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Cruz and Cornyn stand by Trump on pepper balls and church photo op ...By   Dallas Morning News

トランプ大統領は1日、大統領補佐官、報道官、彼の娘イヴァンカ、娘婿クシュナーなど他の側近を伴いホワイトハウスの向かい側にある聖ヨハネ司教教会を訪れた。トランプのこの行動は超党派の議員、教会関係者、過去のペンタゴンの当局者らの怒りと批判の対象になっている。政治的目的により、化学物質を利用し、ホワイトハウスの近辺にいた平和的な抗議者に対して、小規模の軍事武力を行使したトランプ政権に対して、辞職する事を公表した人物がいる。彼は平和的な米国民に対して、大統領がキャンペーンのため、武力を行使したことが憲法の精神とアメリカ人に有害である事を強調し、軍隊を派遣すると脅したトランプの行動を阻止する為、自身の宣誓を遵守するべきであるとの警告の手紙を国防省長官マーク.エスパーに送った。3日の今日、その努力の甲斐があった驚きの展開になっている。更に、特に抗議者が歓声をあげるニュースが伝えられている。

トランプが訪問した教会は歴史的に重要な名所である。1800年代初期の時代から「大統領が崇拝」してきた歴史的な教会として知られている。トランプが抗議の真っ最中、通路を強制的に開けてまで、教会を訪問した目的は祈る為ではなかった。1日、抗議者らはホワイトハウスの近辺で、ジョージ.フロイドの殺害に対するプロテストを行っていた。トランプは近辺の教会に向かう前「法と秩序の重要性を強調」するスピーチを披露した。彼がスピーを行っている頃、機動隊は煙を出す何らかの化学物質又はガスを利用して、ホワイトハウスと教会の間の通りから平和的なデモ参加中の大群衆を追放した。その後トランプと少なくとも10人の側近全員は徒歩で、向かい側の教会を訪問した直後に教会の外側で撮影した。

その煙から逃げる光景の動画は3日、ニューヨーク.タイムスがトップに掲載している。31日までには、ホワイトハウスの前で大勢の抗議者らが連続的にプロテストを行っていたため、トランプは地下室に隠れていたと報道された。その弱いイメージを撤回するため、「軍隊をアメリカの都市に送る」事も含めて「彼は強靭性を実証するためのより個人的な方法を考え出した」が「娘のイヴァンカに促されて、個人的な方法を考えた」という。それは、ラファイエット.スクエアを渡って「前夜の火事で被害を受けた教会まで行進する」ことであった。その前に、司法省の長官ウィリアム.バァーは個人的にチェックするため、ホワイトハウスの門を出てた時、彼は抗議者がまだ広場の北端にいることを発見した。大統領が聖ヨハネ教会にたどり着くためには、彼らを追い払う必要があった為、バァーは彼らを解散させるよう命じた。

A Walk Meant to Convey Grit Evokes Trump's Dark Side Instead - The ...                      6月1日:化学武器煙に直面ホワイトハウス前の抗議者  By   The New York Times

その後、ホワイトハウスは「何世代」にも行われたことがない「暴力の爆発」を起こした。動画は、平和的に抗議を行っていた人々が比較的に冷静な態度で退去し始める様子を描写している。予期されていなかった「教会への意外な行進」に備えて、トランプは、ローズ.ガーデンのカメラの前に行き、自分自身を「法と秩序の大統領」と呼び、全ての平和的な「抗議者の同盟者」であると宣言した。機動隊員と騎馬警官隊は、ある種の化学スプレーによる煙と閃光の手榴弾を利用した。トランプは教会内に入るとすぐ、イヴァンカはバックからバイブルを取り出し、「厳しい顔」をしたトランプに渡すと、彼は聖書を右手に持っているポーズを撮影した。「その結果、トランプが意図的に広場を横切って歩き回った写真は、長年抱いていた強さを投影したいという願望」を満した。彼の再選キャンペーン.チームのメンバーは「要塞に無事に戻った」直後Twitterのホームページに投稿した。トランプは「もっと権威主義国」のリーダーを思わせるイメージを呼び起こしたが、「長い間、海外の強者、いじめ、支配する彼らの能力に羨望を表明してきた大統領は気にしなかった」とタイムスは述べている。

しかし、この行動は結果的に彼の一部の仲間の共和党議員、教会の指導者らに批判される結果になった。平和的に何の「脅威も見られなかったアメリカ人に対する武力の使用」に驚き、すべてが「白人の顔を特徴とする写真の機会と見なされた行動を促進する」ため、信じられない事態が発生した。一部の民主党上院議員は「ファシスト」や「独裁者」などの言葉を使用して大統領の言葉や行動を説明した。ワシントンのマリアン.エドガー.バッド司教は、事前に協議されていなかったが、人種差別に対する抗議への抗議を自慢する政治的背景として、彼女の教会の1つを使用することに「憤慨」したと述べた。一部のホワイトハウスの役人でさえ、大統領の側近が「有色人種を一人も含むことを考えていなかったことに落胆した」と非難した。ワシントンDCのムリエル.バウザー市長は2日、トランプの行動に怒り「アメリカ人に対するアメリカの都市の通りで軍隊が使われるべきだとは思いません。それはショーのために行われるべきだとは絶対に思いません」と述べ、「連邦政府が市の警察を乗っ取る」考えに強く反対し、抵抗すると公約した。マーク.エスパー国防長官と共同事務局長のマーク.マイリーは「抗議者の解散や大統領が計画している写真撮影について事前に知らなかった」と軍事関係者に伝えた。撮影のために教会を訪問したエスパー国防長官の姿はカメラに捕らえられた。

