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Image result for images of 2020 recession predictionsBy     Fox Business

2019年も半年が過ぎ、今日7月1日から下半期に入るが、6月には多くの経済専門家が 2020年から経済後退に入ると予測している状況が目立った。中国に対する貿易戦争を含む経済的および政治的な不安定性が要因で、2020年後半までには景気後退になるとの懸念を表明した専門家もいる。景気後退に関する見解は経済専門家の間で分かれているという現実もあるが、消費者や企業は経済情報を知ることで、将来の準備を可能にすると述べている。

12日のCNNビジネスによると、専門家は近代米国史の中で、最長の経済拡大は2020年の大統領選挙の直前に急降下する可能性があるとして、少なくとも米国の金融指導者たちが恐れていると述べている。同日に発表されたデューク大学/ Global Business Outlook調査の最高財務責任者(CFO)によると、米国のCFOの半数近く(48.1%)は2020年半ばまでに米国経済は不況に陥ると予測している。しかも、これらの幹部の69%は2020年末までに不況になると強く信じている。デューク大学のジョン.グレアム教授はインタビューで「我々はこれらの不況の浄化に遅れている」と述べた。グレアムは、貿易戦争を含めて経済と政治的な不確実性が麻痺している影響がある為、2020年の景気後退は益々確実であるとのCFOの見方を示していると述べた。グレアムは、そのような「不確実性に直面して、企業は支出と雇用を延期することで、一時停止するかもしれません。それは自己実現的な予言に変わることができます」と述べた。

他の専門家も同様の懸念を表明している。21日、CNBCの経済ニュースによると、連邦準備制度理事会(FRB)は経済成長を後押しするため、金利を下げる可能性が益々高くなっていると見られているにもかかわらず、米国経済は来年「穏やかな」不況を経験する可能性があるとヨーロッパの投資家は予測した。Principal Global Investorsのグローバル経済学者主任であるボブ.ボーアは「金利が引き下げられるべき理由を忘れており、FRBがこのようにした理由は、世界的な状況が悪化しているためです。米国の状況は悪化し、条件収益と最終的には利益率にも影響を与えると我々は信じています」と述べた。彼はCNBCとのインタビューで、7月と9月に2回の金利引き下げを期待しているとし、米国経済の悪化はFRBの予期された動きの基本的な大きな理由ではないと述べた。

26日のUSA Todayによると、経済学者たちは「来年不況を予測する動きを強めている」が、景気後退はすでに始まっていると考えている専門家もいる。過去40年間で、幾つかの不況を予測したことで評価されている経済学者兼財務アナリストで金融調査会社A. ShillingCo.の社長ゲイリー.シリングは、米国は現在「比較的に緩やかな不況」にあると考えている。彼は「私たちはすでに不況に陥っていると思いますが、それはおそらく実況の問題となると思います。つまり、実際のGDPは、非常に深刻な景気後退がある3.5%から4%ではないものの、1.5%から2%減少します」とReal Visionでのインタビューで語った。そのような緩やかな不況の中で、「株価はおそらく下落しないだろう」と言われているが、もし下落した場合、おそらく他の最近の不況と同様に、約22%転落するとシリングは予測した。

30日のNPRによると、過去50年間のすべての不況に先行してきた経済指標は、今後米国で不況になる兆候を指している。30日、NPRとのインタビューで、デューク大学財政教授であるキャンベル.ハーヴェイは、経済指標の「利回り曲線は3ヶ月間、あるいは四半期 全体にわたって反転したまま」であり、50年以来、今後9〜18か月間で景気が後退に向かっていることは明らかであると述べた。彼は1980年代半ばの研究で、利回り曲線の逆転と景気後退を結びつけたことで知られている。ハーヴェイは「これは、過去7回の景気後退の不況を予測することに関連している。1960年代以降、この指標は景気後退の予見という点で信頼性があり、また重要なことに、それはまだ誤った合図を与えたことはない」と述べた。

現在、米国が2020年以降から経済後退に陥ると考える経済学者とそのように感じていない経済専門家とちょうど二分している。NPRによると、3ヵ月の利回り曲線の逆転の背景にも、明るい経済ニュースが多数あるとし、失業率は歴史的な最低水準であること、株式市場は堅調に推移していること、S&P 500は年間で17%上昇している例を挙げている。経済学者の中には成長のペースが鈍化する可能性があると述べている人もいるが、劇的な経済の急落はないという見方が一致していると主張する専門家もいる。経済後退を予測していない一人であるFRBの銀行監督担当副委員長のランダル.クォーレスは、短期金利と長期金利の差が米国の景気後退に向かっていることを意味しないと述べた。

しかし、ハーヴェイは利回り曲線の逆転については、経済的な予測で見事な実績があるとは限りませんと述べ、「はい、経済は現在良好に見えています。しかし、利回り曲線は未来についてのものです。それは将来起こるかもしれないという観点から、幅広い市場の期待を捉えます。利回り曲線の1/4は自己実現的な予言になるかもしれません。たぶん」と述べた。消費者は経済情報を「赤信号」と見なし、出費を抑え、企業は「傾斜した利回り曲線」を見て、投資を行わないか又は新たな雇用拡大をしないなど、判断することは可能である。ハーヴェイは「私はリスク管理の観点からもっと詳しく見ています。これは重要な情報です。人々の計画に役立ちます。それは、世界的な金融危機のように、急速な変化ではなく、鈍い変化になる可能性を高めます」と述べ、利回り曲線が将来の準備を促す役目を果たすと説明した。

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