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Image result for Map of Futenma and HenokoBy   Japan Focus

日本の最南端にある沖縄県の有権者は24日の国民投票で、沖縄に新たな米軍基地が建設されることを強く拒否した。有権者の大半は投票に参加し、その大多数は辺野古に米国の基地が建設されることを望んでいないことを明白にした。その理由はなぜだろうか?日本を脅かしている北朝鮮の指導者キム.ジョンウンに友好的なトランプ大統領は、沖縄市民が拒否している論争的な米軍基地建設の問題に無関心なのか?

24日の国民投票で、沖縄の有権者は普天間飛行場に代わる名護市の漁村地域である辺野古市の埋め立て地に米軍基地を建設する政府の計画について「反対する、同意する、またはどちらでもない」の意見が求められた。今年も沖縄住民の気持ちを明白に反映している圧倒的多数の住民はその建設計画に反対した。しかし、1996年から行われているこの投票はNon-binding referendum(拘束力のない国民投票)と呼ばれており、投票結果が政府の行動に影響するわけではない。24日のジャパン.タイムスによると、沖縄41の全ての市町村でお行われた投票は、2月15日の早期投票も含めて、投票参加率は50%以上であった。この計画に反対を投じた有権者のうち、共同通信の世論調査では約82%が、国民投票の結果を尊重することを中央政府に求めている。

沖縄では1995年以降から、米軍海兵隊が12歳の少女に暴行を犯して以来、米軍基地移転の論争的な問題が始まった。加えて2004年のヘリの墜落事故や、住宅密集地区での騒音の問題も含めて、長年沖縄に拠点のある米軍基地に対する頻繁な抗議活動が繰り返されるようになった。問題は土地が小さい割には、沖縄に米軍施設が集中していることである。政府のデーターベースによると、日本には 54,000人のアメリカ軍が駐留し、日本の総面積の0.6%しか占めていない沖縄に在日米軍またはUSFJ(The United States Forces Japan )の専用施設の70.6%は沖縄に集中している。沖縄は、米空軍と自衛隊が共有する施設を含め、米空軍施設と面積の比率で北海道に次いで19.2%である。米海軍の父親と日本の母親のもとに生まれた沖縄県の玉木知事は、日本の反米感情に同情的な一人である。知事は普天間基地を辺野古に移転するという計画に反対している一人として、新たな米軍基地の建設をブロックしている。また、批評家は地域の海洋生態系の破壊と数千人の住民の安全を懸念し、その計画に反対していると言われている。

米国は、日本および韓国に米軍が駐留することは、中国と北朝鮮を監視する上で地兵学的に多大な利益があることを長年強調し続けてきた。しかし、米国第一主義のトランプ大統領は同盟国との問題にさほど関心を示さない為、歴代の大統領とは異なっていると見られている。トランプは、2016年大統領選のキャンペーン当時から就任直後まで、米軍基地がある日本や韓国は保護されている為、軍隊を派遣している米国に支払いをするべきであると主張した。しかし、米軍が基地として利用している日本の土地は、ほとんどが私有地である為、日本政府はその土地の利用代を地主に支払っている。日本は無料で、米軍の軍事力に依存している訳ではない。とは言うものの、2016年11月トランプが大統領選で勝利した約20日後には、沖縄の人々は「ドナルド.トランプは沖縄の軍事基地の負担を減らすかもしれない」との「かすかな希望」を持っていたと伝えられた。

ホワイトハウスの記録によると、2017年2月、米国を訪問した安倍晋三首相との合同声明で「日米は、キャンプ.シュワブ(辺野古地区及び隣接する海域に普天間基地の代替施設を建設する計画に責任を持つことを確認した。両首脳は、それが「海兵隊航空基地普天間の継続使用を避けることができる唯一の解決策である」ことに同意した。しかし、実際には普天間基地を移転するための論争的な問題は深い懸念を残したままである。中国は軍事力を強化し、北朝鮮は非核化を促進していない。昨年6月トランプ大統領は、シンガポールで、キム.ジョンウンに会い、ほとんど具体性が明白にされなかった見せかけの非核化合意の署名を行った。トランプは今週、ベトナムのハノイでジョンウンとの2回目の会談を行う予定である。しかし、トランプは北朝鮮のキムに対しては核の問題で威厳に欠け、一方同盟国である日本に対する優先課題の取り組みにはスローであるため、米国にとって、安全保障の面で重要なパートナーであるはずの日本は、昨年から懸念し始めたと言われている。20年以上前、日米両国は空軍普天間基地を辺野古地区に移転することに合意したが、施設はまだ完成していない。同盟国および世界のリーダーとしてのパワーを放棄したトランプ大統領は、少なくとも、沖縄の投票に見られる状況などにはほとんど無関心であると見られている。

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