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Image result for images of Biden vs Harris on June 27, 2019By     National Review

新たな世論調査は、先週行われた最初の民主党大統領候補者の討論会が著しく影響を与えたことを示唆した。1日と2日に公開された二つの機関の世論調査で、バイデンはいずれも討論会前の世論調査と比較して大幅に支持率を失ったものの、現在もトップである。討論会後、カリフォルニア州の元検察官であったカマラ.ハリスは著しくバイデンに接近している。彼女は1970年代、公立学校でのバス通学による人種統合化に反対したとして、ジョー.バイデンを攻撃する強さを見せた。加えて論理的で、一貫性があり、いつも真剣な印象を与えるエリザベス.ウォーレンも著しく支持率が向上した。27日の討論会で、一貫して擁護的であったバイデンの支持率は二人の女性候補者に押される格好になった。最新の世論調査は何を示唆している?

CNN/SSRSが6月28日から30日までに実施し、7月1日に公開した世論調査によると、5月28日から31日に行われた調査結果と比較して、支持率の増加を見たのはカマラ.ハリスとエリザベス.ウォーレンである。一方、ジョー.バイデンは支持率が大幅に低下した。

候補者名 6月の調査結果 5月の調査結果
バイデン 22 % 32 % – 10
ハリス 17 % 8 % + 9
ウォーレン 15 % 7 % + 8
サンダース 14 % 18 % – 4
バデェジェッジ 4 % 5 % – 1

バイデンは10%ポイントも支持率を失ったものの、まだトップを維持しているが、ハリスとウォーレンは先月より二倍以上の支持率を獲得し、第2位および第3位にジャンプした。26日の最初の討論会では、ウォーレンを中心に、真剣な討論が開催された状況と比較し、討論会2日目の27日には、バイデン、サンダース、ハリスが連なっており、トランプ大統領に対する批判が目立ち、加えてハリスはバイデンに対する攻撃を開始した場面もあった。

非常に信憑性が高いことで知られているクイニピアックが28日から1日まで調査し、2日に公表した最新の世論結果でも、特にバイデンに対する支持率の低下は同様の状況を示した。

候補者名 7月2日 6月11日
バイデン 22 % 30 % – 8
ハリス 20% 7 % +13
ウォーレン 14 % 15 % – 1
サンダース 13 % 19 % – 6
バデェジェッジ 4 % 8 % – 4

前副大統領ジョー.バイデンは2020年の大統領選に立候補する前と討論会前まで、継続的に盤石な支持率を維持し、他の候補者を大幅に引き離していた。しかし、討論会後に調査されたこの二つの世論調査で、初めて最低の支持率を見た。一方ハリスとウォーレンは一桁台から、突然二桁台の支持率を獲得し、ハリスは2位に押し上がった。26日と27日に開催された最初の民主党討論会の視聴者は26日に1,500万以上、27日には1,800万人以上であったと報告されているが、討論会は視聴者の心理を大幅に変えることが可能なほど驚異的な影響力があることを示唆した。なぜ、バイデンは最初の討論会後、これほどまでに支持率が落ちたのか?

27日の討論会で最も注目された場面は、ハリスが1970年代、公民権運動の黒人の葛藤を提起したことである。バイデンは討論会の数日前に、過去に人種分離を支持した上院議員とも協力し合っていると語った為、一部の評論家は批判した。ハリスは、この種の発言を聞く事は「辛い」と述べ、少女時代に彼女の妹と彼女は「私たちは黒人だったため」隣人の両親に彼らの子供達と一緒に遊ぶことは出来ないと言われた体験を語った。彼女は「副大統領ジョーバイデン、私は貴方が人種差別者であるとは思いません。また、貴方が共通の基盤を探すため重要なことに従事する時には同意します」しかし、「貴方が二人の米国上院議員の評判と経歴について語ることを聞くのは辛いです。それだけではなく、貴方は彼らと一緒にバス通学に反対しました」と語った。ハリスは人種の統合を目指した「カリフォルニアの公立学校の2番目のクラスに小さな女の子がいました。彼女は毎日学校に通いました。その小さな女の子は私でした」と語った。ハリスはバイデンに対して、なぜ、バスでの人種統合化に反対したのかと攻撃した。バイデンは人種統合化そのものに反対したのではないと述べ、誤解されていると反論し、それは「貴方の市の委員会による地元の決定でした」と語ったが、制限された時間内の対応で、彼は理由の全てを説明することが出来なかった。この討論後にバイデンの支持率が低下し、ハリスが増加した明白な理由は不明である。恐らく、ハリスは人種問題で十分対処する能力があると感じた黒人の有権者がバイデンからハリスに変えた可能性がある。この時の白熱したハリスの語りは非常に注目された為、この人種分離の論議が決定的な要因になったと推測することは自然である。

これら二つの調査結果は、支持率は常に変化するものの、今後しばらく接戦になる可能性が高いことを示唆した。有権者は強く確信的な候補者を好んでおり、バイデンやサンダースのように知名度が高い候補者でも、そのアピールに欠ける場合、支持を失うという脆さがあることを示唆している。別な言い方をすれば、これまで他の候補者を引き離し、特にバイデンの支持率が高かった総体的な数値は、単に知名度に基づいていただけであったことを示唆した。従って、今後の討論会で、最も有権者に共感を与える候補者が最後まで残る可能性が高いことを示唆している。

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