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トランプ.キャンペーンの元議長で、特別捜査官に告訴され、現在監禁中で裁判所の判決を待っているポール.マナフォート(左)はロシア政府の情報部員に近いビジネス関係者に政治投票データーを提供していた。2017年5月、特別捜査官ロバート.ミュラーを任命した司法省の副長官ロッド.ローゼンスタインは、ミュラーの調査報告後に辞職すると公表したことが9日に報告された。同時に、ホワイトハウスは新たに17人の弁護士を雇用したことも伝えられた。トランプの元弁護士マイケル.コーエン(右)は議会の公聴会で証言すると今日報告された。これらのロシア調査関連ニュースは何を意味しているのだろうか?

ロシア政府の情報部に近いビジネス関係者と投票データーを共有したとの最新のニュースは、新たな共謀の証拠として分析されている。裁判書類からこの事実を発見したニューヨーク.タイムスによると、その「文書はトランプ.キャンペーンが2016年の大統領選中、ロシア人と調整したと思われるこれまで最も明確な証拠 」を提供している。この裁判所記録は、キャンペーン中、マナフォートと彼のロシアの同僚であるコンスタンティン.キリムニクはウクライナでの平和の計画について話し合ったことを明らかにした。キャンペーン中およびトランプ政権の初期、ロシアとその同盟国はロシアがクリミアを併合した後に、アメリカ主導の国際社会に課された制裁からの救済を得ることを期待し、ウクライナのために様々な計画を推進していたことも明白にしている。外交政策研究所の上級研究員であるクリント.ワッツは、データー共有について「これは私たちが見ている最も共謀に近いものです。問題は、大統領がそれを知っていたかということです」と語った。

マナフォールがトランプ.キャンペーンに参加した時期は2016年3月から8月であるが、ロシアはトランプを後押し、ヒラリー.クリントンを攻撃し、米国の分裂した課題である人種や銃の課題で、ソーシャル.メディア、盗まれた電子メール、および他の戦術を使い、本格的な選挙干渉を実施した。支持率データーは、特にミシンガン、ペンシルベニアを含む接戦州でトランプの投票を促すため、ロシアがこれらの情報を利用して、援助した可能性があると分析されている。データーの大部分は公表されたものの、幾つかのデーターはキャンペーンのために働いている民間投票会社によって開発されたものである。なぜマナフォートが、アメリカの世論調査データーを必要としていたのか不明であるが、トランプの勝利を援助した仕事の支払いを得るための証拠として必要であったとの憶測もあるようだ。現在米国の制裁下に置かれているロシアの億万長者で、ロシア大統領プーチンにかなり近いオレグ.デリパスカは事業に失敗したマナフォートが彼から何百万もの借金があると主張したという。

また、2016年6月にトランプ.タワーでマナフォートおよびトランプの長男トランプ.ジュニアは、クリントンに関する悪い情報を提供するとの約束でロシアの弁護士ナタリア.ヴェセルニッカヤに会ったことは既に知られている。彼女は司法妨害で起訴されたことが8日に報告された。マンハッタンの連邦検察官は、彼女がロシア企業の民事訴追を妨害するためにロシア政府と協力していた時、連邦判事に「純粋に民間の弁護人」であるように装っていたという。これはミュラーの捜査とは別件であるが、ミュラーが多数のロシア人を捜査していることは既に知られている。トランプおよびトランプ.キャンペーンは、なぜ多くのロシア人と前代未聞の規模の接触があったのか、改めてその驚異的側面を浮き彫りにしている。

