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2016年の大統領選に干渉したロシアとトランプ.キャンペーンとの共謀について約22ヶ月間調査を行なっていた特別顧問ロバート.ミュラーは22日にその調査結果を司法省の長官ウィリアム.バァーに機密報告したと伝えられた。主要メディアはミュラーが、トランプ大統領および彼の家族や側近を含むアメリカ人を新たに告訴することはないとの結論を出したと伝えている。バァーはミュラーの報告の要約を24日午後議会に提供したと報告されたが、一般公開されていない為、その詳細な内容については不明である。ミュラーの機密報告は、この一つの課題について調査を終えたことを意味しているが、その主要点は何か?

24日ホワイトハウスおよびトランプ大統領はミュラーの調査結果報告を待っている状態である。しかし、トランプは22日から大幅に沈黙を守り続け、週末はフロリダでのリゾートで過ごし、24日夕方ホワイトハウスに戻ると報告されていた。議会メンバーは機密報告の結果をまとめた司法長官ウィリアム.バァーからの手紙を24日午後に受け取ったと報告された。長官は22日にミュラーから報告を受けた直後、副長官のロッド.ローゼンスタインに要約の内容について相談し、今週早々に「透明性」のある報告をするとのメモを議会に送ったことが伝えられた。議会メンバーは、意外にも早急な対応に驚き、超党派の議員らは、約2年間待っていた米国市民にも一般公開するべきであると述べている。上院共和党議員のテッド.クルーズはその声を最初にあげた一人である。下院司法委員会の委員長であるジェリ.ナドラーはCNNでのインタビューで完全な報告がなされない場合、法廷で争う構えがあることを示唆した。

ロシアの米国選挙干渉に関するミュラーの調査の終結は「ドナルド.トランプ大統領と彼の近辺の人々に対する法的な心配が終わったことを意味するものではない。」なぜなら「他に進行中の調査と訴訟は、彼のビジネスと金融取引、個人的行動、慈善団体と就任委員会を含む問題に焦点を合わせている」からである。司法省は、在職中の大統領を告訴できないと規定している為「彼が不正を行なっている証拠があったとしても、トランプに対する起訴はあり得ない。法務専門家の中には、この部門は間違っており、大統領は起訴から免責されていないと主張している。 いずれにしても、トランプは「彼が(大統領職から)不在になった時、潜在的に起訴される可能性がある」とロイターは伝えている。

ワシントン.ポストは23日、ミュラーが彼の調査結果を司法長官バァーに送ったことについて、特別顧問の調査は終結したとしても、トランプの「法的トラブル」は途方もない範囲であり、彼に対する調査は別の複数の捜査当局によって、続いているため「2020年の再選キャンペーンに注目を集めるための大統領の立場に新たな脅威をもたらしている」と伝えている。トランプが過去数十年間で運営してきたほぼすべての組織は、州または連邦当局によって調査が続けられている状態であり、捜査の中心はワシントン州南西部にあるミュラーの事務所から、キャピトル.ヒルおよび大統領の故郷と彼の会社の本社があるニューヨークの連邦裁判所にその重心を移動することになると説明している。

司法長官バァーの議会に対する概要報告を吟味した24日のニューヨーク.タイムスによると、その要点は下記の通りである。⑴ トランプ大統領および彼の補佐官は、ロシア政府の2016年の選挙妨害に影響を及ぼし又は調整したことはなかった。⑵ ミュラー のチームは、トランプが不法に司法妨害を犯したかどうかについては結論を出していない。バァー長官と副長官ローゼンスタインはトランプがその罪を犯したことを立証するのに十分な証拠を欠いていると結論付けたが、ミュラーのチームはトランプの過失又は不正行為を証明する調査を停止した。⑶ バァーとローゼンスタインの両氏は、ミュラーの執筆を引用し、「この報告は大統領が犯罪を犯したと結論付けるものではない」と報告した。 ⑷ ミュラーの報告は新たな起訴状を勧告しないと述べているため、将来トランプの補佐官の一部を起訴するかもしれないとの推測を終える結果となった。また、将来そのような可能性があったとしても、そのターゲットの名前を明白にしないことが司法省の方針である。

このあっけない結論への反響は多大である。タイムスによると、多数のメディアの報道に関連する特別顧問の以前の起訴状は、トランプ.キャンペーンとクレムリンの間に陰謀を既に示していると一部の人々は信じている一方で、トランプが長い間主張した通り、この調査は「魔女狩り」であると一部の人々は信じている。ミュラーの仕事は、2016年の選挙結果に不満を持った民主党がそれを逆転させるため、展開したものであるとのトランプと彼の同盟による猛烈な攻撃に直面して進められたものである。トランプおよび彼の弁護士はミュラーの調査に懐疑心を強調する広報戦略で強烈に対抗してきた。現時点で、議会メンバーは機密報告の全体の情報を受けていない為、ワシントンの議会はロシアの選挙妨害と大統領職の権力乱用に関しては、政治的紛争の構えがあるようだ。

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