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トランプの選挙戦略は移民と人種である。トランプ大統領は22日、ホワイトハウスの南芝で、中東からの無名の人々がメキシコの国境に向かっていると根拠の無い主張をした。トランプはこの主張を強化することで、移民と人種を中間選挙の課題として押し出す意図があると言われている。中央アメリカの不法移民の流れを移民キャラバンと呼ばれているが、その恐怖をさらに煽ることがトランプの戦略の一つである。これは、トランプが2016年の大統領選でメキシコからの移民に反対した戦略の延長戦である。なぜトランプは、引き続き反移民戦略を中間選挙の数週間前に開始したのか?しかし、23日、彼は中東からの移民キャラバン主張には証拠がないことを認めた。

移民キャラバンは、ほとんど中央アメリカ、特にホンダラスからの不法移民の流れであり、グアタマラを経由してメキシコ及び米国に向かって北に進出している移民に言及している。最も犯罪率が高いホンダラスの幾つかの都市で、数百人のグループが車または徒歩で移動し、その噂が急速に広がると、グアタマラの国境を超えた後、人数は2倍または3倍に増加する。これは近年の風潮であり、時々中央アメリカから平均的に大きなグループの移民の波が押し寄せる現象が繰り返される。先週からグアタマラで様々なスピードで進んでいる小グループに分かれている移民の数は、最近数千人に増加していると言われている。犯罪と失業率の高い中央アメリカから移動し、メキシコまたは米国で難民申請を求める移民キャラバンは、実際にどれくらいの人々が米国に入国しているのか、一般的には不明である。なぜなら「キャラバンを組織する責任を負う団体は存在しない」からである。しかし、米国の宗教団体は、難民の動きに反応している。18日のニューヨーク.タイムスによると、移民と税関執行機関は先週、カトリック.コミュニティ.サービスとの調整後16日と17日に、南部ツーソンで、安いモーテルに140人以上の移住者を収容した。カトリック.コミュニティ.サービスは、移民に移住場所、食事、衣類を提供し、最終的に街を通過する移住者を収容する地元の組織である。

トランプは先週から、ツイートで「人口をほとんどコントロールしていないように見えるこれらの国々への全ての支払いを止めることに加えて、私は最強の言葉でメキシコにこの猛攻撃を止めることを依頼し、それを実行出来ない場合、米軍を呼び出し、我々の南国境を閉じる」と脅している。そして、この移民キャラバンの台頭は「開いた国境」を望んでいる民主党の責任であるとして、民主党を批判する戦略を用いている。トランプは、18日の朝から移民キャラバンに関する「ツイートの嵐」で多くの犯罪者を含めて、メキシコ及び米国に入る人々の「この大きな流れを止めることはほとんどない」と主張した。同日トランプは「指導者が多くの犯罪者を含む人々の大きな流れを止めることはほとんどないグアタマラ、ホンダラス、エルサルバドルは私たちの国に攻撃を仕掛けることを望んでいる民主党(彼らは開かれた国境と存在する弱い法律を望んでいる為)を私は見ている」とツイートで攻撃した。

これは、保護主義のトランプにとって、非常に強い選挙戦略である。なぜ、移民キャラバンの阻止がトランプの戦略なのか?それは2016年大統領選のキャンペーンで、不法移民を攻撃する策略は、彼の「支持基盤に対して大幅に成功している」ためである。しかし、彼の支持基盤に対する最大の公約は国境に「巨大な壁を建設する」ことであるが、議会はトランプが要求している予算を提供していない為、まだこの公約を果たしていない。中央アメリカから難民として申請するため、米国に入国する不法移民の数は2017年に、過去40年以来劇的な減少があった。しかし、今年9月に家族で旅する人々の記録的な人数を含めて再度増加した為、トランプに動機を与えた。

中間選挙がわずか数週間にせまった先週、トランプは中東から「犯罪者が国境を越えてアメリカ市民を脅かすことを警告し、不法移民が経済的転落や雇用喪失の原因になると警告する」ことで、アメリカ市民に再度恐怖を与えている。トランプは過去数週間、全てのキャンペーンでの集会でこのテーマを使用し、その頻度は大幅に増加した。移民キャラバンの動きを見ていると主張しているトランプ大統領は、これらの国の政府によるキャラバンの進展をメキシコが停止しない場合、米国南西の国境を閉鎖し、彼らに対する援助を中断すると繰り返し脅している。しかし、23日、トランプは彼の中東からのキャラバン主張は「証拠がない」と認めた。トランプ大統領は、大統領執務室で法案署名中「私は非常に良い情報を持っています」と述べ、中米から北に向かってへ米国に旅行している中東からの移住キャラバンの主張を擁護したが、遂に「何の証拠もない」と認めた。

反移民政策の基底にあるものは、外国人嫌い、異邦人に対する恐怖、米国生誕起源の不認識、建国由来の平等の信念に対する抵抗、個人主義への過度な傾注などが要因である。他国からの人々に対する激しく非合理的な嫌悪又は恐怖を示すその反移民、反有色人種の姿勢は、多くの場合、共和党から来ている。民主党はこの中間選挙で、それは「我々が誰であるか」を物語っていないと反論し、真のアメリカ人は全ての人種と立場の異なる全ての人々を受け入れることであると述べている。トランプは「証拠がない」と認めたが、この戦略を止めることを保証したことにはならない。それはトランプの複雑な要素である。なぜなら「私は国家主義者である」と主張している大統領による、中東からのイスラム系及びメキシコ人に対する反移民感情は2016年の大統領選で、想像以上に成功したトランプの戦略の基礎だからである。

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