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Image result for images of bernie sanders on March 4, 2019By   AL. com

2月15日にトランプ大統領が虚偽の米国緊急事態宣言を行ったことに対する議会の対策は一部遅れているが、上院でも通過する可能性が見えてきた。その状況下で、劇的なマイケル.コーエンの証言前に行われた合同世論調査では、トランプの支持率は幾分向上していたものの、3月4日の最新の世論は再度低下している。しかし、2016年にトランプまたはクリントンに投票した有権者の20%以上は、それぞれ自分の党に対する確信を失い、50%以上は2020年には第三党を望んでいるという驚きの世論調査結果が判明している。

トランプの緊急事態宣言に対する議会の対抗として、下院議会では先月26日に決議案に投票し245対182票で通過したものの、上院議会ではその決議案への投票が遅れている。スーザン.コリンズなどいつものメンバーに加えて、3人の共和党上院議員は下院民主党主導の決議案を支持しているが、共和党多数派の上院議席は53対47であるため、上院で通過するには、決議案を支持する少なくとも4人の共和党の投票が必要である。4日、ケンタッキー出身のリバタリアンとして知られるランド .ポールは、議会の権力を超えて予算を調整する権力をトランプに与える為の投票はできないと公表した。彼は先月、同様の決定を表明した3人に参加した為、51票で上院議会でも民主党の決議案は通過することを示唆した。しかし、下院で通過した投票数および上院での予測投票数は、トランプの拒否権を覆すことが不可能であることを示唆している。

トランプの緊急事態宣言は多数州の告訴に直面している。しかし、下級裁判所がブロックしている状況を最高裁が支持しない限り、トランプは緊急事態宣言の署名を有効化し、国防総省の建設プロジェクトの予算を操作することが可能になる事を意味している。しかし、例えトランプが拒否権を利用したとしても、両院で議会決議案の通過を可能にすることは、それなりに意義がある。トランプの緊急宣言は1976年に制定された国家緊急事態法の法的機能を満たしていないからである。これは厳密な非常事態下で、議会の認識に基づき、署名されたものでなくてはならないことを明白にしている。加えて、コーネル大学法学部の「軍事建設」の解釈 によると、国防総省の建設プロジェクトの一環である基地、キャンプ、その他の基地関連施設に関与していなくてはならないと定めている為、国境の壁建設は国土安全保障省の管轄になる。そのような現状から、両院で通過した場合、議会はチェックとバランスが配慮されていないトランプの行動に同意していないことを十分示す証拠を最高裁に提示すことになるため、トランプの拒否権より意義が大きいことを意味する。

トランプ大統領の支持率はトランプの言動が微妙に反映する。ギャロップが2月10日に公表した世論調査によると、トランプの支持率は44%で、不支持率は52%である。トランプ大統領の元弁護士であったマイケル.コーエンが下院監視員会で爆発的な証言を行う前の2月24日から27日までに実施されたNBCニュース/WSJの合同世論調査によると、大統領としてトランプを認める率は46%で認めない率は52%であった。しかし、別の調査機関によると、コーエン証言後は幾分低下した。3月4日に公表された政治分析者ネイト.シルバーのFiveThirtyEight によると、トランプの支持率は42%で不支持率は53%である。大統領は2017年1月20日の就任から支持率が50%を超えることはほとんどないが、それは一部2018年の中間選挙に反映した。

しかし、強固な党派的分裂が続いている現在、有権者は孤立感も含めて、彼らの党に対する愛着を失っており、第三党からの候補者を望んでいることが判明した。自分の党に失望している有権者の率に大きな党派的差はないが、トランプに投票した共和党有権者の方が、ヒラリー.クリントンに投票した民主党有権者より幾分多い。2月14日のMorning Consult の調査によると、トランプ有権者の24%は共和党に愛着がなく孤立していると感じ、クリントン有権者の21%も同様に感じていることを示唆した。両党の差はわずか3%であるが、トランプに投票した有権者の約1/4は、もはや彼らが共和党を自分たちの党であると感じなくなっている驚きの現状がある。この状況を反映している同機関の調査で、トランプ投票者の44%、クリントン投票者の50%は第三党からの候補者を望んでいる。また、2016年に投票した党に愛着が薄くなり、2020年に第三党を望んでいる率はトランプ投票者の55%、クリントン投票者の56%である。

この世論調査は、どちらの党にも投票できない有権者が2020年の大統領選で鍵を握る可能があることを示唆している。多数の有権者が第三党を望んでいる傾向がある時は、現状にうんざりしていることを示唆している為、共和党が引き続き強固な姿勢を維持し、民主党との交渉および妥協の努力に欠ける場合、彼らは共和党には投票しないと予測することは可能である。一方、多数派として下院議会を支配している民主党は、国民が最も重視している医療保険などの政策課題に集中せず、トランプに対する調査ばかりに情熱を燃やしている場合、2016年にクリントンに投票した有権者は、第三党またはそれに近い候補者を支持する状況になることを意味する。先月19日、民主党社会主義者であるバーニー.サンダースは、民主党として大統領選に立候補する方針を発表した。また、公式に民主党候補者として登録したことが今日4日に公表された。彼は2016年、予備選でクリントンの票を割ったと言われているが、2020年には状況が変わるものの、彼の立候補は、他複数の有力な民主党候補者の立場を危うくする可能性があると懸念されている。

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