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Image result for Images of Ocasio-Cortez and McConnellBy   The Boston Globe

圧倒的に多数の米国人は、現在気候変動が今起きていると信じている。7日、下院議会の民主党新人議員であるアレクサンドリア. オカシオ.コーテツ(ニューヨーク)は気候変動の対策が含まれているグリーン.ニュー.ディール政策を発表した。その後、共和党はこの政策について語るようになった。民主党の政策は幾つかの理由で、共和党が気候変動に取り組む機会を与えるかもしれない。一部の民主党さえが批判している超リベラルのグリーン.ニュー.ディール法案に上院議会の多数派リーダーであるミッチ.マコーネルは、なぜ投票すると述べたのか?

10 日前、コーテツは民主党議員エドワード.マーキー(マサチューセッツ)と共に二酸化炭素を大幅に削減しながら雇用と経済を大幅に向上させるというグリーン.ニュー.ディール(The Green New Deal)の決議案を紹介した。化石燃料の経済は崩壊しつつあるため、ソーラー、風力、水力発電を急速に増加することで気候変動の要因になっていると言われている温室効果ガスを劇的に減少させるため、2030年までに100%環境的に持続可能な再生可能エネルギーに移行することを目指し、雇用を拡大し経済を活性化するというものである。この発想は2008年7月にグリーン.ニュー.ディール.グループが公表したその計画報告に基づいている。同年10月国連環境計画(UNEP)はグリーン産業で雇用を創出することを目的とし、世界経済の活性化と気候変動の抑制を同時に実現する事を推進し始めた。2016年の大統領選で、グリーン党の大統領候補者であったジル.スタインもそのような政策を掲げていた。

下院議会の民主党議員コーテツとマーキーがこのグリーン.ニュー.ディール計画を発表した後、2020年の大統領選に立候補した幾人かの民主党候補者は10年間で、 カーボンを完全にゼロにするという話は非現実的であり、リベラル過ぎるとして拒否反応を示した。しかし、この話題は共和党の間にも広がった。この課題に共和党が取り組むことは、2020年の大統領選に有力であるとの意見もある。上院議会の多数派リーダーであるマコーネルは、彼女の法案に投票すると述べた。気候変動に対処する190カ国以上の国が参加しているパリ協定から離脱し、化石燃料を促進する共和党大統領トランプの方向性を変えることが隠れた動機ではなさそうだ。マコーネルは12日午後上院議会での共和党の記者会見で「私は、グリーン.ニュー.ディールに多大な関心が寄せられている事に気づいています。私は皆が記録を取る機会と、彼らがグリーン.ニュー.ディールついてどのように感じているかを見る機会を与えます」と述べた。

現在、圧倒的に多数のアメリカ人は気候変動を懸念している。昨年8月7日に公表されたイエール大学の世論調査では70%のアメリカ人は「地球温暖化が起こっている」と信じ、57%は「地球温暖化が主に人間の活動によって引き起こされている」と信じている事を示した。地球温暖化は天候に影響を与えていると信じている人は62%に達した。また、地球温暖化は植物、動物、将来の世代に有害であると答えた率は70%である。このような状況下で、気候変動は「作り事」であると主張し、汚染を減少する為の規定を次から次に廃棄しているトランプを全ての共和党議員が支持しているかどうかは不明である。マコーネルは、共和党が先導した法案で、十分な投票があると感じた場合または民主党が推進した法案で、それは通過しないと確信している場合に、投票を許可する傾向がある為12日の公表は政治ゲームである可能性がある。しかし、 共和党が突然気候変動の政策を打ち出すことや、民主党の政策を支持すると公表することには躊躇があるはずである。しかし、投票することで、気候変動対策への肯定的な取り組みを国民に示す場合、 2020年の選挙では少なくともマイナスにはならない。

化石燃料産業が崩壊しつつある現状を見れば、その別の理由を判断することができる。2010年のスタンフォード大学の研究は既に、石炭、天然ガス、石油の「原材料はほとんど役に立たなくなる」が、太陽や風力などのエネルギー源は」地球に一定の割合で入射し続ける」ため、エネルギー源は枯渇しないと述べている。また、天然ガス価格は低下しているため、石炭の市場シェアは2011年の42%から2016年には30%に減少した為、石炭採掘の仕事は引き続き減少している。そのような状況でトランプ大統領はキャンペーンから就任後も仕事を失った炭鉱労働者を援助する政策を打ち出したものの、トランプ就任最初の2年間は、バラク.オバマの最初の任期4年間より、もっと多くの石炭火力発電所が閉鎖された。2017年から2018年にかけて、合計23,400メガワットの石炭火力発電が停止した。2009年から2012年にかけて、その量は14,900であったが、2018年は2015年以来、最高レベルの操業停止があった。自然な流れを止めることはできない現状で、オカシオ.コーテツが超リベラルな政策を打ち出し、それに上院共和党リーダーが投票すると公表した理由は、意外にシンプルであるかもしれない。議会のリーダーはトランプから離れて、パリ協定に対する米国の立場を明白にする時が来ている。

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