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Image result for images Make America Great Again, Reagan, Bush, Clinton, TrumpBy     Daily Mail 

言葉は時には人々の心に深く響く場合があり、それを会話に利用することで、自分のものにする機会を得る事もある。トランプ大統領は、過去の複数の大統領が使った表現を自分のものであると主張したことで知られている。また、歴代の大統領は一般的に知られていない表現を一般教書演説で紹介するが、トランプは過去に一度も使われていない否定的な用語を使用した記録がある。言葉と表現の利用に関して、トランプは最も特徴のある大統領であるが、一部歴代大統領の影響を受けていることを示唆する証拠がある。

ドナルド.トランプは2016年大統領選のキャンペーンで「アメリカを再び偉大にする(Make America Great Again)」とのスローガンを広範に利用した。しかし、このプレーズは3人の大統領が既に表現したものであり、特に彼の独自の創作ではない。このキャッチ.プレーズで成功したトランプ大統領は「Make America Great Againというフレーズは私のものでした。1年ほど前に思いついたもので、それを使い続けました。今では誰もが使っています。みんな愛しています」と繰り返し主張した。彼は「私はそれを著作権で保護すべきだと思います。多分私はそれを著作権で保護したかもしれません」と付け加えた。しかし、問題はトランプがこのプレーズを最初に使用した政治家ではなかったことである。ロナルド.レーガンとジョージH.W.ブッシュは1980年の予備選とその年の共和党全国大会で「アメリカを再び偉大にしよう(Make America Great Again)」のキャッチ.フレーズを使用した。トランプは、2016年までそれを知らなかった」と言った。また、「彼(レーガン)はそれを商標登録しませんでした。私はマーケティングを理解している人だと思う」と語った。ビル.クリントンは1991年の大統領発表演説で「私たちは一緒になってアメリカを再び偉大にすることができると信じています」と述べた。昨年11月18日午後9時に初演されたA&Eスペシャルには、そのスピーチの一部が含まれている18秒のクリップ.ビデオの証拠がある。このプレーズは複数の大統領が以前に使用したものである。著作権で保護されていなかったと主張したトランプはこのプレーズを彼のキャンペーンのトレード.マークに利用したが、完全に「自分のものである」と主張したことが問題であると指摘された。

加えて、トランプ大統領はメディアを「国民の敵」であると呼び、非常にメディアを敵対視し、キャンペーン中から最も著名なリベラル系のCNNを攻撃していた。彼は就任後、プロレスのリングの下で、彼がCNNのロゴを殴り倒すシーンを描写した編集画像をツイートし、メディアに対する長い戦争を開始した。彼は今年9月2日のツイートでも「私たちの本当の敵は民主党ではなく、私たちの主な敵はフェイク.ニュース.メディアです。私たちの国の歴史の中で、彼らはこれほど酷くはありませんでした」と述べ、メディアが真の敵であると批判した。これもトランプのオリジナルの表現ではない。過去にメディアは国民の敵であると述べた大統領はウォーターゲート.スキャンダルで弾劾調査に直面し、弾劾される前に辞職したリチャード.ニクソンである。Richard Nixon: The Lifeの著者であるジョン.ファレルは「現大統領の行動は、前大統領の行動を非常に反映しており、それは「ニュース.メディアは敵です」との表現を使ったニクソンであると述べた。ニクソンは当時国務長官であったヘンリー.キッシンジャーとのコミニュケーションで、「ニュース.メディアは敵である。ニュース.メディアは敵である」と黒板に何度も書いている有名なホワイトハウスのテープがあるとガーディアンは伝えている。

一方、トランプは過去3回の一般教書演説で、過去のどの大統領も利用したことがない語彙を利用したと報告されている。この場合、議会の前で準備された原稿を読むスピーチに専念する為、全ての用語の選択がトランプ本人であるとは限らないが、少なくとも、彼のスピーチ.ライターは、過去の一般教書演説では聞かれなかった表現を使ったと指摘されている。トランプ大統領は、2018年の2回目の公式の一般教書演説で、アメリカ合衆国大統領は、初代ジョージ.ワシントンから議会で200回以上の演説を行っているが、一度も使われたことがない言葉を使った。トランプは「サディスティックな(sadistic)」な人身売買業者に言及し、不法移民によって殺された人々の家族が感じた「心痛(heartache)」について語った。この二つの単語はどちらも以前は使用されていないとワシントン.ポストが2019年2月5日に報告した。全ての大統領は、一般教書演説で新しい言葉を「大統領辞典」に追加することが可能である。2002年にジョージW.ブッシュは洞窟(caves)、バイオテロ(bioterrorism)ジハード(jihad)、消防士(firefighter)などの言葉を導入した。2015年、バラク.オバマはバイセクシュアル(bisexual)、レズビアン(lesbian)、トランス.ジェンダー(transgender)という言葉を使った最初の大統領になった。

一般教書演説では、歴代の大統領は、一般的に知られていない言葉を紹介する為、この点においてトランプ大統領が特にユニークであるとは言えないが、過去の複数の大統領が使用したプレイズを彼が創作したものであると主張した事実は例外である。また、辛辣な用語を公的に利用するという点で、ほとんど稀な大統領である。その最も顕著な例は、人種差別的表現として、キャンペーン当時にメキシコからの不法移民を「強姦犯」と呼んだことである。また、女優のロージー.オドーネルを批判した時「太った豚」、「犬」、「ずんぐりした」「嫌な動物」と呼んだことである。当時共和党のラジオ.トーク.ショーのホストであったグレン.ベックは、トランプが2015年6月に大統領選に立候補した約二ヶ月後に「いじめ」の素養があり「とても非大統領的」であるとトランプを批判した。一般の人々はベックと同様に、トランプが用いる表現は大統領職には相応しくないと述べているが、一般的に最も下品であると考慮されている言葉をトランプが集会で躊躇せず使っても彼の支持者は驚かないようである。

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