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By  123RF.com

20世紀の研究者は最初、健康な食生活の一つの方法は多様性のある食品を摂ることであると提案した。20年以上前、日本の栄養専門家は日々30種類の食品を摂取することを奨励した。これは一品のメニューに多数の素材を使うことで、その30品目を目指す食の多様性を奨励している一例である。米国の最近の研究では、特に肥満、心臓病、及び糖尿病など、様々な慢性病のリスクを下げるという点で多様な食品を食べることが必ずしも、健康に導く食生活ではないと報告された。それはなぜだろうか?

研究者は多様な食品を摂ることが最大の健康の選択ではないと報告しているが、それはなぜだろうか?AHAジャーナルに掲載された7人の学者の研究報告によると、その理由は、多様な食べ物を食べる人は、加工食品、精製穀類、糖甘味飲料など、不健康な食べ物を摂る傾向が増加するため、悪い結果につながるという。なぜなら、食事の多様性を定義する研究はその方法が異なっているためである。一方、研究者は、野菜と果物に限定し、加工食品、赤肉や乳製品の摂取を制限している人は、多様な食品を摂る人より健康であると述べている。研究者は、観察研究からの最近の証拠と提示し、世界は変化し、食の環境も変わっているため「食の多様性」の意味も変わっていると指摘した。

ダイエット多様性の概念に関する研究の主な知見は次の通りである。⑴食事の多様性に関する標準化された尺度はなく、大部分の数値の研究で、自己報告された食事の多様性は、すなわち、食べ物の数、または特定の期間に消費された食物または食品群の数として定義されている。⑵食事の多様性の他の尺度には均等性、すなわち、個々の食品間のカロリーの相対的分布および非類似性、すなわち、健康に関連する食品属性の差異が含まれる。⑶食事の多様性は、食物の総消費量だけでなく、選択された食品群、例えば、果物や野菜の摂取量の多様性に基づいて推定することができる。⑷ダイエットの多様性の概念とは対照的に、ダイエットの健全性を評価するダイエット品質スコアが開発され、それは適切な食物の消費、典型的な食事ガイドラインによって定義される。

この研究の結論の要約として、①今日までの観察研究からの証拠は、健康的な体重または最適な摂食パターンに対する食事の多様性の利点を支持していない。②短期摂食研究は、様々な食品への曝露が、成人人口におけるエネルギー摂取量および摂食量を増加させる感覚特異的飽和を減少させる可能性があることを示している。③観察研究からの限られた証拠は、より大きな食事の多様性が、成人人口におけるより大きなエネルギー摂取量、最適以下の摂食パターン、および体重増加と関連していることを示唆している。④食生活の多様性に関する科学の現状を考えると、植物性食品、タンパク質源、低脂肪乳製品、植物油、ナッツ類などの適切な摂取を強調する健康的な食生活のパターンを促進し、甘い物、砂糖、甘い飲み物、赤肉の消費を制限することが適切である。

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