アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2019 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

Image result for Images of Robert Mueller and William BarrBy   Rolling Stone

特別捜査官ロバート.ミュラーがまとめた 400ページの調査報告は司法省長官ウィリアム.バァーによって解説および要約され、4ページの手紙として24日議会に送れたことは既に報告されている。真実を完全に伝えていないとの民主党の批判に直面した後、バァーは、4ページの手紙は本格的な報告ではなかったと反応し、機密情報のみをブロックし、4月中旬までに議会および一般に読んでもらう為、ミュラーの報告を公開すると公約した。しかし、完全なオリジナルを求めている民主党リーダー達は、ミュラーの報告それ自体を召喚すると述べている。ミュラー.チームの幾人かは、バァーの要約は彼らの発見とは異なり、もっとトランプ大統領にダメージを与える可能性がある内容であると語ったことが伝えられた。政府関係者から情報を得たニューヨーク.タイムスの3人の記者による独占記事の概要は以下の通りである。

(1) ミュラー.チームは、特別捜査官ミュラーの報告を司法長官バァーが要約するにあたり、機密部分を確認するため、彼の要約作業を援助し、彼らも複数の要約を執筆していた。(2) しかし、彼らはバァーに対して、彼が報告を受けた後早急に議会に報告するよう要請していなかったにも関わらず、司法省は、機密情報、秘密の陪審員証言、進行中の連邦捜査に関する情報にどのような秘密情報が含まれているかについて早急に決定し、バァーは400ページのミュラーの報告を わずか4ページの要約の手紙として予想外の早足で議会に送った。(3) 議会に対する3月24日のバァーの4ページの要約は、ミュラー.チームが発見したミュラーの報告を「適切に描写していない」ため、もっと多くの情報を含めるべきであると信じている。(4)ミュラーの幾人かのメンバーは、ミュラーの発見はバァーが議会に報告した内容より、トランプ大統領にとってはダメージを与えるものであると匿名の政府関係者はニューヨーク.タイムスの記者に伝えた。しかし、政府の役員は、なぜ捜査官らの発見がバァーの報告よりトランプにダメージを与えるのか、その理由について詳細に語ることを拒否した。

(5)ミュラーと司法省の高官との間で、彼らの調査結果がどのように公表されるのかについて、どれほどの議論がなされたかは不明である。加えて、何がミュラーの発見であるのか、ミュラー.チームと司法省の上級役員らはミュラーの報告を一般公開することについて、どのような論議をしたのか、司法長官バァーはミュラーのオリジナルの報告でどのような情報を隠しているのか、ミュラー.チームはどのような点でバァーの要約がどの程度不足しているのか詳細に語っていない。 (6) 司法省の役員らは、特別捜査官の調査はトランプが司法妨害を犯したかどうかの結論を出す為の仕事が不足していると信じている。ミュラーはトランプが司法妨害を犯したかどうかの判断を司法省に委ねた為、司法長官のバァーと副長官のロッド.ローゼンスタインは証拠が不足していると結論づけた事をバァーは3月24日の手紙に明記した。

(7) 民主党リーダーらは、バァーの動きを批判し、ミュラーのオリジナルの報告を召喚する動きを示している中で、司法長官は先月29日、議会と国民の両方が報告書を読んでほしいと繰り返し述べ、4月中旬までには、機密部分を隠したバージョンを提出すると公表した。また、その報告書を提出した後に、議会で証言すると述べた。(8) 一方、下院司法委員会は3日、ミュラーの報告の完全なコピーとその根底にある議会に示す証拠を入手する為、召喚を行うための投票を行った。民主党委員長のジェリー.ネドラーは、司法長官の要約や編集された概要ではなく、完全な報告と根本的な証拠を評価することが彼らの任務であると述べ、妥協する意図は全くない強気の構えを見せている。

司法省が調査の報告を議会および米国民に公開する前に編集することは歴史的に稀であるが、一般公開をめぐっては、司法省と議会で葛藤があることは予測可能であった。なぜなら、ウィリアム.バァーは1月上院司法委員会の聴問会で、ミュラーの報告の中に、告訴に値するトランプの犯罪が明記されていた場合、それを公開できないことを明白にしていた。バァーは、トランプに指名される前もミュラーの捜査を批判していた為、彼が司法長官の仕事を得たことは偶然ではなく、彼は潜在的にトランプを保護する為に雇用されたとの疑惑が持たれていた。いずれにしても、トランプの利益のために働いているとのバァーに対する強い疑惑が高まった場合、遅かれ早かれ必ず真実は告発者によって漏れ、結局国民は全てを知る結果になると思う。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。