カリフォルニア州の脅威的な火災

　　サンタ.ローサ

ワインの名産地ナパ郡及びソノマ郡で日曜日の夜から月曜日にかけて発火した火災は、空気が乾燥しているため驚異的なスピードで広がっているようである。カリフォルニア州の火災局Cal Fireは2万人以上の人々が避難し、最初一部はほとんど気づかなかったと報告した。ジェリー.ブラウン知事はナパ、ソノマ、ユバ3郡の緊急事態を宣言した。

今夜8時頃ソノマ郡保安庁は、月曜日の午後までに火事に関連した死亡は7人であると報告した。加えて、ナパ郡のアトラス火災で2人が死亡した。メンドシーノ郡のレッドウッド.バレー火災で1人が死亡した。 地元の病院は怪我または火傷した人々を治療している。Cal Fireによると、北カリフォルニア州の15以上の火災で少なくとも1,500の構造物が破壊され、総73,000 エーカーを燃焼している。サンタ.ローサのタプス火災は35,000エーカーを燃やし、住民及び2つのサンタ.ローサの病院は避難した。ナパ郡住民にはカリストガ.フェアグラウンズ、ナパ.バレー.カレッジ、およびクロスウォーク.コミュニティ教会の3つの避難所があるが、当局は満員であると報告した。茂みが燃えているためアナハイム.ヒルズで避難命令が下された。91高速道路の東側は再開した。

上：火災前のサンタ.ローサのコフィ.パーク、下：火災後

今夜11:30過ぎの時点でも死亡者は合計10名であると報告されたが、その数は増えると予想されている。火傷、負傷、煙の吸入、息切れなどの火災に関連した健康問題のため100人以上の人々はナパとソノマの病院で治療を受けている。カリフォルニア州南部のアナハイムにある野火は約5,000エーカーに燃え広がり、少なくとも6つの建物を燃やした。山火事は毎年発生するが、サンタ.ローサで住宅地が全焼するようなケースは稀である。