トランプは翌日(2日)にメラニア夫人と教皇ヨハネパウロ2世を称えるD.C.の施設を訪問した。ワシントン大司教ウィルトン.グレゴリーは「すべてのカトリック施設は宗教的原則に違反するような方法で、非常に悪用され、操作されることを許すのは不可解であり、私たちが同意できない人も含めて、すべての人々の権利を擁護するよう求めている」とし、「困惑し、非難します」との声明を公表した。グレゴリーは「聖教皇ヨハネ.パウロ二世は、人間の権利と尊厳を熱心に擁護しました。彼の遺産はその真実を鮮明に示しています。彼は、礼拝と平和の前での写真撮影の機会のために、催涙ガスやその他の抑止力を使用し、沈黙させたり、退散させたり、脅迫したりすることを容認しないでしょう」と述べた。ワシントン.ポストによると、カトリック司教は一般的な問題についてより広く話すが「グレゴリーのような誰かがトランプについて、特にそのような厳しい声明を出すのは珍しい」ことである。

トランプの論争的な行動は政治家や宗教指導者に批判されただけではない。国防科学委員会のメンバーであるジェイムス.ミラーは、マーク.エスパー国防長官が宣誓に違反したとして、長官に抗議し、辞表するとの手紙を送った。ミラーは、エスパーに宛てた手紙で「2014年の初めに理事会に参加した時、政府の次官補を政策担当国防長官に任命した後、「米国憲法を支持し、擁護する」という公約を含め、真の信仰と忠誠を負うために貴方がよく知っている宣誓を再度行いました。貴方は、国防長官に就任した2019年7月23日にも同じ宣誓を行いました。2020年6月1日、月曜日、私はあなたがその誓いに違反したと信じています。 ホワイトハウスのすぐ外で、法を守る抗議者たちは催涙ガスとゴム弾を使って解散させられました。安全のためではなく、大統領の写真撮影の道を開くためです。その後、あなたはホワイトハウスからセント.ジョンズ.エピスコパル教会まで歩いて、トランプ大統領と一緒に写真を撮りました。月曜日夜のトランプ大統領の行動は法律が忠実に実行されるように注意を払う事と、憲法修正第1条に基づき、人々が平和に集結する権利を守るという彼の誓約に違反しました。あなたはトランプ大統領のこの恐ろしい武力行使の指示をやめさせることが出来なかったのかもしれませんが、反対することを選択することは出来たでしょう」と書いている。 又、「エスパー長官、あなたは長年にわたり、陸軍長官として、そして現在国防長官として、現役および予備軍の任務において立派に務めてきました。懸念する市民として、そして軍隊を深く気にする元国防高官として、私はあなたの将来の行動と、将来の言葉の両方を注意深く検討することをお勧めします。たとえば、月曜日に州の知事に対して「戦場を支配する」必要があるという貴方の提案を文字通り解釈する人もいます。私はあなたが米国を「戦闘空間」と見なし、あるいは私たちの市民が「支配される」必要があると信じているとは思えません。そのような言語は非常に危険なシグナルを送ります」と書いている。

Defense Secretary Mark Esper says he had NO IDEA he would be in ...By    Internewscast

ミラーは辞職してまで、軍隊を派遣すると言ったトランプとトランプの命令に服従する可能性があるエスパー長官に対して、その行動は「憲法を弱体化させ、アメリカ人に有害である」と警告した。ジェイムス.ミラー(1959年8月生まれ)は、ハーバード.ケネディ.スクールのベルファー科学国際問題センターの上級研究員である。2012年2月から2014年1月まで政策担当次官補であり、当時の国防長官であるレオン.パネッタと次期長官にも助言を提供した。2000年に、優れた公共サービスに対して国防長官勲章を授与された。彼は2020年6月2日に、上記の理由で国防総省の防衛科学委員会を辞任した。威厳と宣誓を遵守する高い意識のあるミラーのような人々は米国政府に多数存在する事を再度知る機会になっている。しかし、トランプ政権下で、ミラーのような威厳と誠意を意識する人物は次から次にホワイトハウスから去るという前代未聞の人材喪失がある。その一人であり2019年1月に辞職した前国防長官ジェイムス.マティスは今日、トランプは国を分裂させようとしていると激しく批判したことが報告されている。結局、1日にホワイトハウスで平和的に抗議活動に参加していた人々は退散したが、退散事態はトランプの一時的な成功に過ぎない。強い大統領である事をアピールするためのトランプのショー.ビジネスは、逆効果であり、酷い失敗に終わった。結局、3日国防総省はアメリカの抗議者に対して軍隊を派遣する必要はないとの決定を公表した。更に、ジョージ.フロイドの殺害に共謀した他3人の警察官も告訴された為、ほとんど前例に見られなかったこの司法当局の動きは、抗議者の願いが一部叶ったことになる。先日、フロイドを窒息死させた警官は三級殺人で告訴されたが、もっと厳しい二級殺人になる可能がある。抗議者らは、警察の変革を求め続けているが、それはオバマ前大統領が述べた通り、米国社会全体が政治的に地域社会を改革しなくてはならない。それは長年眠っていた課題が2020年の大統領選前に目覚めた事を示唆している。

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