そのような状況下で、2017年5月から特別捜査官ミュラーの捜査を監督している司法省副長官のローゼンスタインは、ミュラーの捜査報告が終わり次第、辞職することを9日に公表した。NBCニュースによると、ローゼンスタインに近い関係者は、ミュラーの調査と報告が終わるまで事務所に残るつもりであると彼が語ったと報告した。彼が辞職する時期は3月初旬であるため、ミュラー.チームは2月中旬までに、結論を出す可能性があるが、予期しない調査の進展に基づき、その予定は変更される可能性がある。 その時期までには新たな司法長官が任命される可能性があるが、ローゼンスタインは副長官として今後二人年間奉仕したい気持ちもあるという。しかし、彼もトランプのターゲットになっている一人であるため、実際にはどのような状況になるか不確実な側面もある。11月の中間選挙の翌日、彼の上司であり、トランプ.キャンペーンの一人であった事実を理由に、ロシア捜査から辞退した司法長官のジェフ.セッションズを解雇し、ジョージH.Wブッシュ下で司法長官であったウィリアム.バァーをトランプは既に指名している。バァーの上院議会での聴問会は来週から開催される。いずれにしても、ミュラーの捜査は最終段階に入ったと見られている。

同時に、ホワイトハウスは新たに17人の弁護士を雇用したと報告されている。これは驚きの展開であるが、現役の弁護士も含めて、なぜトランプは大勢の弁護士を必要としているのか? この疑問に対するメディアの憶測は「司法妨害を隠す」ためである、又は「民主党およびミュラーに対抗する」ためであるとの分析もある。今週、トランプの個人弁護士であるルディ.ジュリアニは、大統領は今後ミュラーからの質問には一切応じないことを明白にし、ミュラーの調査結果は「恐ろしい」ものであると語ったことが報告された。9日のワシントン.ポストによると、調査結果は、ジュリアニが予測しているように、下院民主党がリードする調査および特別捜査官の調査の二つの分野に対抗するためでもある。また、大統領の執行特権を強く主張する戦略は、最近雇用されたホワイトハウス弁護士のパット.シポローンが誘導しており、彼はその努力を援助するため、最近17人を雇用した。ホワイトハウスの弁護士は、両党の大統領が日常的に求める法的保護に焦点を当てているとトランプの補佐官は述べている。民主党が特に懸念していることは、ホワイトハウスおよび大統領が、彼の司法妨害に関するミュラーの調査結果を非公開にするため、執行特権を使用する試みがあるかどうかである。ポストによると、トランプ顧問の幾人かは、ミュラーが来月彼の調査結果を説明する機密報告を司法省の上級職員に届ける可能性があると考えている。特別捜査官を承認する規則下で、司法長官はその報告書またはその一部を議会および一般に共有するかどうかを決定することが可能である。

下院情報委員会は、有罪判決を受け、現在もミュラー捜査官チームに協力しているトランプの元弁護士マイケル.コーエンが「完全で信憑性」のある情報に関して、公聴会で証言することに同意したことを報告した。新たに委員長として就任した民主党議員アダム.シフは委員会のパネル.メンバーが公的にコーエンに質問すべき内容を概略的に語っている。場合によっては「爆発的」スキャンダルになるとの意見もあるが、ミュラーの調査結果が公的に判明する前の公聴会である場合、コーエンは語って良いことと禁止されていることもある為、トランプに打撃を与える可能性があるかどうか不明である。しかし、コーエンは国民に真実を伝えると約束している為、服役前に可能な限りのことを語る可能性が高い。

マナフォートはトランプ.キャンペーンに参加する前、外国のロービー活動およびロシアを支持するウクライナ人の主な顧客を通して、ロシアの利益のために働いていた。トランプ.キャンペーンに参加した後もロシアに有利な政策を促進した。なぜ、マナフォートは2016年大統領選前の投票に関連のあるデーターを必要としたのか?トランプはこれを知っていたのか?これはロシアがトランプを援助した証拠のひとつか? 米国内の誰がロシアを援助する努力をしていたのか? ミュラーの調査結果が判明するまで、現職に残ると公表したローゼンスタインは、見えない解雇の脅威に直面しているのか、又は単に調査報告の時期を暗示しているのか?など、現在様々な疑問が湧く。ホワイトハウスは、 新たに多数の弁護士を雇用することで、ミュラーの報告および民主党の調査に対抗する準備を開始したようである。このような状況下で、トランプは再度、国家緊急事態宣言を行うと強く脅している。これまでのトランプの言動パターンから判断すると、彼の大統領職に打撃のある情報が流れる事態になった時、その視点または焦点をずらすため、国家緊急事態宣言を行う懸念もある。

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