を備えた人物が得るべきであるとして、30年以上前に性的暴行の暗い過去があったことを暴露されたカヴァナフは、現在、中間選挙の前に任命プロセスを急ぐ共和党に足枷を負わせている。これが数十年前であれば、多くの共和党は「高い基準のモラル」を考慮したかもしれない。しかし、現在30年前にあった暴行など、どうでも良く、党派的利点から共和党多数派の米国最高裁を維持する絶好のチャンスを逃すことはできないとの姿勢がある。そのモラル、威厳、プライドに欠けている司法委員会の共和党メンバーは投票を押し通すはずである。しかし、上院議会の共和党の一部には、モラルや誠実性を強調する議員らが複数いる。最終的な投票で鍵を握る人物は共和党の中では中絶の権利を支持するスーザン.コリンズとリサ.マーカウスキーである。加えて、投票について明白な立場を公表していないが、反トランプ派で、常にリーダーの誠実性を強調するアリゾナ州の米国上院共和党議員ジェフ.フレイクは16日、性的暴行のことをもっと知る必要がある為、それまで投票を延期するべきであると述べている。また、共和党州の民主党として、両党からプレッシャーを受けているジョー.マンチン、ハイジ.ヘイトカンプなどは賛成票にも反対票にも転ぶ民主党議員であるが、彼らの一部も幾分態度が変わっている。公聴会のパネル.メンバーに必要な情報の提供を意図的に遅らせたホワイトハウスが推進した前代未聞の公聴会は最初から不自然な雰囲気があった。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。