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By    Mother Nature Network

最近公開された研究で、科学者は2050年までに大幅な人口の増加に伴い、食品の需要は驚異的に増加すると述べている。一方で、農業、森林伐採、様々な人間による 土地利用や活動は気候変動の影響で、温室効果ガスの排出は増加すると警告している。地球温暖化の対応がスローな状況で、農産物からの排気ガスが増加しているため、食品生産と食生活のパターンを変える必要があると専門家は警告している。

今月公開された世界資源研究所(WRI)の報告 によると、2050年までには世界の人口は98億になり、全体の食品の需要は50%以上、動物肉食の需要は約70%増加する。専門家は、食料需要の増加に対応し、森林破壊を回避し、放棄された非生産的な土地を再植林または復元することにより、気候を安定させ、経済発展を促進することにより、貧困を削減し、世界が持続可能な食料の未来を達成できるオプションのメニューを提案している。これらの目標を達成する為には、2050年までに以下の3つの大きな「ギャップ」を閉じる必要がある。

⑴ 食料ギャップ:2010年に生産された食料の量と、2050年に予想される需要を満たすために必要な量とのギャップは7,400兆カロリー又は2010年に生産された作物より56%多い作物のカロリーであると推定されている。⑵ 土地ギャップ:2010年の世界の農地面積及び作物と牧草の収穫量が過去の速度で成長し続けた場合でも、2050年に必要な面積との差は、インドのほぼ2倍の面積に相当する推定5.93億ヘクタールである。⑶ 温室効果ガス(GHG)の緩和ギャップ:2050年の農業と土地利用の変化による年間のGHG排出量の差は15ギガトン(Gt)の二酸化炭素の相当量と推定されている4 Gtの目標は、地球温暖化を産業革命前の温度よりも2°C以下に抑えることに農業が比例して貢献することを示している。従って、このギャップは11 Gtと推定されている。温暖化を1.5°C未満に抑える為には4 Gtの目標を達成し、数億ヘクタールの解放された農地を再植林する必要がある。

この報告では、22項目の「持続可能な食料の未来のためのメニュー」が検討されている。これらのメニューは、上記のギャップを埋めることを可能にする5つの「コース」に分類されている。それらは(1)食料および農産物の需要の伸びを抑える。(2)農地を拡大することなく食料生産を増やす。(3)森林、サバンナ、泥炭地を保護および復元するため、農地の需要減少を活用する。(4)野生の漁業管理と養殖の改善により、魚の供給を増加する。(5)農業生産からの温室効果ガスの排出を削減することである。

国連の気候変動パネルであるIPCCは、地球が産業革命時代前の グローバル気温より1.5°C以上の高温になることを防ぐためには、農地を拡大せず、森林を成長させることで、気候変動に対応可能な開発に取り組む必要性を強調している。2019年6月は全米各地で非常に高温が続いたことが報告された。7月18日の国立海洋大気庁(NOAA)の科学者によると 、6月の世界平均気温は20世紀の平均 59.9度華氏(°F)を1.71度上回り世界の気温は 140年の記録の中で6月が最も暑い時期となった。加えて、WRIの報告は、すべての農業慣行が環境に様々な影響を与えることを再度警告している。それは動物のメタン排出など、食肉生産が環境の汚染に関連する影響があることを示唆している。また、2050年までに人口は大幅に増加し、食品特に動物肉の需要は驚異的に増加すると予測しているため、食品の安全を維持するためには、肉食の制限および食べ物の無駄を減少させることも含めて、個人レベルで可能なことを検討する必要があることを示唆している。別の深刻な懸念は、異常な高温により、地球の氷河は至るところで溶け始めている為、清浄な飲料水が不足する可能性があることである。

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