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Image result for images of protests for climate change with Greta Thunberg in Sep. 2019グレタ.ツンベルグ( 中央  )    By  Irish Times

最近、気候変動の影響を身近に感じる若者が増加し、全米の各地ではエネルギッシュな抗議活動が頻繁に行われている。ニューヨークでは23日、国連総会(UNGA)が開催されているが、トランプ大統領は一時的に国連気候サミットに立ち寄ったと報告されている。この日、気候変動の活動家として一躍有名になったスウェーデンのグレタ. ツンベルグは、気候変動に取り組んでいない世界のリーダーに怒りのメッセージを披露した。今年、石炭火力発電所の新建設に反対する若者の戦いは前代未聞の規模に発展している。

ツンベルグは2003年1月生まれのスウェーデンの環境活動家であり、2018年の夏、スウェーデン議会の外でデモ抗議を行った。その後、毎週世界のどこかで気候変動対策を求めるサインを掲げた学生らの抗議活動はグローバル的に波動している。2019年には、それぞれ100万人を超える生徒が関与する抗議が多くの都市で開催されている。最近では、学校を休み気候変動の活動を積極的に行っているツンベルグは2019年5月、タイム誌の表紙に「次世代のリーダー」として紹介された。彼女は、現在気候変動活動家して世界的に知られるようになっている。

各地の抗議活動でスピーチを披露しているツンベルグは 23日、国連でのスピーチの冒頭で、「私のメッセージは、私たちが貴方を見ているということです」と、特定のリーダーを意識したような表現で警告した。彼女は「貴方は空虚な言葉で私の夢と子供時代を盗みました。それでも私は幸運な一人です。人々は苦しんでいます。人々は死にかけています。生態系全体は崩壊しつつあります。そして、貴方が話すことができるのはお金と永遠の経済成長のおとぎ話だけです。なんてことでしょう!」と怒りを表明した。また、「貴方は私たちを失望させています。しかし、若者は貴方の裏切りに気づき始めています。全ての未来世の目は貴方にあります。そして、あなたが私たちを失敗させたなら、私たちは貴方を決して許しません。世界は目覚めています。そして、貴方がそれを好むと好まざるとに関わらず、変化が起きています」と怒りの表情で語った。

ツンベルグのスピーチは、気候変動のアクションがない国、パリ協定から離脱した米国大統領ドナルド.トランプを特に批判していることを示唆している。何しろ、クリーン.エネルギーやクリーン.ウォーターの擁護者であると表現する一方で、炭鉱労働者の雇用を推進し、オバマ政権下での炭酸ガス排出基準を排除するキャンペーンに従事している。世界でのリーダーシップを放棄している為、気候変動科学者や活動家による米国に対する不満は蓄積している状況がある。 23日、気候サミットに立ち寄り、副大統領マイク.ペンスと並んで着席したトランプは、途中で席を抜け出したようである。複数の記者らが同時に質問する雑音の中で、トランプは彼自身がクリーン.エアーとクリーン.ウォーターの強い擁護者であるが、それは各国が取り組むべきであると語った。23日のCBSニュースによると、UNGAではトランプは気候サミットに一時的に立ち寄った後に、彼の政権が取り組んでいる宗教少数派の迫害と宗教の自由を支援する為の会議に参加した。

近年、世界各地で高温が続いているため、懸念も拡大している。グローバル地域社会および環境保護論者は、科学者のモデルを超えた温暖化の傾向に「益々警戒心」を強めている。1月の気候調査では、世界の海洋の温度は以前の予測を超えて「大幅に速く温暖化している」ことが判明しており、「 1970年以来、以前の推定値より40%も暖かくなっている」という。気候サミットに参加するためには、政府は更なる行動と化石燃料使用の付加的削減を約束しなければならない。国連事務総長のアントニオ.グテーレスは、温室効果ガスの排出を抑制する為、2020年までに石炭火力発電所の新規建設を終わらせるよう求めている為、石炭生産の拡大を支援する国が気候サミットで講演時間を割り当てることを望んでいなかった。米国に加えて、オーストラリアと日本の指導者もサミットに取り組んでいないと伝えられている。

Image result for images of members of Everglades Earth First! block the construction siteBy    World Watch Institute

化石燃料の使用の追加削減計画を発表する国は約60カ国であると言われているが、一方経済大国の米国と日本およびオーストラリアなどはそれらの国に参加していない為、ツンベルグのスピーチは明らかに、これらの国の指導者に向けられたものである。最近、集中的な気候変動の取り組みに関する若い世代の抗議活動は世界的にエスカレートしている。ワールド.ウォッチ研究所によると、約50の新しい石炭火力発電所が計画されているヨーロッパでは、グリーンピースがドイツ、ベルギー、オランダの8つの プロジェクトを中止するため、大陸全体のキャンペーンを主導している。英国では34年で、国内初の石炭火力発電所を建設する計画が進行中である。活動家は今年、提案された建設への反対を拡大した。米国では4年前に提案され「150の 新しい石炭火力発電所に対する全国的な抵抗が石炭産業の計画に深刻な打撃」を与えている。裁判所、政府のロビー活動、市民の不服従行為を通して、活動家は新しい石炭火力発電所の数を半分に削減する事を努力を行った。フロリダに本拠を置く環境グループのメンバーは、今年2月に天然ガス火力発電所の建設現場をブロックし、サイトに不法侵入したメンバーは、来月起訴されるという。無謀とも見える危険を冒してまで、若者が熾烈な気候変動の戦いに挑んでいる理由は明白である。

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