アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2019 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

Related imageBy    Safer America. com

ワシントン州で、未承認の遺伝子組み換え(GM)小麦植物が発見された為、米国農務省(USDA)は、調査していることが2日前に報告された。未承認のGM植物が発見されたのはこれが初めてではない。その小麦は、通常ブランド名でラウンドアップ(Roundup)と呼ばれ、広範に使用されている除草剤に耐性があると言われている。ラウンドアップは現在も夥しい数の訴訟に直面しており、深刻な健康問題に直面したある夫妻は訴訟で先月勝利し、全米で最大の損害賠償を受けた。メディアの一部は、毒性アメリカとのタイトルで連載および一連の調査報告において、他の国およびヨーロッパ諸国が禁止している有害物質を米国が多数の分野で 許可していると指摘している。

7日のロイターによると、未承認の植物は最初に2013年にオレゴン州で発見され、2014年にモンタナ州で、2016年にワシントン州で、2018年にカナダのアルバータ州で発見された。現在商業的に承認されている遺伝子組み換え小麦品種は存在しないため、小麦が食糧供給に混入した「証拠」はなく、「不正な植物の発生率」もほとんどないとUSDAは報告している。ベイヤー(Bayer)は昨年モンサント(Monsanto)を630億ドルで買収したため、ラウンドアップに関する訴訟を受け継いだ。ベイヤー.サイエンスの広報担当者は「おそらく、ワシントン州の以前の野外試験の場でGM小麦が検出された可能性があるとUSDAから通知されています」と述べた。ベイヤーは、グリホサート(glyphosate)と呼ばれる化学品が含まれているこの製品が癌の原因であると主張している全米 13,400人以上の原告による訴訟に直面している。先月カリフォルニアの陪審は、ラウンドアップが彼らの非ホジキンリンパ腫(non-Hodgkin’s lymphoma)を引き起こしたと主張したカップルに 20億ドル以上の罰金を支払うことを命じた。それは、化学薬品会社に対する訴訟で最大の米国の陪審員評決である。

調査機能メディアとして知られている英国誌ガーディアンによる5月22日の掲載によると、「化粧品、歯磨き粉、シャンプーなどの日常品、家庭用洗剤、フルーツ.ジュース、チーズなどの食品も含めて、さまざまな種類の製品に使用されている「数百もの有害成分はEUで禁止されているにも関わらず、米国では合法的に許可されている」と述べている。 マウント.シナイの子供環境保健センターの元委員長であり、コネチカット州の法案を提出した州上院議員アレックス.バーグスタイン は「多くのアメリカ人は テストされていない製品およびその危険な化学物質を吸収していることに気づいていません。一般的に、EUは正しでした。米国では、公衆衛生と環境が害されている範囲まで、企業と製造業者を優遇する強い慣行があります」と述べている。EUとアメリの間の基準格差は、それがほとんどのアメリカ人の生活において、ほぼ全ての要素に及ぶ範囲まで拡大している。 化粧品だけでも、EUは1,300以上の化学物質を禁止または制限しているが、米国ではわずか11を違法又は制限しているだけである。

ガーディアンは5月28日、アメリカはヨーロッパが危険であるとして禁止したパンの添加物をなぜ許可しているのかとの疑問を提起した。中国、ブラジル、欧州連合加盟国を含む他の国々は、潜在的なリスクを重視し、食品に含まれる「臭素酸カリウムの禁止」を決定した。 インドは2016年にそれを禁止し、英国は1990年以来、欧州連合は10年以上、アゾジカルボンアミド(Azodicarbonamide)の消費を禁止している。数十年前から複数の擁護団体は嘆願書を提出しているものの、米国食品医薬品局(FDA)は、多数の専門家の意見に反して、「一般的に食べるには安全である」と認めている。消費者擁護団体である公益科学センターの上級科学者リサ.レファルトは「食品に添加された成分が安全であることを確実にするためのシステムは壊れています」と述べている。食品添加物の専門家であるレファルトは「物質が一旦食品供給に含まれるようになると、それが安全ではないという証拠があったとしても、FDAは更なる措置を講じることはめったにない」と述べた。

要するに、ラウンドアップは歴史的に論争的な商品である。これは従来モンサントが製造しており、2018年にベイヤーが買収したグリホサート系除草剤の商品名である。グリホサートは米国で最も広く使われている除草剤のひとつである。ヨーロッパの国々と比較して米国では安全性の基準が甘いため、個人および科学者グループ、消費者グループ、環境団体、その他の食品および飲料水の安全性を追求する組織は独自の調査と研究を行い、政府に請願を送っているような状況である。ガーディアンによると、米国はヨーロッパ諸国で禁止している有害化学物質を許可しているほぼ唯一の先進国である。同誌は毒性アメリカというタイトルで一連の調査報告を週刊誌に掲載し、CNNも特別調査に基づき、米国が毒物に溢れていることを報告している。健康管理は個人の責任であると良く言われるが、このような報告は、健康が個人だけの責任とは言えない部分、または個人がコントロール可能な範囲を超える問題があることを認識せざるを得ないことを示唆している。また、毒性物質は自然の領域に混入する可能性もある。例えば、ガーディアンの5月8日版の毒性アメリカは、巨大な石油化学プラントがあるルイジアナ州リザーブ地域で、癌の発生率は全国平均の50倍高いとして、空気の有毒性に関連する住人とのインタビューについての調査結果を掲載している。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。