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Image result for images of young and white evangelicalsBy   Ratinos Ready to Vote

Christianity Todayの編集委員会は、最初の社説に多大な反響があったことを報告し、同機関がトランプ大統領をホワイトハウスから除去する理由を再度明白にした。政治分析組織は、CTの公表より数ヶ月早く、若い白人の福音主義者のクリスチャンの間でトランプの政策に同意できない人々が増えていると指摘していた。トランプを追放することを目指している別の機関である公立宗教研究所は、文化的モラルが衰退していることを指摘した。特に若い世代がトランプから離れていく要因はトランプの政策が彼らの信仰心に適合しないことであると主張している。これらは何を意味しているだろうか?

Christianity Today(CT)は19日にトランプ大統領を弾劾し、ホワイトハウスから彼を除去することを公式に求めた。同誌は22日、その反響に応じて、新たな記事を公開した。その内容によると、多くの人が「涙を浮かべて読んだ社説に対する読者の反応」は多様であり、「心から感動した読者から励ましの無数のメモを受け取った」と報告した。彼らは「もはや孤独」ではなく、「再び希望」をいだき、「遂に誰かが心の中で感じたことをはっきり言っていたことを喜んだと語っている」と述べた。その反応に対して、同誌は「これがアメリカの教会の歴史における分岐点の瞬間であると感じ、それが証明されることを望んでいる」と述べている。その一方で、編集委員会の記事に侮辱を感じた多数の読者から「私たち全員が関心を寄せる大義のために多くの善を行った大統領よりも民主党を好むことを明らかにした」との批判も受けたと述べている。

CTは「左翼である」または「聖書を信じるクリスチャンではない」との批判を否定し、トランプを支持できない理由について、彼らが「神学的に保守的」であり、宗教の自由、「男女による経済的機会」の向上、及び「世界で価値を創造する」ことを強く支持していると述べている。しかし、彼らは「機関として、今日のキリスト教は党派的な政治に関心はなく、候補者を支持するものではない」が、トランプは「彼の(就任前)に始まった病気の症状であり、それはアメリカの教会の過剰な政治化である」と述べている。同誌は、政治的党派主義や知的エリート主義を支持していない為、アメリカの福音主義とこの大統領の同盟は米国内と海外のキリスト教信者に「多大な損害を与えたと言わざるを得ない」とし、その為、「私たちの子供や孫の多くを疎外している。それはアフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人、およびアジア系アメリカ人の兄弟姉妹を傷つけた」と述べた。

今年8月、政治分析者シルバー.ネイトのサイトは、既に白人及び若い福音派のクリスチャンがトランプの政策に抵抗を示している傾向があると公表していた。FiveThirtyEightによると、「世代間の亀裂の兆候が増え、若い白人の福音主義者は、トランプの政治に完全には同意しておらず、トランプの文化的衰退のメッセージを受け入れていない」という。白人福音派の年齢の差は、ある意味でトランプに関して一般の国民の年齢差を反映しているだけであるが、多くの若い白人福音派のクリスチャンとの会話では「彼らの信仰が政治にどのように伝えているか、信仰と政治が密接に絡み合っているかどうかを再検討していると言っている」と述べている。

宗教、文化、公共政策における独立した研究を行うことを専門とする非営利、無党派の組織であるPublic Religion Research Institute(PRRI)は「特定の政策」について立場を取ったり、提唱したりすることはない超党派の独立した研究機関である。資金提供者がサポートする調査は、独立した調査と厳格な学術に対するPRRIの取り組みを反映している。この組織は、トランプを弾劾し、事務所から彼を追放することを推進する団体である。この団体は、研究を通して「信仰と政治が密接に絡み合っている」ことを明白にしている。例えば、トランプ政権が強固に進めた子供を両親から引き離す政策は米国では総体的に不人気であるが、宗教団体は大幅にこの政策に反対している。トランプの家族分離政策は「許可なく入国した家族を犯罪者として扱い、子供を両親から引き離す」ことであるが、総体的にこの政策を支持する率はわずか22%であり、71%のアメリカ人は反対している。

党派別には、民主党(94%)は圧倒的に反対し、大多数の独立者(76%)が反対している。一方、共和党(50%)は家族分離の方針を支持し、40%が反対している。共和党の10%はこの問題について意見を表明してない。大多数のアメリカ人は家族分離政策に反対しているが、人種別には大きな違いがある。白人アメリカ人のほぼ3分の2(66%)は反対し、ヒスパニック系アメリカ人(82%)と黒人(93%)は圧倒的に見解が異なることを示唆している。難民の入国を防ぐトランプ政権の政策を支持している国民はわずか31%で59%が反対している。党派別にも明確な違いがあり、共和党の過半数(52%)は支持し、民主党と独立系の有権者(62%)はこの政策に反対している。宗派別では「白人の福音派プロテスタントを除き、ほとんどの宗教団体は、難民の米国への入国を禁止する法律に反対」している。特定の宗派に属さない大多数のアメリカ人(69%)は反対し、白人福音派プロテスタントの場合、反対派(44%)と支持派は(44%)の二分している。また、40歳未満の成人の間では、白人の福音派が教会に参加する率が大幅に減少しており、Christianity Todayや宗教指導者などの出版物は、1996年以降に生まれたZ世代の人たちの関与に苦労していることを示している。

この状況は、多くの若い福音主義者を含むほとんどの宗教団体は、非人道的であると批判されたトランプの移民政策に反対し、亡命政政策及び他の人権に関する対処に敏感であることを示唆している。また、福音派でもクリスチャンとプロテスタントとは、非常に違いがあることを示しているが、福音派の有権者の投票率は平均よりも高く、若い信仰者がトランプ政権の政策に同意していない為、彼らが選挙に参加する率は減少する可能性があることを示唆している。この要因は、CTが指摘したように、近年、教会は右翼政策に強く固執していることが挙げられる。選出された人達ではない宗教リーダー達は、彼らの教義に基づく政策を政府及び議会の政策立案者が促進することを望み、権力に固執していると批判されている。それらの政策は、同性結婚及び彼らに対するサービスの拒否と避妊への制限などがあげられる。いずれにしても、これらの報告は、福音派を含む宗教団体が、彼らの宗教にとって政策が何を意味するかを模索する傾向があることを示唆している。2016年の大統領選では80%の福音派がトランプを支持したが、2020年には若い白人が共和党から離れている傾向があることを示唆している。

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