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Image result for images of jennifer williams and Alexander VindmanBy    CBS News

東部時間午前9時から午後1時40分まで開催されたジェニファー.ウィリアムズとアレクサンダー.ビンドマンの一般公開の証言では、トランプ大統領が保留したウクライナの援助金に関する動機が強調された。先週から始まった公開証言の公聴会で、論議されていない最も重要な要点の一つは、実際にどのくらいの期間、議会が承認した安全保障(軍事)援助金が保留されていたのかという事である。驚くことに、それは非常に長期間であり、トランプが安全保障支援を開放したのは、最初の内部告発者がこの状況を暴露した後である。

副大統領マイク.ペンスの補佐官であるジェニファー.ウィリアムズは実際に7月25日の電話での会話を聞いており、その内容は「異常」であり、安全保障支援金の保留の背後にウクライナの安全保障とは無関係である他の動機があると感じたと非公開証言で述べた。19日の一般公開証言では、共和党メンバーは、証言者が直接大統領の話を聞いたかどうかを強調した為、彼女は電話での会話を実際に聞いたことを明白にし、異常と不適切の表現を用い同様の証言をした。ビンドマンは、国家安全保障会議のウクライナの上級専門家であり、陸軍のベテランである。彼も7月25日のトランプ大統領とウクライナの大統領ヴォロディミール.ゼレンスキーとの会話を直接聞いたことを再度明確にし、トランプの発言は「不適切である」と証言した。非公開の聴聞会では、既に大統領補佐官ミック.ムルヴァニーがホワイトハウスでの会議をゼレンスキーに提供することはバイデンの調査を条件にする為の計画として調整したと証言した。ビンドマンは11月19日の公聴会で、冷静な対応で臨み、資金が保留されたことに気付いていたと語った。

実際にどれくらいの期間、ウクライナに対する援助金がトランプと彼の側近に保留されていたのか? 7月25日のトランプとゼレンスキーとの電話後の状況は頻繁に報告されているが、この電話以前の援助金はどのような状況であったか? ⑴ 議会は2月15日にウクライナに対する軍事援助も含む連邦予算の法案を通過し承認した。これは包括的なオムニバス法案であり、この巨額な援助金は初めての予算として含まれたものである。同日、トランプは2月28日までにウクライナにお金を提供すると約束した。⑵ しかし、2月28日にはトランプ政権は援助金を送金しておらず、その説明はなかった。⑶ 7月25日、トランプはゼレンスキーとの会話で援助金を提供する代わりにバイデンの汚職の調査を公的に表明してほしいと述べた。⑷ 9月9日、情報監視官は内部告発者の報告について議会に報告した。⑸ 下院情報委員会の委員長であるアダム.シフは、内部告発者の報告に関する情報を求めるため、米国情報部のディレクター代理に手紙を送った。トランプは9月11日、保留していた援助金をウクライナに解放した。

9月23日のワシントン.ポストによると、議会は、2019年度中にウクライナに対して2つの大規模な軍事支援金を承認した。ペンタゴンが管理している、狙撃ライフル、対砲レーダー.システム、弾薬、手榴弾発射装置などの機器用に2億5,000万ドル、および海軍の安全、NATOの相互運用性、およびウクライナ軍がロシアの侵略を防ぐため多様なイニシアチブのために国務省を通して1億4,100万ドルを提供することになっていた。議会当局者は今年2月28日と5月23日に2回、トランプ政権が軍事援助の大規模なお金をウクライナに解放することを意図していると通知された。しかし、これらの通知にも関わらず、送金されていなかった。

下院情報委員会が主催した公聴会で、共和党のメンバーであるジム.ジョーダンは、トランプの支持者の一人として、ほとんど弾劾調査を弱体化することに集中した。彼は、下院議長ナンシー.ペロシがトランプ大統領を贈収賄で弾劾できると述べたことに反発し、トランプがお金を保留した理由は、根強い腐敗のあるウクライナの汚職を懸念しており、その腐敗している国で前副大統領ジョー.バイデンの子息ハンター.バイデンが役員を務めたガス会社のブリズマで何があったかを知る権利があると主張した。アダム.シフは最後の閉会声明で、ロシアと戦っているウクライナは米国にとっても非常に重要であり、彼の政敵ジョー.バイデンを調査することを条件に援助金を提供すると述べたトランプの動機は、安全保障とは無関係であり、彼の政治的利益のためであると述べた。また、共和党はトランプがウクライナの慢性的な腐敗を非常に懸念していた為であると主張したことに対して、大統領がウクライナの腐敗と戦っていたとする証拠はないと断言し、トランプはむしろ、その全く逆の行動を取っていたと述べた。シフはトランプがこの援助金を解放したのは、内部告発者がトランプによって援助金が保留されていたことを漏らした為であると語った。

ロシアが2014年にウクライナを侵略して以来、約13,000人の兵士が死亡した。2019年1月1日から7月25日までに、ロシア軍との戦争中に65人のウクライナ兵士が死亡した。8月には更に7人のウクライナ兵士が死亡した。国務省の役員ではなく、トランプの個人的弁護士であったルディ.ジュリアニは、5月初旬にウクライナを旅行する計画があることをニューヨーク.タイムスが報告した。偶然にも、同月にはまだ、援助金は解放されていない。共和党パネルは午前中の公開証言で、ウクライナはバイデンの調査をしておらず、大統領も援助金を解放したので、何も問題はないと繰り返し主張した。しかし、その保留が一ヶ月以内ならその主張にはある程度正当性があるが、約7ヶ月も保留する事は正常なプロセスではない。午後から行われた他の証言者の公聴会で、元ウクライナの特使であったカート.ボォルカーは援助金の保留が政敵のバイデンを調査することにリンクしていたことは「容認できない」と証言し、動機が不純であることを示唆した。

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