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Image result for images of boeing 737 max 8 groundedBy   Wired 

12 日、欧州連合はボーイング737 Max 8モデルのすべての飛行を中止し、カナダ、オーストラリアが同様の決定をしたことが13日に報告されている。米国だけが、執拗に飛行中止を拒否していたが、ボーイング社が確信を表明している一方で、トランプ政権は13日午後、現在飛行中の全ての737 Max 8モデルを、到着地で一時的に停止するよう命令した。この混沌は何を意味する?

13日、オーストラリア、カナダに次いで、イギリスを含む欧州連合または世界の 42カ国はボーイング737 Max 8モデルのすべての飛行を中止すると公表した。これは、事故以来2日間で世界の航空会社は、この特定のモデルの約65%の飛行をほぼ停止することになると伝えられている。米国は、安全性を懸念して、飛行中止を決定した他の西欧諸国に遅れをとったが、トランプ大統領は13日ホワイトハウスでの閣僚との会議で、カナダや他の国と協調するため、すぐに同様の決定を行うだろうと記者団に語った。また、ボーイング社の社長との短い電話で、同会社は安全性に関しては何も問題はないと言っていると語った。

米国大統領に電話をしたボーイング社のCEOは、かなりのプレッシャーに直面していたと思われる。なぜなら、停止または続行の決定を行うのは、航空会社ではなく、米国政府であるからだ。連邦航空局(Federal Aviation Administration)は、十数時間前には飛行中止の決定をしていないと述べたが、13日午前中、トランプは記者団に全てのボーイング737 Max 8モデルを停止すると語った。東部時間正午過ぎ、ボーイング社が同機種の安全性に確信を表明していた時、トランプ政権は、現在飛行中の飛行機は目的地に到着した空港で停止するよう指揮したと報告された。その瞬間にも、約30機は米国空域を運行していた為、目的地に着いた全てのボーイング737 Max 8はその後の稼働を停止する状況になった。午後三時頃までにはFAA当局者は一時的に米国の航空会社または米国の領土で運航する全てのボーイング737 Max航空機が空港で飛行停止の状態になっていると発表した。

13日午後3時のFAAの声明によると、FAAは米国の航空会社または米国の領土で運航するボーイング737 Max航空機に一時停止を命令した。当局は、データー収集プロセスと現場で収集された情報を13日分析された新しい証拠の結果として、この決定を下した。この証拠は、13日の朝FAAに利用可能な新しく改良された衛星データーと共に、この決定に繋がった。航空機のフライト.データー.レコーダーやコックピット.ボイスレコーダーからの情報など、更に調査が行われるまで、空港での停止状態は有効な状態である。 FAA当局チームは、エチオピアで発生した302便の事故の調査当事者として、引き続き支援と調査を行うと述べている。

ボーイング社の737 Max 8航空機は、乗客を目的地で降ろした後、何時間または何日間そこで待機する必要があるのか不明な状況に置かれている。時間が経過すればするほど、その空港の駐車場経費はかさむため、他の経済的損害が予測される。待機時間が長くなることを恐れる航空会社は、乗客なしに、出発地点に戻ることを許可するようFAAに要請する可能性がある。昨年10月インドネシアで起きた事故後にどのような調査が行われ、どのような結論に達したのか? なぜ、同モデルから同様の事故が起きたのか? それにも関わらず、同社および航空会社がこの特定の機種に確信を表明している理由は何か?などなど、ボーイング社に対する疑問は続く。確信の表明は広報的利点の為に重要であるが、消費者が機種の選択まで考慮しなければならなくなった状況は、これまでの一般的慣例を初めて変えたことになる。フライト便を選択する際、消費者は、評判の良い航空会社、座席の種類、発着時間などが主な決定要因であり、機種まで考慮する必要はなかった。しかし、乗客は自らの安全性を優先する権利があるため、飛行機予約の際、737 Max 8モデルを避けたいと希望される個人は、航空会社に問合わせ、変更を要請することは、幾つかの例外を除き可能である。ほとんどの航空会社は変更料金を追加することなく、変更の要請を受理しているようである。

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