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多様人種と文化で知られているリベラル州のカリフォルニアでは、白人至上主義者が入り込む余地はほとんどないと考えがちであるが、近年そのイメージは消えた。同州ではトランプ大統領に不屈の支持を誓うRAMと呼ばれる白人男性の過激派戦闘グループが台頭している。2018年トランプ大統領に指名されたバージニア州共和党の米国弁護士は2017年8月に同州のシャーロッツビルで起きた殺人事件の法的対処に深く関与し、暴力的な白人至上主義者を投獄することに強い義務を感じている人物である。

Rise Above Movement(上昇運動:RAM)は南カリフォルニア、特にロスアンゼルスとサンディエゴを本拠地とするネオ.ナチス、白人ナショナリスト、白人至上主義者を含む50人前後で構成される過激派の戦闘グループである。南部貧困法律センター(SPLC)によると、RAMは反対者との公然の戦闘を行うため、全国各地の集会に参加する明らかに人種差別的で暴力的な右翼クラブである。RAMは、最初に2017年に人種差別主義者のアルト.ライト(alt-right)の集会で抗議者との血なまぐさい対決をしたことで注目を集めた。このグループはヨーロッパの同一性運動に触発され、哲学と暴力的な戦術を米国に拡大しようとしている。RAMは、暴力的なネオ.ナチスとファシストを緩やかに結んでいる集団であり、南カリフォルニアを拠点として、政治集会で抗議者との戦いと暴力に従事するために組織され、訓練されているグループの台頭について言及する。彼らは「言論の自由」を守るという旗の下で、幅広い右翼の構成員を動員しようと試みている。彼らは「トランプに対する不屈の支持およびイスラム教徒、移民、その他の抑圧されたグループに対する嫌悪を表明し、2017年上半期にカリフォルニアでの右翼抗議運動の最近の波に参加した中心的なグループ」である。

FBIディレクタークのクリストファー.レイは7月23日に行われた上院司法委員会での公聴会で、FBIが逮捕したテロリズム関連の容疑者は圧倒的に白人至上主義者であると報告した。7日のワシントン.ポストによると、シャーロッツビルでの事件に対応した2年後に「白人至上主義者の人種差別的暴動の有罪判決を下すための新しいアプローチを開拓している」米国の共和党弁護士はトランプ大統領に任命された人物である。その人物はバージニア出身の米国の弁護士トーマスT.カレン(42歳)である。彼はシャーロッツビルで群衆の中に暴走し、抗議者の一人であった32歳の女性を死亡させた事件で逮捕されたジェイムス.フィールズ.ジュニアの「連邦憎悪犯罪の告発」に関与してきた。連邦大陪審は2018年6月27日にフィールズを起訴した。フィールズは既に州の殺人容疑で拘留されていたが、RAM の4人はまだそこにおり、白人民族主義者のウェッブサイトはRAMを祝い、彼らの戦闘力について称賛していた。

トランプ大統領は5日、テキサス州エル.パソで起きた銃乱射事件の大量殺戮犯は精神異常者であると述べたが、カレンは、精神健康の問題について「私たちは皆、メンタルヘルスの問題に直面しています。しかし、問題を抱えている人は、ただ大量殺人や国内テロの行為をしません」と指摘し、ネオ.ナチスを含む白人至上主義者のシャーロッツビルでの集会には州を越えたRAMのメンバーが参加していたことを明らかにした。カレンと検察官らは、極右グループに対する「選択の皮肉な武器」として、1960年代にベトナム反戦運動で左翼の戦争抗議者を制圧するために可決された暴動防止法の使用を選択した。検察官らは RAMのメンバー4人を裁判にかけることを約束したが、連邦法下で憎悪犯罪を証明することが彼らの最も強力なケースであるとは信じていなかった。代わりに連邦刑法を掘り下げ、彼らは暴動を扇動するために州の境界線を越えた戦闘者らを1968年に可決された反暴動法下で罰する方法を発見した。RAMメンバーは「暴力を振るうつもりがあり、州の境界線を越えて旅をしたので訴訟を起こすことができる」とカレンと彼の仲間は確信した。

カレンを任命した大統領とその他の共和党議員らは白人至上主義者の台頭の現象にほとんど視線をそらし、立ち向かうことを拒否したが、カレンはその逆路線の方向を選択した。彼は「私は政治をあまり気にしません。国内のテロリズムとみなされる白人至上主義者組織による憎悪犯罪や暴力はかなり増加しています。それらを起訴することは常識です。それは正しいことです」と述べた。カレンは、2018年3月30日、バージニア州西部の46のカウンティ(郡)と17の都市のためのトップ連邦法律家として就任した。2017年8月にシャーロッツビルで開催された集会後に暴力による殺人が起きた時、カレンは休暇でバージニアから離れていたが、トップの仕事に指名された瞬間から、彼はその事件が「私が関与する必要があるものである」ことを知っていた。カレンは就任後数ヶ月で、徐々に白人至上主義者やRAMのような極右の国内テロリスト集団が国に対する「重大な脅威」であり、暴力を強化しているという結論に達した。彼は犠牲者にインタビューし、数百時間のテープを研究し、極右派について読み、司法省の国内テロ会議に出席した。カレンは「累積された証拠の重量に目を開きました。大衆を保護し、彼らを路上から連れ去る義務を感じました。暴力的な国内テロは、悲劇的に頻繁になっています。対応する必要があります」と語った。

米国は1845年にメキシコの領土であったテキサスを併合した歴史がある。エル.パソの事件は暴力的白人至上主義者の国内テロリストによって、ヒスパニックの地域社会が米国史上初めてターゲットにされた陰惨な歴史を刻んだ。2015年6月に2016年の大統領選に立候補したドナルド.トランプは、そのテキサス併合の歴史を無視し、メキシコ人がアメリカを侵略していると主張し始めた。その発言の頻度は、それが彼の反移民のプロパガンダであったことが最近明白になっている。RAMは2016年の大統領選後に台頭し、国内テロリズムおよび銃撃による大量殺戮の犯人のほとんどは白人ナショナリスト、ネオ.ナチス、白人至上主義者であることが最近の調査で明らかになっている。繰り返される指導者のプロパガンダに基づく公的発言は、如何に彼に共感する極右派を触発しているかを示唆している。FBIディレクターは圧倒的に白人至上主義者による国内テロリズムが最近増加していると報告した。その傾向は、法務執行当局の活動も非常に多忙になったことを意味するが、トランプ政権はほぼ全ての分野で人員を削減している為、暴力的な国内テロは今後も増加すると予測されているにも関わらず、米国の安全性は確実に保証されていない。

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