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昨日開催された共和党寄りのルイジアナ州知事選で、現役の民主党が挑戦者の共和党を打破している。その状況下で、2020年の大統領選では、トランプの弾劾調査が長引けば、民主党候補者の予備選に影響を与える可能性があると懸念されている。選挙年の大統領弾劾は前例がなく、それは大統領候補者にとって重要なコーカスや予備選のタイミングと重なる可能性がある為である。

コーカス(Caucus)は予備選とほぼ同様であり、米国の一部の州で政党に属する地元のメンバーが、大統領候補者の中から誰かを選択し、登録するための会議や催しについて言及する。この言葉はカナダやオーストラアを含む幾つかの国でも使用されている。予備(Primary)選は大統領選または総選挙で有権者が最終候補者を決定する選挙に言及する。従って、ほとんど同じ意味である。16日に行われたルイジアナ州の知事選では現役民主党のジョン.エドワーズ知事は51.3%で、実業家である共和党の挑戦者エディ.リスポーネの48.7%をリードし、再選された。銃法や中絶などの社会的課題では保守傾向のあるルイジアナで、2016年にはトランプ大統領が58.9% でヒラリー.クリントンの 38.45%を遥かにリードした。ルイジアナ州での知事再選は共和党がトランプ弾劾調査で壊滅的な評価を落としている中で、2018年からのブルーの波動は引き続き進行中であることを示唆した。

しかし、トランプ弾劾調査において、民主党大統領候補者に潜在的影響のある問題の一つはタイミングである。トランプに対する弾劾調査の一貫として、下院議会民主党は一般公開での証言を先週から始めたばかりであり、今後まだ多数の公聴会を予定している。それは、12月末までに弾劾記事に投票する可能性はほとんどないことを示唆している。つまり、上院議会での審理は1月以降に始まる可能性が高いので、民主党予備選挙で最も重要な時期と上院での裁判が重なる可能性がある為、2020年のトップ候補者のキャンペーンは約一ヶ月間休止することを余儀なくされると予測されている。保守系のポリティコによると、アイオワでのコーカスは2月3日に始まるが、上院議員はワシントンに残ることが要求される為、上院での裁判期間中、少なくとも6人の民主党候補者はキャンペーンを実施することができないという不利点がある。2月11日にはニューハンプシャーで予備選があるため、上院での裁判がいつ始まるかによっても異なるが、タイミングは民主党の選挙に影響を与えると言われている。

裁判で影響を受ける六人の上院議会のトップ民主党候補者は、バーニー.サンダース(バーモント)、エリザベス.ウォーレン(マサチューセッツ)、カマラ.ハリス(カリフォルニア)、エイミー.クロバァシャー(ミネソタ)、コリー.ブッカー(ニュージャージー)、マイケル.ベネット(コロラド)であると予測されている。しかし、下院議会が公式に弾劾調査を実施した時、これらの上院民主党議員の大半は、トランプに対する弾劾調査を支持しており、全てを予期していた。多くの有権者は、予備選またはコーカスまでには、誰を大統領として選択するか既に決めている場合が多いため、彼らが現地不在の有無に関係なく、さほど影響はないとの意見もある。従って、サンダースは他の5人の候補者と共に、彼の居心地の良い座席で過ごす計画であると公表している。

別の問題は、下院議会の弾劾調査から上院での弾劾裁判に焦点が移行した場合、民主党候補者の予備選より、トランプの裁判の方がもっと注目を集める可能性が高いことである。共和党は上院のスケジュールを管理し、トランプ大統領が「好きな場所であるスポットライト」に彼をあてながら、長く、分裂した弾劾裁判は、民主党大統領候補者から「時間と注意を奪う」ことを共和党は認識している。その理由の一つは、上院議会は共和党が支配しているため、その「権力を利用」して、上院の規則に基づき、ジョー.バイデンの子息ハンター.バイデンを「正面および中央に配置」できるよう計画するか又は、裁判の休憩時間に懐疑的なトーンでバイデンの名前に言及し続けることで、民主党候補者の選挙の焦点が妨害されることである。それは、単なる予測に過ぎないが、幾つかの予備選のキャンペーン中に弾劾裁判がわれる前例はない為、慣れていない候補者にとっては不都合であるとの意見もある。

しかし、タイミングが全ての問題を悪化させるという訳ではない。有権者は上院での一般公開裁判に集中することができるので、多くの有権者がテレビに釘付けになった場合、それは、民主党の大統領候補者にとって、むしろ顕著な「利益になる」と一部の民主党戦略家は述べている。長年民主党のコンサルタントであるジム.デマーズは、上院の弾劾裁判の為「上院議員の候補者の旅行には幾つかの制限が課されるかもしれない」が、予備選の有権者とほとんどのアメリカ人は裁判の様子を見る事が可能になる為、上院議員らは多くのメディアの注目を集めると述べた。多くの国民はこの裁判によって、外国政府に米国の選挙での援助を依頼することも援助を受けることも「連邦法は禁じている」ことを知る機会になるからである。また、上院議会での裁判では議員らは「事実上の陪審員」として行動するため、座席中にはほとんど沈黙している状況下で、国民は真実を知る機会が多くなる。特にジョー.バイデンを含む民主党候補者には多少、複雑な側面はあるが、彼らの多くは気にしていないようである。

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