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Image result for images of Protest in Iran on Jan. 13, 2020"By   La Revue Gauche

イランでは、米国大統領の命令によってイラン将軍カシム.スレイマニが殺害された事件、イラン軍が人為的ミスによってウクライナの民間機を撃墜し176人を死亡させた事件、及びスレイマニ暗殺に対する米軍基地へのイランの復讐に反応している市民の抗議活動は活発になっている。緊張が高まっている米国・イラン間の危機は何を意味しているのか?

13日のニューヨーク.タイムスによると、同国のトップ将軍スレイマニを殺害したトランプ大統領の決定に対する報復として、イランは先週イラクにある米国勢力にミサイル攻撃した為、緊張が高まっている中で、市民による抗議活動が続いている。11日にはテヘランのアミールカビル大学の前に大勢の抗議者が集った。又、デモの3日目である13日にはイランの少なくとも2つの都市で抗議者と機動隊が激突した。加えて、イラン政府はウクライナの商業機を人為的ミスで撃墜したことを認めたが、市民を混乱させている政府の不明瞭な態度に怒りを表明している。既に、イランの多くの人々は「米国の制裁によって悪化した劣悪な経済状況に圧迫されている」為、それは彼らを街頭に駆出している主な要因である。カナダの首相ジャスティン.トルドーは12日アルバータ州エドモントンで開催された追悼式に参加した。ウクライナの旅客機の撃墜によって死亡した176人中の57人はカナダの市民であった。トランプ大統領は同日の早朝、「貴方の抗議者を殺さないで下さい」とのメッセージをイランのリーダー達にツイートした。

トランプ政権は最近イランに対して新たな経済制裁を課した。10日のWSJによると、同日トランプはイランに対して新たな制裁を認可した為、「依然としてイランとビジネスを行っている企業を脅かすことにより、イラン経済の生命を維持する残りの貿易および金融路を圧迫することを可能にしている。これはイランが地域の米軍基地に対する弾道ミサイル攻撃を行なったことに対する反応である。イランの高官8人及びイラン最大の金属メーカーの一部をブラックリストに載せた。役人や企業に対する新たな指名に加えて、トランプ大統領は、彼の財務省がイラン経済の建設、鉱業、製造、繊維部門を標的とすることを認可する大統領令に署名した。財務省は、現在これらの部門で活動している個人または団体、それらを支援する人をブラックリストに載せることが可能である。イランの国連ミッションの広報官であるアリレザ.ミリュセフィは「米国の制裁はイランの戦略的計算を変えるものではなく、その逆です。米国がイラン人に課した経済テロが被害を齎すのは事実ですが、私たちは多くの分野で自給自足しており、制裁が続くに従ってさらに多くなるでしょう」と述べた。経済制裁措置の主な目的は、イランを脅かし、イランとビジネスを行う人を阻止する為である。

トランプの命令によって殺害されたスレイマニに対する報復として、イランは同国の米軍基地をミサイル攻撃した。トランプ政権は戦争をエスカレートさせることより経済制裁を課すことを選択したが、その為、経済的圧力を受けた国民は、その怒りを抗議活動で表明している。しかし、長期的には、イランに対する米国の経済制裁は米国の利益に対するイラン人の動機を更に強化したことになる。又、イランは2015年7月に5つの常任理事国(中国、フランス、ロシア、英国、米国)に加えて、ドイツで合意されたイラン核計画を撤退し、核計画を再開し、イラクでのISIS戦士との戦いは中断され、イラク在住の米国人は標的になりやすい状況になり、様々な脅威が強化されることを意味する。イランでの最近の抗議活動は、米国・イラン危機を象徴している。米国では、ランド.ポール(ケンタッキー州)およびマイク.リー(ユタ州)を含む共和党上院議員の一部は、ホワイトハウスがスレイマニ殺害の意思決定のプロセスにおいて、議会を無視したとして怒りを表明している。トランプのスレイマニ暗殺計画に関する意見は共和党間でも分裂している。

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